サッカー観戦日記

2015年05月16日(土) サンライスリーグ 高田−神戸FC V神戸ーセントラル G大阪ーC大阪

朝の雨の影響でピッチ状態がイマイチで、比叡山の上のほうには靄がかかっている。

サンライズリーグ
ディアブロッサ高田 U−15−神戸FC
宝ヶ池 人工芝  曇り 9時30分

高田           神戸
−−−十五−−四番−−− −−−十七−−十一−−−
−−−−−−−−−−−− 九番−−−−−−−−十二
二二−八番−−六番−十一 −−−二番−−十番−−−
十三−五番−−三番−二番 十八−二九−−五番−六番
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−

雨の浮く人工芝の上、高田はドリブルもショートパスも通じず、神戸FCが10番が左足で素早くサイドに展開し、12番が快速で突破する。神戸FCのシンプルなサイド攻撃が機能。19分、神戸、6番の右クロスを故意に倒し、高田4番に警告。左80度20mFKを9番右上を狙うがキャッチ。25分、高田22番→7番。39分、神戸18番の18番左フィードに17番がペナ内で倒されPK。これを9番が左隅に決めて0−1。高田6番はライトと呼ばれていてデスノートの夜神月を思わせる(笑)。40分ハーフの前半終了。

後半に入る。47分、高田、8番が豪快に中央突破、8番が左隅に叩き込む。1−1。この時間帯から少しずつ選手交代を交え、ピッチの水も上がり、高田がドリブルを始める。一方の神戸FCも中を使い始める。67分、神戸FC、9番が高田GKと1対1、止められる。そして72分、高田、シンプルに裏を取り11番が1対1を左スミに決めて2−1と逆転。37分、神戸FC11番が1対1を迎えるが高田GKセーブ。結局2−1で高田が勝利した。

総じてやや神戸FCペースも2度のGKとの1対1を止められていては勝てない。12番の右突破、10番の左足の捌きは見事だった。高田にとっては苦手なピッチ状態だと思うが、長いボールも交えて上手く対応した。




サンライズリーグ
ヴィッセル神戸アU−15−大阪セントラル
宝ヶ池 人工芝  曇り 11時20分


V神戸           セントラル
−−−−−十番−−−−− −−−七番−−十一−−−
−十一−−十四−−六番− −−−−−−−−−−−−
−−−八番−−九番−−− 五番−八番−−六番−十三
五番−四番−−十三−三番 四番−十番−−十二−二番
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−

力の差がありすぎて双方の力量が判らない。セントラルはロングボールやハイクロスが多いが、フィジカル重視の攻撃はフィジカルに優るJ相手では厳しい。5分、神戸、左パスを8番シュート。1−0。17分、神戸、左に開いて受けた10番がカットインからミドルを叩き込む。2−0。神戸6番は左足でカットイン、逆にタテに突っかけて右足右クロスなど奮闘。26分、右CKで6番のキックをファーで5番がヘッド。3−0。28分、6番がペナ内で突っかけて倒されPK。自ら決めて4−0。32分、神戸、6番が右足で右クロス、ファーで11番ヘッド、決まって5−0。前半5−0。

後半も得点経過のみ。44分、9番がいきなりロング、左上隅に決めて6−0。66分、神戸、3番の右クロスをニアで7番ボレー、7−0。結局7−0で神戸が圧勝した。




サンライズリーグ
ガンバ大阪ジュニアユース−セレッソ大阪U−15
宝ヶ池 人工芝  曇り 13時10分

G大阪          C大阪
−−−十一−−十番−−− −−−十五−−九番−−−
−−−−−−−−−−−− 十二−−−−−−−−八番
十四−七番−−六番−八番 −−−四番−−二十−−−
二番−四番−−五番−十三 七番−六番−−三番−十一
−−−−−一番−−−−− −−−−−二一−−−−−

立ち上がりからC大阪ペース。しかしG大阪1番はハイボールの処理が安定していて声も出るなかなかの好キーパー。C大阪の21番は積極的に前に出るタイプのGKだが時折ミスも見られる。G大阪5番は落ち着いていてカバーも速い。4番は高い。C大阪CB3番は素晴らしい寄せの鋭さを見せ、1対1に強い。そしてG大阪はC大阪4番のロングフィードを警戒してチェックが厳しい。C大阪は相変わらず8番の両足多用のドリブルや鋭いターンを軸とした攻撃を見せる。18分、G大阪5番に警告。ミスをしてC大阪15番に奪われ引っ張った。20分、C大阪8番がカットインからシュートはGKナイスセーブ。決定機。G大阪は6番が下がってゲームを作り始める。30分、C大阪8番カットイン、シュートは上に外れる。決定機。36分、G大阪、FKをC大阪GKパンチ。38分、G大阪のDFのミス、9番が1対1もG大阪GKが冷静に止める。超決定機。前半は0−0で終了。

後半は開始いきなりG大阪11番シュートもブロック。決定機。46分(40分ハーフ)、C大阪8番がタメて11番、右クロスに12番ヘッド。1−0。C大阪は両サイドバックの守備面での強さをみたかったが、このゲームも押していて守備能力がイマイチわからない。レフティー7番も余裕で持ち出すシーンが目立つし。48分、C大阪GKキックミス、G大阪7番無人のゴールを外す。超決定機。C大阪のGK21番はキックのミスがたまにある。51分、G大阪2番の左クロスを11番トラップポストプレーで誰か突っ込んで倒れるも明らかにPKでない。53分、C大阪15番が落とし12番シュート、外れる。超決定機。60分、G大阪8番→23番。63分、C大阪9番タメて11番右クロス、15番前全開でのペナ内シュートを2回GKに当てる。超決定機。26分、G大阪11番→18番。66分、G大阪23番が裏を取りシュートはGKセーブ。超決定機。68分、G大阪23番から10番へ、1対1も正面。超決定機。34分G大阪2番→19番。80分、C大阪3番が持ち上がり15番シュート、決まって0−2。44分C大阪、カウンターから10番から14番へ、決まって0−3。試合終了。

両者超決定機を外しまくり、どっちに転んでもおかしくない内容だったが、ゲームを支配していたのはC大阪だった。やはり今年の関西では1番強いのではないか?ただポカで勝負を落としそうな怖さはある。

C大阪8番鈴木君について。左足を軸に両足を駆使した突破力、鋭いターン、FKは大きな武器だった。細かい局面にこだわる癖はあるが、無理に矯正せず、大きく育ててほしいと思う。スピードがあれば16歳の時に豊田国際で観たメッシを思い出させる。シュート精度もあるが、もっと磨いて、右からカットインしたときのシュートレンジを広げてほしい。かなりの逸材だ。


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T.K. [MAIL]