| 2015年04月13日(月) |
プレミアリーグWEST第1節 京都橘ー大分（４月１１日分第２試合 ） |
第2試合は昨年どん底から巻き返し奇跡的にプレミア残留を果たした京都橘と、西川や清武を日本代表に輩出するなど、育成の名門としてプレミアに昇格してきた大分。京都橘はよく見るとユニフォーム・スポンサーがついている。高校史上初？胸が東京西川、背中はびわこ成蹊スポーツ大と同じくＡＩＲ、パンツにキリン。学校側の理解が凄い。進歩的な高校なのかな？むろん高体連の大会ではダメだが。
プレミアリーグ第１節
京都橘高校−大分トリニータＵ−１８
堺Ｓ１ １３時３０分 ピッチ良 曇り
京都橘 大分
−−−堤原�◆飮鈎罩 檗檗 檗檗歙�原−−吉平翼−−
−−−−−−−−−−−− −宮地−−−−−−鷺原−
坂東−稲津�◆歔蠻廊仝点遶 檗檗欖篥帖檗盜焼�−−−
河合�／絨罩◆歉�川−�靄椨�戸高��吉平駿−中畑��宮原
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京都橘 監督：米澤一成
ＧＫ １ 矢田貝壮貴 183/77 98/06/11 ＦＣ平野
ＤＦ １０ 小川礼太 174/67 98/03/08 京都サンガ
１３ 水井直人 174/62 98/12/15 京都ＦＣ長岡京
１６ �靄槝卒� 182/67 98/05/30 セゾンＦＣ
１９ 河合航希 166/65 99/07/31 京都サンガ
ＭＦ ５ 稲津秀人 165/58 98/06/25 宇治翔ＦＣスポーツ少年団
１７ 相馬唯人 172/62 99/06/04 京都サンガ
２４ 古川隆輝 172/55 99/07/07 宇治ＦＣジュニアユース
ＦＷ ９ 坂東諒 168/58 97/08/23 ＲＥＳＣ
１８ 堤原翼 170/65 98/04/24 ＦＣグリーンウェーブＵ−１５
２５ 山中啓生 173/63 99/08/23 京都ＦＣ長岡京
リザーブ
ＧＫ １２ 田中智也 180/76 97/09/28 京田辺市立大住中
ＤＦ ２ 松島佑 162/57 97/04/06 天理ＦＣ
３ 早川宙世 176/62 97/06/13 奈良ＹＭＣＡ ＳＣジュニアユース
ＭＦ ２９ 梅津凌岳 171/57 99/05/05 ガンバ大阪ジュニアユース
ＦＷ １１ 駒侑弥 173/63 97/09/16 Ｗｉｚａｒｄｓ ＦＣ
１４ 足立聖弥 170/60 97/04/20 Ｗｉｚａｒｄｓ ＦＣ
２２ 岩崎悠人 170/64 98/06/11 彦根市立中央中
大分 監督：山崎哲也 前所属なしは大分トリニータＵ−１５出身
ＧＫ １ 真木晃平 184/79 98/07/31 ハジャスＦＣ
ＤＦ ３ 戸�盥丗繊 �176/68 98/07/06
４ 中畑雄太 180/70 98/06/01 別府ＦＣミネルバ
１４ 宮原太一 169/63 97/08/07
２７ 吉平駿 172/68 98/01/05
ＭＦ ５ 江頭一輝 179/71 97/05/13 クレフィオ山口ＦＣ
７ 鷺原拓也 173/64 97/05/24 サウーディＦＣ
８ 浅原直弥 170/64 97/08/14
１０ 宮地裕二郎 165/58 97/06/21
２９ 岩田智輝 175/72 97/04/07 大分トリニータＵ−１５宇佐
ＦＷ ９ 吉平翼 172/69 98/01/05
リザーブ
ＧＫ １６ 谷井悠也 178/68 98/04/09 ＦＣリフォルマ
ＤＦ １７ 長坪優希 167/60 97/06/26 Ｖファーレン長崎Ｕ−１５
２８ 脇田雄真 161/56 97/05/24
ＭＦ ６ 野尻陸生 171/63 97/10/14
１１ 大串収亮 169/60 97/04/15 長崎ドリームＦＣ
２０ 野上拓哉 174/60 98/11/29
ＦＷ １３ 岡将大 177/68 97/09/08
吉平駿と吉平翼はおそらく、というか明らかに双子だろう。岩田はトップ経験もある有名選手。
大分が立ち上がりから一方的に支配する。ブラジル式の４−４−２で両サイドバックが高い位置を取り、㉙岩田が下がり目のボランチで最終ラインをケアし、浅原が下がって受けてトップ脇的なポジションを取り、攻撃的ＭＦは絞って中から崩し、サイドバックの上がるスペースを作る。下級生主体の京都橘は昨年の2枚看板、ＧＫ谷田貝はスタメンだが、日本高校選抜帰りのエース岩崎はベンチで、後半勝負に持ち込むため、前半はひたすら耐えるサッカー。京都橘は頭角を現してきた頃は徹底的に支配するサッカーだったが、大舞台で揉まれるうちに、実戦的なサッカーになってきた。必死に守備を頑張り、下級生も体を張る。ＣＢ小川は昨年はロングスローが印象的なサイドバックだったが、上半身の強さはＣＢでも活きている。守備もこのレベルでは厳しいものの必死に奮闘。とは言え京都橘はバックラインがバラバラな感がある。１１分、大分㉙岩田が上がり�Ш躙兇�右クロス、ファー至近距離ででフリーの��宮地は好トラップからシュートもＧＫ谷田貝セーブ。超決定機。１４分、京都橘��小川のパスミスを�Ш躙競�ットから裏の��吉平翼へ、ペナ内右シュートは左に外れる。決定機。１７分、大分、快速右サイドバック��宮原が右クロスを�╂�原至近距離からヘッドも矢田貝スーパーセーブ。超決定機。大分㉗吉平駿は上背はないが身体能力が高く、高さがある。それはＦＷの��吉平翼にも言える。京都橘��坂東はちょっといい突破を見せる。しかし例年下級生を早い段階で使う京都橘だが、今年の下級生はあまり目立たず、目立つのは二人の３年生や矢田貝といったビッグネームで、１年生はミスが目立つ。２１分、京都橘㉕山中がカウンターからＤＦと１対１も突破できない。というか、全く抜ける気がしなかった。２４分、大分��吉平翼が右クロスに��宮地がヘッドも右に外れる。大分の�╂�原はいいターンを見せる。㉙岩田はサイドチェンジが安定していて両足で蹴れる。�Ш躙兇呂いぅ疋螢屮襪�あるし��宮地はキープ力と決定的なパスがあり、まさにブラジルの１０番といったタイプである。３０分、大分�Ш躙兇�ら��宮地へ、リターンは大分パスカット。３３分、大分、��宮原が高い位置で持ち、��吉平翼が右に開き受けて�Ш躙兇�スルーして�╂�原シュートも正面。決定機。４３分、京都橘��水井に警告。ラフ。結局前半は０−０で終了。
前半シュート数は０対６、ＣＫ数０対３、ＧＫ数７対１、オフサイド数０対０、クロス数０対６、ファウル数４対７、ＦＫ数１対０。全ての数字が大分の一方的な攻勢を示す。かつての勝負弱い京都橘なら耐えきれなかっただろう。力の差は歴然としている。しかし必死に粘る京都橘に伝統校的な強さを感じた。
ハーフタイムで京都橘㉕山中→㉒岩崎。エース投入である。スピード・技術・ボディバランスが一級で単独でゲームを決められる逸材である。大分は予想していたのか、後半開始直後に快速右サイドバック��宮原を岩崎にマンマークにつけて、他の二人がゾーン的な３バックに変更。それに伴い右ウイングバックに�Ш躙兇�入り�╂�原が下がり目な３−４−２−１に変更。なおボランチは時間帯によって㉙岩田の方が攻撃的な時もある。４８分、大分��吉平カウンター��宮地フリーも�Ш躙兇暴个靴謄�ットされる。５０分、大分、カットから㉙岩田が右を上がり�╂�原から��宮地が合わせるも左に外れる。超決定機。５１分、京都橘カウンター、��坂東から中央が空いて�可藐兇�フリー、ＧＫとの１対１を真木の脇を破り１−０とまさかの先制！しかし５２分、大分、右ＣＫ、��宮地のキックを��吉平翼がニアでヘッド、逸らしたボールが左ポストに当たり、跳ね返りを�╂�原が押し込む。１−１。５５分、大分�Ш躙兇離好襦璽僖垢豊�宮地、いい受け方をするが詰まる。５７分、大分、��宮地から�╂�原へ、ＤＦとの１対１をかわしてシュートも右に外れる。ワンタッチあったようで右ＣＫ。これを��宮地が蹴って�ス焼�ヘッドも上に外れる。５８分、京都橘の右ＦＫに大分ＧＫ真木がいいキャッチ。真木が技術的に安定している一方前に出るタイミングは怪しく、失点シーンも中途半端だった。身体能力は高いし、相当な逸材と思うのだが。大分は��宮原がマークに専念するようになって、守備では岩崎に仕事をさせない一方、攻撃が薄くなった。大分、右ＣＫ、右クロスに�８郵皀悒奪匹皀屮蹈奪�。６６分、大分右パスを��宮地のスルー、左の�８郵皀侫蝓璽轡紂璽箸盂阿后Ｄ況萃蟲 ５�都橘�荏蠻連���足立、６９分、大分㉙岩田が得意のミドルパス、��吉平翼が裏へ飛出し、ＧＫと１対１も矢田貝スーパーセーブ。超決定機。７１分、京都橘��坂東→㉙梅津。Ｇ大阪出身で梅津という名前は気になる。７４分、大分㉙岩田のスルーパスが��吉平翼へ通り掛けるが��小川カット。少し痛む。８０分、大分、��吉平翼の浮き球左クロス、ペナ内��宮地がフリーだったがトラップミスで逸機。決定機。８２分大分�╂�原→��岡。京都橘㉔古川→�Ａ畧遏�８５分、京都橘�胃惜棧���駒。８８分大分、��宮地の右ＦＫは上に外れる。９０分、㉙岩田のスルーパスは矢田貝は飛び出してキャッチ。９１分、大分��吉平翼のスルーパスは��宮地に通らす。結局１−１でタイムアップ。終了直後笑顔でハイタッチをかわす京都橘とうなだれる大分がこのゲームのすべてを物語っていた。
後半シュート数は３対８、ＣＫ数３対４、ＧＫ数５対１、オフサイド数０対１、クロス数２対５、ファウル数３対４、ＦＫ数２対２。やはり後半も大分ペースだったが、岩崎を警戒せざるを得ないために、攻撃の圧力が減ってしまった。
大分は面白い選手が多かった。岩田はトップ昇格するのではないでしょうか？攻守に能力が高く、キックの質もいい。周りもみれてクレバーでゲームが読めた。宮地はもう少し体格とか身体能力があれば、とは思うが上手い。吉平翼は相手ＧＫが矢田貝じゃなければ何点取っていたか。宮原は前半の圧倒的なオーバーラップと後半の守備力。トップ昇格候補２番手と思った。ＧＫ真木も逸材だが、今後の成長次第。こういうタイプは大学経由で伸びることが多い。
京都は明らかに矢田貝のチームだった。だれが見ても矢田貝の活躍で勝ち点を奪った。岩崎はほぼ完封されたわけで、チーム力の差から言って仕方ないが、ボールがないときの動きに工夫がほしかった。とは言えまだ２年生。小屋松のレベルを狙える選手。
公式記録
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