サッカー観戦日記

2014年01月22日(水) ユースアウォーズ2013(男子)

ユースアウォーズ2013

男子

−−小屋松−−木戸−−− 
久保田−−−−−−−金子
−−−青木−−川辺−−− 
内田−磐瀬−−内山−藤谷
−−−−−永井−−−−− 

生観戦が対象です。

★ベストイレブン

GK 永井建成(京都橘・3年)→熊本
DF 藤谷壮 (神戸・1年)
   内山裕貴(札幌・3年)→トップ昇格
   磐瀬剛 (市船・3年)→京都
   内田裕斗 (G大阪・3年)→トップ昇格
MF 金子翔太 (JFAアカデミー・3年)→清水
   青木亮太 (流経柏・3年)→名古屋
   川辺駿  (広島・3年)→トップ昇格
   久保田和音(大阪桐蔭・2年)
FW 小屋松知哉(京都橘・3年)→名古屋
   木戸皓貴 (東福岡・3年)→大学進学

永井は圧倒的なキャッチングの正確さとコーチングを買った。進路もJ2下位で早いうちに出番がありそうなクラブと言うのも賢明だ。藤谷は一歩目のダッシュでマーカーを外し、寄せも鋭く、クロスも正確。縮地って実際に見たらあんな感じなのだろうか?内山はカバーが得意なスイーパータイプと思われているが、身体が出来ていないだけで、すばやく寄せて自由を奪う守備も出来る。磐瀬はボランチじゃないかなあ。組み立ての正確さが光る。内田は激しい闘志を前面に出した守備と運動量とスピード豊かに外も中も崩せる攻撃力が売り。金子は抜群の突破力から崩しゴールに絡む。青木は堅実に走りまくり飛び出すことも出来る。川辺はボランチもトップ下も可能。広島のシステムにも合った。久保田はボールを受けるポジショニングがいい。捌くことも出来る。小屋松は圧倒的なスピードで裏に抜け、いったん引いて受けてタメて味方を生かすことも出来るストライカー。木戸は本能的なストライカーですね。強引に狙って決めてくる。プレミアのC大阪戦は圧倒的でした。

★最優秀監督 本田祐一郎
この歳になっても人間変われるんだ、と言うことを示した。がらっとスタイルを変え、つないで崩すチームを作り、高校特有の練習量に頼った運動量頼みのサッカーから技術を大事にするサッカーに進化した。しかも習志野時代の実効性の低い一人一芸サッカーでもなく、トータルに育てた。

★ベストバウト 高校選手権決勝 富山第一−星陵
ユース年代のサッカー独特の精神的もろさとかあきらめない精神とか、超満員の観客とか、ドラマ性の詰まった試合。ユース年代で全国制覇がただ一つなかった北信越勢同士の決戦と言うのも理由の一つだ。


★最優秀選手 金子翔太(JFAアカデミー福島)
チームの勝利に最大限貢献したから。代表での活躍も選考理由の一つ。またほかの候補はチームメイトのレベルも高く、相対的に貢献度が下がった。

★最優秀新人賞 藤谷壮(神戸)
ファーストタッチが正確で一歩目で抜け出せるプレーが光る。両サイドできるのもいい。ノーステップでのキック力もある。今のところ体重が軽いので、ボディバランスの強さに頼りすぎるか?新シーズンも楽しみ。

左サイドバックでは山之内(市船)や石田(流経柏)も入れたかった。
ほかにも杉森を入れたかったがサイドハーフとしては他の候補ほど光らず、中央フリーマンのポジションではフォーメーション組みにくかった。

最優秀新人賞次点はサイ・ゴダード(トットナム)。両足を駆使してのゲームメイクが光った。

ベストバウト次点は流経柏−神戸(プレミアチャンピオンシップ)。レベル的にはこっちが上だが、ドラマ性で富一−星稜に引けを取った。


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T.K. [MAIL]