夏の大学日本一決定のカップ戦は総理大臣杯である。カップ戦ゆえ2部リーグ以下も参加でき、近大が関西2部から這い上がった。
総理大臣杯全日本大学トーナメント1回戦
近畿大学−新潟経営大学
キンチョウ ピッチ良 雨 15時30分
近大 新経大
−−−田中−−黄山��−− −−−斉藤�◆歟翅次檗檗�
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
刈谷�1憤罩◆歸讚 殱∧��”敕津鎮耄宗盜尚罅欹�地嶋
白岩�ヾ篥牒�−清水−山田�E鎮耆ヌ邵蝓檗鬱伐譟殘敍�
−−−−−中山−−−−− −−−−−横塚−−−−−
近大 監督:松井清隆
GK 1 中山開帆 186/76 4年 東福岡
DF 5 清水大輔 181/72 4年 センアーノ神戸ユース
4 岩田淳司 182/72 3年 東福岡
16 山田真史 175/66 3年 奈良育英
19 白岩海斗 177/69 1年 ガンバ大阪ユース
MF 10 刈谷聖哉 181/72 3年 近畿大学附属高校
22 永井大生 179/66 2年 金光大阪
6 東宏樹 174/68 1年 ガンバ大阪ユース
11 國分将 174/72 1年 コンサドーレ札幌ユース
FW 9 田中直基 180/71 4年 近畿大学附属高校
23 黄山晃宏 168/66 3年 奈良育英
リザーブ
GK 21 中前佑斗 182/72 2年 初芝橋本
DF 17 河田宏平 171/63 4年 滝川第二
34 石橋将和 178/61 4年 近畿大学附属高校
3 福井秀 181/73 3年 大阪桐蔭
MF 24 西良太 165/62 4年 近畿大学附属高校
7 布施俊樹 170/63 3年 野洲
14 東森翔太 165/56 2年 広島皆実
FW 8 藤本拓臣 170/64 1年 東福岡
13 前田拓海 166/62 1年 JFA福島アカデミー(ママ)
新経大 総監督:堀井文大 監督:杉山学
GK 1 横塚栄紀 182/78 4年 伊勢崎商
DF 2 大内康平 165/64 4年 日立商業
4 吉賀洸貴 181/69 4年 大分鶴崎
6 野崎真人 182/75 4年 高志
12 田中優 175/63 4年・主将 高志
20 根地嶋隼人 177/69 1年 横河武蔵野ユース
MF 8 田中僚 173/64 4年 アルビレックス新潟ユース
14 江井亮太 178/69 2年 清水エスパルスユース
22 冨田峻介 178/69 1年 実践学園
FW 10 中村太一 172/68 4年 常葉学園橘
15 斎藤瑤世 180/72 2年 モンテディオ山形ユース
リザーブ
GK 17 佐藤貴翔 176/75 2年 モンテディオ山形ユース
GK 21 山田達也 185/80 2年 新潟東
DF 3 金成宰 185/78 4年 韓民大
5 若原央門 182/75 2年 北越
19 橋本貫 174/69 1年 大分鶴崎
MF 18 吉田瞬 175/61 1年 帝京長岡
24 大木凌多 172/61 1年 清水エスパルスユース
16 木村陸人 178/80 1年 三菱養和SC
4分、近大、左FK、㉒永井が左足で入れる。中でこぼれクリア。右CK、㉒永井が左足で蹴り中でいったんクリアを永井が右クロス、�ダ郷絅悒奪鼻�右に外れる。10分、近大、左CK、永井が左CKを右足で蹴る中で新経大�さ伐豢イ蠑,帖�13分、近大㉒永井の右CK、左足。右利きっぽいけど両足で蹴れる。中でこぼれクリア。いいボールを蹴る。直後にも右FKを永井が左足で蹴り大外狙うがクリアで左CKに逃げる。17分、新経大、パスをつないで右CKゲット。このあたりから新経大がショートパスを何本も繋ぐようになり、リズムを作る。どうもこれは人工芝で練習してるっぽい巧みなパスワーク。全員が適度な距離感を保ちショートパスをつなぐ。近大はただ振り回されるのみ。19分、新経大、右CK。近大はゾーンで守る。大外に流れ��斎藤の左クロスを��中村が飛び込むが届かず。決定機。21分、新経大カウンター、��中村カットインシュートは左に外れる。決定機。中村はいい持ち方から突っかけるドリブル。細かいタッチで相手が触れないところにボールを持ちつつファウルを誘うような感じがあり、飛び込めない。22分、近大��田中が力強いパワードリブル、最後はカット。素晴らしいパワー。25分、新経大㉒冨田がサイドチェンジをトラップミス。このころ急に風が強くなってきてその影響があったかもしれない。この時点では雨は降ってない。新経大のパスワークがますます冴える。28分、パスワークから左に展開、��田中僚がミドル、わずかに右に外れる。決定機。30分、新経大��田中僚が右CKを右足で蹴る。31分、近大㉓黄山→��布施。ここまで黄山には全く触れていなかったが持ち味を発揮できていなかった。レフティーの高速アタッカー。得点力も高いがシュート打てず。個人的には高校時代には、大学に入れば左SBかな?と思っていたが。布施は左ハーフに入り、刈谷がトップへ。松井監督も劣勢に我慢できなかったのだろう。35分、新経大、左CKのこぼれを近大クリア。39分、近大��國分、素晴らしい加速ドリブル、最後はカットされる。40分、新経大、左CK��田中僚が右足で入れてファーでの競り合いはDFが勝つ。結局ゴールキックに。前半は0−0で終了。
シュート数4(1)対3、CK数4対6、GK数6対4、クロス数2対4ファウル数5対6。明らかに新経大ペース。近大はこのままではどうしようもないと思った。
ハーフタイム、雨が降ってくる。近大はフォーメーションを変えてくる。4−3−3。↓の通り。
近大
−田中−−刈谷−−國分
−−布施−−−−永井−
−−−−−東� 檗檗檗�
白岩�ヾ篥牒�−清水−山田��
−−−−−中山−−−−−
後半立ち上がりは新経大が布陣変更に戸惑い、膠着する。パスも回らない。しかし51分、ゴールキックから��斎藤が繋ぎ裏に出た中村がDFと1対1から独特のドリブルで仕掛けて抜き切らずにシュート、右上隅に決める。0−1。完全に中村の間合いに入ってしまい、絶対に撃たれるな、と思った。7分、近大、㉒永井の左FK、ファーに合わず。53分、新経大�┷�地嶋→㉔大木。新経大のパスに近大�ε譟▲薀佞之拗陝�正直一発退場でも仕方がない汚いプレーだった。56分、新経大、左CK��田中僚、直接狙うが上に外れる。そのカウンター、新経大GKが飛び込む。58分、近大㉒永井→��東森。いいキッカーを外すなんて、と思ったが、東森もなかなかのキッカーだった。それに永井は消耗していた。60分、近大サイドチェンジ、��布施左から切れ込み、カットされるが左CK。ここで近大�飴嚇帳�㉞石橋。この左CK、��東森の右足キックがファーに飛び、GK横塚飛び出しながら触れず白岩がフリーでヘッド、決まって1−1。横塚痛恨のミス。65分、新経大㉔大木が長いドリブルから右クロス��中村がスルーして��斎藤シュートもブロック。超決定機。更に㉔大木が右クロス、��中村がファーでヘッド、右に外れる。超決定機。66分、新経大��斎藤→�位畋次�斎藤は中村のドリブルを引き出す巧みなフリーランニングが光っていたが消耗した。と同時にこれは90分で勝負を決めに来る交代でもある。68分、新経大、右CK、��田中僚、が入れるがGKナイスキャッチ。69分、新経大㉔大木の右クロスに��中村スライディングシュート、右に外れる。決定機。70分、近大��布施→��藤本。交代選手を下げるなんて近大の機能不全がよくわかる。堺S1だったら松井監督の怒鳴り声がよく聞こえたのだろうが、キンチョウのスタンド上部には全く聞こえない。74分、新経大��江井→�6癲�75分、近大、左CK、��東森が入れて��藤本がまたぎフェイント、しかし突破できず。近大のドリブラーは黄山が快速を活かしサイドを突破するタイプで、布施が細かいタッチで狭い局面を打開するタイプで、藤本は1対1を作って大きなフェイントで外すタイプ。80分、新経大�位畋蔀罎棒擇豺�むがシュートはブロック。木村は生粋のストライカー色が漂う。右CK田中僚はまたもGKキャッチ。風雨がきつくなってきたので、蹴るのも難しい感じ。84分、新経大��大内がアーリー右クロス、�位畋璽悒奪匹眄橘漫7萃蟲 �87分、近大��刈谷、右で1対1、突っかけるがカット。新経大��大内→�ゼ禪供�89分、��田中優からペナ左の��中村へ、左クロスをペナ内に突っ込んだ木村が正確なワントラップシュートを突き刺す。1−2。結局近大1−2新経大で終了。
後半のシュート数は4(3)対8(5)、CK数2対3、GK数4対6、クロス数2対5、ファウル数4対5。まあ順当な帰結でしょう。むしろ新経大は決めるのが遅かった印象。
新経大は中村のドリブルが印象的。身体も強いし上でも見たい。CBコンビの吉賀と野崎は近大のFW陣にほぼ仕事をさせず。鉄壁な守備でしたね。そして何といっても魅惑の中盤。これほど高度なパスサッカーを北信越勢が出来るようになるとは。普通に関西学生リーグで通用するレベルでしたね。ただ走力がベースなのでフリーランニングできない状況だとサッカー自体が崩壊してしまう怖さも感じた。この日は暑くなかったけど、猛暑だったら、案外近大がワンサイドで勝ったかもしれない。
公式記録
総理大臣杯全日本大学トーナメント1回戦
阪南大学−札幌大学
キンチョウ ピッチ良 雨 18時
阪南大 札大
−−−金村−−河田−−− −−−阿部��−下田��−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
山崎�⊇砺↓ 歉床辞K拈遶�澤野�C單牒�−種元��山田
成田−甲斐�◆欟皚 歸爪辞⊃�原−廣瀬��−羽石−工藤��
−−−−−黒木�◆檗檗檗檗 檗檗檗檗歛臉将�−−−−
阪南大 監督:須佐徹太郎
GK 1 黒木優佑 178・78 2年 奈良育英
DF 15 田渕大貴 168・64 2年 大阪桐蔭
4 金明俊 185・73 1年 日本経済大
5 甲斐健太郎 180・66 2年 立正大淞南
3 成田恭輔 174・67 4年・主将 清水エスパルスユース
MF 14 松下佳貴 174・63 3年 松山工
39 重廣卓也 177・62 1年 広島皆実
28 堀川雄平 170・65 3年 津工業
24 山��康太 172・64 2年 東福岡
FW 11 金村賢志郎 172・69 4年 愛媛FCユース
13 河田篤秀 175・70 4年 阪南大高
リザーブ
GK 31 大西将 176・70 3年 阪南大高
DF 23 大本祐槻 174・64 2年 野洲
40 多木理音 184・80 4年 ヴィッセル神戸ユース
17 有村惇志 173・69 3年 鹿児島城西
MF 7 脇坂泰斗 172・68 1年 川崎フロンターレU−18
19 八久保颯 168・57 3年 秀岳館
9 外山凌 177・70 2年 前橋育英
FW 37 山口一真 175・70 1年 山梨学院大学付属
33 前田央樹 178・73 2年 アビスパ福岡U−18
札大 監督:橋本茂之
GK 1 花田倖基 175・69 3年 北海
DF 20 工藤直輝 172・65 3年 札幌新陽
5 羽石明弘 180・79 4年 北海
4 廣瀬将大 183・76 3年 北海
10 菅原康介 173・67 4年 コンサドーレ札幌U−18
MF 6 山田英之 174・64 4年 室蘭大谷
13 池田一起 169・63 3年 札幌新陽
18 種元啓介 170・69 3年 札幌第一
7 澤野康介 174・63 3年 横浜創英
FW 11 下田速人 174・65 3年 旭川実
30 阿部太紀 172・66 3年 札幌新陽
リザーブ
GK 31 河原健太 173・65 1年 札幌光星
DF 27 遠藤剛瑠 176・73 4年 帯広大谷
MF 3 多賀涼太 176・64 4年 札幌新陽
8 竹林伸 171・68 3年 青森山田
9 有働麻人 175・60 3年 室蘭大谷
15 海藤健二 174・62 2年 室蘭大谷
17 寺林研人 170・59 2年 旭川実
36 斎藤潤弥 174・65 3年 札幌山の手
FW 24 福西一馬 175・68 4年 登別大谷
北海道の大学サッカーは札大と道都大の2強でほかのチームも上位に絡むことがあるという地方の大学リーグにしてはバランスの取れた構成になっている。しかし近年2強も全国であまり活躍できていない。以前は室蘭大谷(現北海道大谷室蘭)から札大というエリートコースがあり、両者が全国で輝かしい実績を挙げていたが、近年それが薄れ、全国的に見ても最強クラスのコンサドーレ札幌ユースはトップに上がれない選手は関東や関西に出てしまう。他の高校の選手はフットサルどころ、北海道だけあって技術的には上手く食べ物がおいしいせいか、パワフルでもあるのだが、実戦的な甘さ、つまり守備で一歩寄せが甘かったり、緩急がつけられなかったりと大学レベルで勝つには物足りない。
私は高校サッカーの予選を熟読する。そのため札大にベンチ入り4人の札幌新陽が全国未経験ながら、札幌地区の強豪ということは分かっている。昨年はプリンスリーグにもいた。しか次全国を経験しなければ、そのあたりの甘さは解消できないのではないだろうか?あとは旭川実業(旭実)とか。
風雨が強くなる条件下でコイントスに勝った阪南大が風上を取る。前半で勝負を決める気か?
さて開始3分、阪南大はじっくりボールをつなぎ、㉘堀川から右サイドに開いてフリーの��河田へ。なんで相手エースをフリーにするんだ!と思ったらいきなりロングが左隅にグラウンダーで突き刺さる!阪南大1−0札大。公式では河田が中央から決めたとなっているが、かなり右寄りだった。河田は身体能力が持ち味なので、頑強な身体を活かした中央のプレーが得意だが、それは上のレベルでは185cm80kgある選手のスタイルだ。だからスタイルの見直しを図らねばならないのだが、右に開いてのノーステップロングは相手の油断があったとはいえ、いいプレー。10分、㉔山��、左で1対1、仕掛けて左クロスも中に合わず。14分、��成田のFKに正面で��河田がヘッドで競り勝つ。左に外れる。これも河田らしいプレー。17分、阪南大左CK、��河田、強く蹴ったボールが風に乗ってゴール方向へ、、札大GK�_崚弔�いったん前に出るが曲がってきたボールを慌ててパンチ。これがまさに自陣ゴールに叩き込むようなオウンゴール。ここまでの「自殺」点も珍しい。19分、⒀河田、左FKを思い切って狙うが上に外れる。20分、阪南大、右の��田渕のフィードで一気に2人が裏を取り、��河田シュート、バーに当たり跳ね返りを㉔山崎がヘッドで押し込む。公式記録ではポストになっているがバーです。札大反どんどん気持ちが引いている。27分、札大��菅原のフィードに㉚阿部が抜け出し左隅に決める。3−1。31分、札大、右クロスに��下田ヘッドは右ポスト。39分、⒀河田がロング、何でもかんでもバカスカ撃ちすぎる。41分阪南大、裏を取るがオフサイド。結局前半は3−1で終了。
ハーフタイムで阪南大��金村→��外山。中盤でカットから㊴重廣シュートもブロック。決定機。48分、札大、左クロス��山田のボールはカットされる。決定機。51分、札大、㉚阿部の右クロスから��池田へ、持ち込んでシュート、決まって3−2。このあたり風にも乗り札大が押せ押せだった。56分、阪南大��松下が左足で右CK�ス暖紊�ファーでヘッドも左に外れる。60分、阪南大㊴重廣→㊲山口。山口は早速警告を受ける。札大��池田、いいターンからシュート、外れる。札大はチーム全体に後ろ向きで受けてターンするのが上手い。札大、裏を取り��下田シュートはブロックされ右CKに。決定機。その右CKを��下田シュートもブロック。決定機。しかし65分、阪南大、��河田から左の��外山へ、中に戻し㊲山口が決める。4−2。このゴールで試合はバランスを崩してしまった。バランスを保てばまだわからなかったが勝敗がこれで決まり、あとは大ざっぱに経過だけ記す。73分札大��池田→�瓜�林。74分、阪南大スルーパスのミスが左に流れ��成田が角度のないところから強シュート、5−2。75分㉔山��→�拡�久保。76分、阪南大��河田の右CKを中で�ざ發�ヘッド。6−2。77分、阪南大㉘堀川→��脇坂。82分札大、��下田→有働、��山田→竹林。83分札大�下鏝帰�㊱斎藤。89分、阪南大、㊲山口の右クロスを�拡�久保がヘッドで決めて7−2。このまま試合終了。
断わっておくが札大は決して弱くない。コイントスの時から勝負の綾がすべて阪南の方に流れていた感じがあった。3−2に追撃した力は本物だ。ただやはり勝負弱さが出てしまった。同点にする機会を逃しているうちに突き放されてしまった。
公式記録」