サッカー観戦日記

2014年08月11日(月) 総理大臣杯2回戦 流経大−福大 高知大ー関学大

総理大臣杯全日本大学トーナメント2回戦
流通経済大学−福岡大学
長居第2 ピッチ良 晴れ 15時30分

流経大          福大
−−−−−ジャー� 檗檗檗 檗檗飮鎌�−−薗田��−−
−中村� 盜昇筺檗歐絞櫚� −−−−−−−−−−−−
−−−冨田−−藤�◆檗檗檗\郛絖�稲葉��−木本�L釼鍬�
鈴木−田上��−今津�‥鰡鍬5泗�−武内−−中島��丸尾
−−−−−吉田−−−−− −−−−−岩��−−−−−


流経大 監督:中野雄二
GK 21 吉田一也  184・74 4年 奈良育英
DF  2 湯澤聖人  179・70 3年 流経大柏
   18 今津佑太  183・77 1年 流経大柏
    3 田上大地  177・72 3年 流経大柏
    4 鈴木翔登  184・77 4年・主将 流経大柏
MF  6 富田湧也  168・60 4年 流経大柏
   17 藤翔伍   171・59 2年 鳥栖U−18
    7 森保圭悟  164・58 3年 広島ユース
   20 江坂任   175・65 4年 神戸弘陵学園
    9 中村慶太  174・67 1年 流経大柏
FW 19 ジャーメイン良 183・72 1年 流経大柏

リザーブ
GK  1 中島宏海  180・74 3年 筑陽学園
DF 26 藤原雅斗  180・70 2年 セレッソ大阪U−18
MF 24 石田和希  168・61 1年 流経大柏
   27 塚川孝輝  184・72 2年 広島観音
   25 古波津辰希 173・67 3年 流経大柏
   30 桜井将司  185・80 2年 流経大柏
   29 渡邉新太  169・64 1年 新潟ユース
FW 11 冨樫大介  175・73 3年 鶴岡工業
   16 渡辺直輝  171・59 3年 成立学園

福大 監督:乾真貴
GK 16 岩��知瑳  185・79 2年 東福岡
DF  2 丸尾裕太  170・65 3年 札幌創成
   30 中島大貴  190・76 2年 筑陽学園
   19 武内大   182・73 4年・主将 国見
    6 弓��恭平  171・61 4年 東海大第五
MF  3 木本恭生  182・70 3年 静岡学園
   17 稲葉修土  172・70 3年 立正大淞南
    7 川上竜   177・70 2年 アビスパ福岡U−18
FW  8 野澤惇也  176・66 2年 神村学園
    9 山��凌吾  187・74 4年 玉野光南
   11 薗田卓馬  177・63 3年 鹿児島城西

リザーブ
GK  1 永石拓海  190・68 1年 高川学園
DF 28 中村崇修  176・75 2年 アビスパ福岡U−18
   20 瓜生紘大  171・60 2年 筑陽学園
MF 12 前鶴祥太  178・65 4年 神村学園
   14 田村友   185・84 4年 九国大付属
   10 瓜生昴勢  165・58 1年 筑陽学園
FW 27 中野圭一朗 169・60 3年 岡山芳泉
   22 田口光樹  177・60 3年 九国大付属
   13 岡田峻   160・55 4年 西京

流経大は湯澤・古波津・中村、福大は木本・永石が全日本大学選抜(候補含む)。流経大・江坂阪南大れプレーする江坂の兄。

さて、ゲームは極めて渋い内容となる。流経大は運動量豊富にプレスを掛けて奪ったらジャーメインを走らせるスタイル。1トップのジャーメインは流れて受けて起点となる。対する福大はロングボール主体のサッカーで流経大のプレスをかわす。長身選手が多く、中で跳ね返して木本がフィード、山��に当ててくる。徐々に蹴り合いの様相を呈する。変化はジャーメインが仕掛けるときか、木本が上がるときくらいしか生まれない。12分、福大、右クロスに�碓靈佞�ボレーもブロック。その右CK、�L數椶�ボレーも上に外れる。15分、流経大、正面30mFK、�Ю郛紊�狙うが上に外れる。25分、流経大、ジャーメインのシュートは右ポストを叩く。29分、流経大、ペナ外で江坂がダイビングで警告。30分、ジャーメインがトリッキーにヒールで落とし�Э絞櫃�素晴らしい右クロス、ファーを襲うが福大クリアで左CKに。32分、流経大、左FK、左ショートコーナーを中村がシュート、中にこぼれて�E直紊�蹴りこむ。1−0。流経大。�穏D鼎鉢E直紊魯船礇譽鵐検�カバーがしっかりしていた。福大の��山��に仕事をさせない。40分、��山��のスルーパスも足が遅くGKキャッチ。43分、�灰献磧璽瓮ぅ鵑�左スペース、切り返してマークを外し左クロスがこぼれて�影�シュート、外れる。ジャーメインは長身だがキレが素晴らしく、切り返しは単純だが深く鋭くて福大DFが交わされてしまう。前半は1−0で終了。

前半シュート数は7(5)対3(2)。GK数は2対6、CK数2対2、クロス数4対2、ファウル数5対4。若干流経大ペース。しかし戦力に劣る福大が勝つために蹴り合いを選択したのに対し、流経大はもう少し回してサイドを崩せないものか。誰が出ても同じサッカーができるのはいいけど、サッカーが単純で面白みがない。そのためかスタンドは福大人気の方が高い。まあ、新興チームは大抵嫌われるものだが。関西でも阪南大は今でこそ人気も高いが、1部昇格当初はアンチが多かった。

後半は中身も濃くなり、メモを取るシーンが増える。1分、福大、正面20mFK、ここで意表を突く�Ю郛紊�スルーパスを狙うがカットされる。4分、流経大、左FKを動かして��中村が右足で左クロス、ファーに合わず。6分、福大、左クロス��山��ヘッド、枠に飛ばず、そのカウンター�影�が左シュート。左に外れる。決定機。流経大�の詭擇枠鷯錣縫僖錺侫襦�55分、福大��薗田→��田村。11分、福大��山��ポストから��野澤クロスも��田村トラップミス。逸機。12分、福大�Φ泗�の右CKを右足で入れてファーで�L數椒悒奪匹皹Ε櫂好箸鮹,�。決定機。61分、流経大��中村→㉚桜井。65分、福大��山��ポストから左へ、�Ю郛絅轡紂璽箸肋紊乏阿譴襦7萃蟲 J‖膈Ю郛紜�㉒田口。66分、福大、㉚中島に警告。70分、福大��丸尾→��瓜生。�碓靈佞�RB、瓜生はボランチに。73分流経大�の詭擒�㉖藤原。クレバーなサイドバック。76分、福大��田村に警告。ラフ。76分、流経大�灰献磧璽瓮ぅ鵞�㉕古波津。85分、�Э絞蘗�㉗塚川。結局流経大が逃げ切る。

後半のシュート数は3対2、CK数0対2、GK数2対6、クロス数6対1、ファウル数4対6.流経大が順調に時計を進めて準々決勝に進出した。

福大は高さ以外に武器がなかった。その年の素材によりサッカーが変わるチームとは言え、変化をつける選手があまりにも少なかった。木本のダイナミックなプレーは光ったが、じっくりっ回すシーンが少なくタテに急ぎすぎる。流経大はリードしていたからいいのだろうけど、やはりタテ一本。勝負強さは感じたが、柔軟性の無さというか、画一的な選手が目立った。確かに一人一人の選手はレベルが高い。しかし今の関東だと多彩なサッカーをするチームが増えている。ハードワークだけでは今後厳しいと思うのだが。バックラインは極めて強力。福大の放り込みサッカーが通用しなかった。

公式記録


第2試合は地方国立大の雄・高知大の登場である。私は判官びいきというか、あらゆる人にサッカーをしてほしいので、関東や関西の大規模私学だけでなく、地方大学とか、国立大は比較的応援する確率が高い。高知大は教育学部の推薦があるとはいえ、偏差値が高く選手を集めにくい国立大で、しかもレベルが高いとは言い難い四国でこれほどの強さを保てるのかが謎だ。サッカーは実戦、それも公式戦を通して強くなるもの。しかし四国は松山大にせよ、愛媛大にせよ、高知大とまともに勝負できるレベルではないし、高知には有力な社会人チームもない。だから名将・野地先生がよほどいい練習をしてると思うのだが……。秩序だったプレスからのショートカウンターだけでなくフットサルの大会にも出てくるなど細かいパスワークもあり、柔軟に戦えるのも、実戦経験なしには難しい。どこかのメディアで高知大の謎を取材してほしいものだ。1回戦は4−0と楽勝している。対する関学大はエースストライカーの呉屋が出場停止である。高知大も入学直後に休学してC大阪でプレーしていた後藤寛太が復学したはずだが、ベンチにも入っていない。レフティーで高速突破からの得点力が素晴らしい選手でクレバーでもある。



総理大臣杯全日本大学トーナメント2回戦
高知大学−関西学院大学
キンチョウ ピッチ良 晴れ 18時

高知大          関学大
−−−出口−−有間−−− −−−−−池田��−−−−
−−−−−−−−−−−− −小幡−−小林��−泉−−
曽根�8凝帖檗殘鄰罅歉綸帖 檗檗歹善吻◆歃于��◆檗�
若松��西岡��−山下�V薛� 福森−井筒��−前川−原口
−−−−−亀岡�◆檗檗檗檗 檗檗檗檗歛鴫次檗檗檗檗�

高知大 監督:野地照樹
GK 21 亀岡秀平  187/76 2年 桜宮
DF  2 帷智行   178/70 3年 市立西宮
    3 山下宏輝  180/74 3年 都城泉ヶ丘
    4 西岡大志  178/72 3年 初芝橋本
    5 若松宏紀  175/65 3年 明石城西
MF 13 原田亮   166/62 4年・主将 センアーノ神戸ユース
    6 野中祐輝  173/67 4年 南山
    8 上田啓太  167/63 4年 長崎日本大学高
    7 曽根友祐  170/71 3年 清風
FW 10 有間潤   168/60 4年 宇和島東
    9 出口晋一郎 183/78 4年 豊浦
リザーブ
GK  1 福島右京  181/75 3年 小津
DF 14 長尾郁弥  166/57 2年 大手前高松
   15 南佑弥   188/74 3年 三国丘
   22 牧内將悟  178/70 2年 広島皆実
MF 20 藤井勇大  169/58 2年 三田祥雲館
   28 下園直輝  178/69 1年 東海大付属第五
   12 藤川真也  163/59 2年 セレッソ大阪U−18
FW 27 山崎一帆  170/64 1年 佐賀商
   29 勝田一秀  188/79 1年 セレッソ大阪U−18

(注:牧内はメンバー表では2年、プログラムでは1年になっている)
関学大 監督:成山一郎
GK 21 村下将梧  186/78 3年 東海大仰星
DF 23 原口祐次郎 173/64 4年 藤枝明誠
   38 前川拓矢  183/77 4年 関西学院高 
    3 井筒陸也  178/71 3年 初芝橋本
    4 福森直也  182/72 4年・主将 金光大阪
MF  6 徳永裕大  169/62 2年 ガンバ大阪ユース
    9 出岡大輝  178/72 2年 ガンバ大阪ユース    
    7 泉宗太郎  168/65 4年 桐蔭学園
   10 小幡元輝  163/58 4年 名古屋グランパスU−18
   17 小林成豪  175/65 3年 ヴィッセル神戸U−18
FW 26 池田優真  173/66 3年 作陽
リザーブ
GK 22 上田智輝  180/76 1年 京都サンガU−18
DF  2 堀尾侑司  172/62 4年 セレッソ大阪U−18
   15 岡山宗星  172/59 2年 セレッソ大阪U−18
   24 和田一真  179/73 1年 ガンバ大阪ユース
MF  8 浅香健太郎 172/68 4年 サンフレッチェ広島ユース
   11 森俊介   175/65 2年 東山
   14 福富孝也  178/63 3年 宝塚北
   18 小野晃弘  166/58 3年 藤枝明誠
DF 12 中西康太  175/68 2年 浜松開誠館

立ち上がり高知大は猛烈なプレスで関学大の出足をくじく。CF��出口が前線から追いかけまわし、ボランチで奪いショートカウンター狙い。�μ鄰罎藁篭�く正確なキックが光る。��原田は相手をよく見ていなすドリブルから好機を演出する。丁寧なパスも光った。関学は両ボランチが攻撃的な選手なのだが、ミスを連発、前線につながらない。14分、高知大�μ鄰罎�右クロスのこぼれをミドル、GK村下一歩も動けず。しかしバーを叩く。19分、関学もスルーパスから㉖池田が近距離シュートもGK亀岡がナイスセーブ。亀岡は桜宮で1年からレギュラー(もう一人アタッカーにも1年生レギュラーがいた)。国体選抜にも選ばれた逸材。高知大はフォアチェックもハーフウェイラインから自陣10mくらいに設定し、守備を固める。一つには関学の両サイド、�Ю瑤鉢�小幡が1対1では止められないこともある。関学は��出岡がボランチの位置から左足で大きく展開し、両サイドを活かす。ただ高知大がサイドを固めているので、SBは深くまで上がれず、アーリークロスを狙う。この日は福森が左サイドバックだが、フィードの良さで組み立てに加わる。小林はトップ下と表記したが、トップ脇にも近い前線のアタッカーとなっている。しかし高知大も30分、フットサル仕込みの?細かいパスワークから��原田がスルーパス、FWに合わず、GK村下キャッチ。ロスタイム、関学大・原口が右アーリークロス、�云�林は反時計回りに回転して左足トラップシュート、右に外れる。高度なバランス感覚と技術に支えられた好プレーだった。前半はスコアレスで終了。

関学は池田がポストをこなせるでなし、裏を取るにもスペースがなかった。ただ小林を上手く活かせる頭の良さは感じた。

51分、関学大、左FK��小幡(左足)、�ζ善福扮β�)が構え、徳永がいいボールを入れるもカットして左CKへ。これは小幡が左足で入れるが、GK亀岡ナイスキャッチ。更に��出岡が亀岡にぶつかってファウル。亀岡は高校のころよりもハイボールが安定している。もともと反応と足元の技術は凄かったが。58分、関学大カウンター、㉖池田がターンから裏に抜け出し右シュートも左に外れる。枠内なら亀岡が防げたし、決定機というほどではない。64分、��小幡の右CKをファーで�0翕�ヘッド、左隅に飛ぶが亀岡スーパーセーブ。ポストに当たって外れる。超決定機。さらに�な/好�ーバーラップ、㉖池田に当ててリターンを抜け出そうとするがカット。67分、高知大��出口→�監0罅�あからさまにカウンター狙いである。関学大も68分、�Ю槇���森。レフティー。同期のレギュラーMFに3人もレフティーがいた東山高校時代は主に左ハーフだったが、右に入る。スピードを活かした突破力が魅力。72分、高知大�┥綸帳�㉙勝田。1トップ、�監0罎�シャドーで��有間が右ハーフの4−4−1−1に組み替える。75分、高知大��帷から㉙勝田、再び帷に戻し、勝田へとリズミカルなパスからターン、シュートは右に外れる。決定機。76分、��有間のボールを関学大がカット、左CKへ。これをショートでつなぎ�μ鄰罎�入れる。��原田がミドル、こぼれを�監0罐轡紂璽箸眤鴫璽察璽屬靴同Ε櫂好箸鮹,�、こぼれを誰かがシュート、�Я昇�が押し込む。1−0。ここぞというチャンスで決められるのが、勝負弱いはずの地方1強の高知大の謎の強さだ。関学大は直後に㉖池田→��岡山。トップ下に入り、小林が1トップに。89分、関学大、放り込みを拾った岡山シュートもわずかに外れる。89分高知大�Я昇�→��藤川。ロスタイム4分の発表。その94分、関学大左CK,GK村下も上がって��小幡のボールがいいところに飛び、こぼれを高知大痛恨のクリアミス、ファーで待っていた��森が密集を抜けるシュート!決まって1−1.延長へ。

延長での両校の布陣を書いておこう。↓

高知大          関学大
−−−−−勝田−−−−− −−−−−出岡−−−−−
有間−野中−−藤井−曽根 −小幡−−小林−−森−−
−−−−−原田−−−−− −−−徳永−−岡山−−−
若松��西岡��−山下�V薛� 福森−井筒−−前川−原口
−−−−−亀岡−−−−− −−−−−村下−−−−−

ちなみに関学・出岡はFWが本職です。

延長開始すぐ、高知大��有間の左クロスに�Я昇�ヘッド、上に外れる。決定機。94分、関学、ハイボールに出岡が受けてターン、右足シュート右、CKへ。ショートから��小幡ミドルもカット。97分、高知大��帷の右クロスをカットした関学大カウンター、小林サイドチェンジも逸機。99分、高知大�Я昇�、いい出足から右クロスに勝田合わせるが上に外れる。決定機。延長前半はスコア動かず。

101分関学大�ζ善腹���福富。103分、��出岡→�╂�香。浅香FWの小林が左ハーフ、福富はボランチ。105分、関学大、�云�林は左サイドで二人を前にキープ、またぎフェイントで外して右足で入れる。ニアで潰れて亀岡がナイスセーブも�╂�香が押し込む。1−2。109分高知大��有間→��長尾。結局1−2で関学大が勝利した。

ポゼッションでは圧倒的に関学大だったが、サッカーでどちらがペースを握っているか、私の目安は決定機数だ。その意味では確かに互角の試合だった。ただ関学大は枠内シュートが多く、亀岡の好セーブにより高知大が凌いでいた面がある。ゴール前の精度では関学大が上だった。勝負を際どく分けたのはその「決定力」の差、言い換えれば、前線の技術と冷静さの差だったのかもしれない。とは言え、ともに優勝を狙える両チームがここで潰しあったのは惜しまれる。


公式記録


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