サッカー観戦日記

2023年08月16日(水) 西医体準々決勝 金沢大学−藤田医科大学

西医体準々決勝
金沢大学−藤田医科大学
8月16日 堺S15 10時 人工芝 台風一過後 強風

西医体は西日本の医学系学生の大会である。数年前、天皇杯に山形県代表として山形大医学部サッカー部が全国大会に出場したことがある。県大会決勝の相手は山形大サッカー部、もちろん全学の、だった。医学系サッカー部というのは6年制だが、勉強に追われて普通のサッカー部より練習環境は厳しい。高校までなら超進学校サッカー部といえども練習時間毎日2時間弱くらいは時間があるが、大学ではそれすら厳しかったりする。そういう学生たちが交流の意味合いを兼ねて予選なしで戦う大会である。その準々決勝、金沢大学対藤田医科大学の試合が堺S15で行われた。大会の当番校が阪大のため、大阪開催なのである。

で、ゲームは大阪府1部リーグ程度か、ややそこでは下のほう、という印象だった。藤田医科大が黄色のユニでキーパーが黄色と黒など、それはアリか?と思ったが。

試合は前半金沢大が先制。しかし後半、藤田医科大の右クロスに台風の影響で風が強い中、金沢大DFが頭を前に出し頭突き的にクリアしようと思ったら風でボールが曲がり手に当たってハンドでPKで同点。1−1。しかしアディショナルタイムにコーナーから金沢大が勝ち越し、2−1で勝利した。金沢大のエース7番はドリブラーで技術とスピードがあり、プリンスリーグでも問題ないレベルだったが、返して言えば彼が際立つというのがほかの選手の力量といったところか。まあ天皇杯本大会の中継でパスをつないだ山形大医学部のようなレベルはめったにないということか。


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T.K. [MAIL]