2015年02月28日(土) |
練習試合 G大阪ユースー札幌ユース |
練習試合 ガンバ大阪ユース−コンサドーレ札幌U−18 15時 ガンバグラウンド 人工芝 晴れ
G大阪 札幌 −−−武田−−小田垣−− −−−十八−−二九−−− −食野−−−−−−大原− −−−−−−−−−−−− −−−芝本−−吉岡−−− 十九−八番−−二三−二七 初瀬−松岡−−川浪−山中 二五−二四−−十三−十五 −−−−−渡辺−−−−− −−−−−四十−−−−−
札幌は昨年のプレミアと同じとして表記するが、全く当てにならない。 G大阪 GK 29 渡辺健太 DF 11 山中海斗 15 川浪龍平 4 松岡秀平 14 初瀬亮 MF 5 吉岡裕貴 26 芝本蓮 25 大原俊輔 21 食野亮太郎 FW 13 小田垣旋 29 武田太一
札幌 GK 40 DF 15 按田頼 13 川尻龍司 24 小園悠馬 25 高野大 MF 27 山田優介 23 鈴木理久 8 杉山雄太 19 久保田成悟 FW 29 菅大輝 18 本塚聖也
札幌は後方でのボール回しが多く、ドイスボランチがともに下がって足元で受けたがるタイプなので、FW陣までの距離が空き、サイドハーフも開き気味で、FWがスペースを狙うが、G大阪も慎重に守り、隙を与えない。ドイスボランチはともに持ち味を潰し合い、片方が上がって角度をつけたパスだとか、前線への飛び出しもなく、丹生圧の攻撃を繰り返している。8番も23番も足元・パスの精度とも抜群なのだが。18番は裏・サイドへの流れ・下がってのギャップ受けとスペースを見つけるセンスは抜群。守備陣はG大阪・武田の高さ・強さに圧倒されている。守備に実戦感覚の無さを感じる。たまにリズミカルな細かいパスワークを見せるが、最後はG大阪の守備に引っかかる。G大阪は攻撃的MFが中に絞り、サイドバックを押し上げる。山中は抜群のスピードだが切り返しては奪われる。そのままタテに行けばいいのに。大原はスペースを見つけるのが上手いがコンタクトプレーがまるで弱い。食野は判断力抜群だが、クレバーなプレーを意識しすぎて、自分で決める意識が薄い。武田は圧倒的な高さとパワーでゴール前を支配。24分、G大阪、山中のアーリークロスを武田落とし、小田垣が流し込む。1−0。32分には小田垣がフォアチェックから奪い左足でクライフターン、右に持ち替えシュートはバー。44分には武田が左に流れ、GK外し左クロスを中でシュートは外れる。決定機。前半1−0。
後半札幌は27番→22番がFW、29番が右ハーフ。29番は速いし、サイドでも生きるタイプ。レフティー。55分(45分ハーフ)、19番が中に絞ってからのフィードに18番が裏を取りGKと1対1はセーブされる。超決定機。65分ころから札幌が次々と選手交代。機能不全となるが覚悟の上だろう。G大阪は左コーナーから札幌の選手にのしかかり打点の高いヘッドがゴールに突き刺さるが、ファウルでノーゴール。83分、G大阪は食野がフォアチェックでカット、1対1を持ち込み左隅に流し込む。2−0。89分にも食野が左深くから次々突破、マイナスクロスは合わず。超決定機。結局2−0でG大阪が勝利した。
この時期のテストマッチらしい、ミスが多くかみ合っていない内容。両GKはノーミスで安定していた。札幌23番鈴木は中学時代の観戦だが、オールドタイプのゲームメーカーという印象は変わっていない。進化しないと上のレベルでは厳しい。G大阪はアグレッシブに仕掛けたが、札幌は攻守とも1対1では勝てなかった。攻めは薄く、攻撃は極端だった。とにかく試合勘に欠けている印象。雪国で4月までの何とかなるのだろうか。DF陣も連携不足でスペースを空けてしまったのはともかく、個人能力で武田に歯が立たなかったのは大きい。とにかく、1か月でなんとかしなければ。
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