2012年08月19日(日) |
FIFA U−20女子W杯 ブラジル−イタリア ナイジェリア−韓国 |
FIFA U−20女子W杯 8月19日(日)15時 ブラジル−イタリア 15時 駒場 ピッチ良 晴
ブラジル イタリア −七番−−十七−−十一− −−−十一−−十番−−− −−十四−−−−十番−− −−−−−−−−−−−− −−−−−五番−−−−− 八番−六番−−十四−七番 六番−三番−−四番−二番 三番−六番−−十四−二番 −−−−−一番−−−−− −−−−−十二−−−−−
BRA 1 DANIELE (GK) 2 GIOVANNA OLIVEIRA 3 INGRID 4 TAYLA 5 MARIA (-46'HT ) 6 ANDRESSA (-77' ) 7 KETLEN 10 BEATRIZ 11 THAIS GUEDES (C) 10(C) Martina ROSUCCI 14 AMANDA 17 GIOVANNA
Substitute(s) 12 LETICIA (GK)
21 MONIQUE (GK) 8 LUCIMARA 9 GLAUCIA (+46'HT) 13 CAROLINE 15 PATRICIA 16 JUCINARA 18 LUANA (+46'HT) 19 CAROL (+77') 20 BRUNA
Coaches Caio COUTO (BRA)
ITA 12(GK) Laura GIULIANI 2Cecilia SALVAI 3Michela LEDRI 4Michela FRANCO 6Roberta FILIPPOZZI 7 (-64' ) Elisa LECCE 8Claudia MAURI 9 (-60' ) Lisa ALBORGHETTI 11 (-82' ) Katia COPPOLA (-46'HT ) 14 Elena LINARI
Substitute(s)
1(GK) Chiara VALZOLGHER 21(GK) Valentina CASAROLI 5Francesca VITALE 13 (+82') Valentina PEDRETTI 15 (+60') Federica DI CRISCIO 16Ana Carolina CANNONE 17 (+64') Sofia LUCIANI 18Cecilia RE 19Luisa PUGNALI 20Arianna FERRATI
Coaches (ITA) Corrado CORRADINI
この日は会場が埼スタとばかり思い込んでいた。1時間半の余裕を見て到着するが、勘違いに気づき、駒場に飛んでいく。結局キックオフに遅れた。下調べは綿密に行なうタイプだが、どこで勘違いしたのだろう。メモにも埼スタと書いてあったのだが。
ブラジルが攻め、イタリアが守る展開が続く。両国のスタイルの違いもあるが、力そのものもブラジルの方が上のようだ。しかし38分、イタリア、右60度35mFKを14番が弾丸FKで叩き込む。0−1。イタリアがガッチリブロックを作って固く守る。ブラジルはドリブルで仕掛けたり、相手の間で受けて打開を図るがすぐに囲まれる。組織力もイマイチ。代表チームとしてあまり練習を積めてないのかも知れない。
ハーフタイム、ブラジル5番→9番、17番→18番。 後半2分、ブラジル7番、右から崩して右足シュート、左に外れる。決定機。11番、右ドリブルから右クロス、ゴールライン割る。イタリア、9番→15番。すぐに警告受ける。20分、7番→17番。給水タイム(FIFAの大会として試験採用?)を挟んで30分、イタリア15番警告2枚で退場。33分、ブラジル6番→19番。35分、文句ばかり言っていたイタリアベンチに退席処分。35分、ブラジル、2番の右クロスがバーに当たる。イタリア11番→13番。左SB。3番が左ハーフへ。この3番、タテへのスピードがあり、左クロスが鋭い。ブラジルの10番は左利きで素早いワンツーなどで打開する。イタリア、3番が左突破、クロスにファーでシュート、上に外れる。ロスタイムは6分。ブラジル10番のミドルは上に外れる。決定機。8番の右シュートも右に外れる。決定機。しかし終了間際右クロスが左に流れたところ、角度のないところから14番がゴールを見ないまま角度のないところからループ、ファーのネットに入る。結局1−1で終了。イタリアが勝ちを落とした。
ブラジルの支配力も、イタリアの組織的な守備も良かったが、日本ほどのレベルにはないと思った。10番はA代表だけあって上手かった。7番もA代表。個々の能力は高い。イタリアは個々の能力では劣ったが、ヨーロッパで鍛えられているだけあって、粘り強い守備は見事。
FIFA U−20女子W杯 8月19日(日)18時 ナイジェリア−韓国 18時 駒場 ピッチ良 晴
ナイジェリア 韓国 −−−十七−−九番−−− −−−十一−−十番−−− −−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−− 七番−五番−−十番−十八 二十−九番−−七番−十二 三番−十三−−十五−四番 三番−六番−−五番−二番 −−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−
NGA 1 Ibubeleye WHYTE (GK) 3 Gloria OFOEGBU (C) 4 Ugo NJOKU 5 Cecilia NKU 7 Esther SUNDAY 9 Desire OPARANOZIE 10 Ngozi OKOBI (-76' ) 13 Fasilat ADEYEMO 15 Josephine CHUKWUNONYE 17 Francisca ORDEGA 18 Charity ADULE (-52' )
Substitute(s) 12 Chioma NWANKWO (GK) 21 Damilola AKANO (GK) 2 Blessing EDOHO 6 Jennifer OSAWARU 8 Ebere ORJI(+52') 11 Winifred EYEBHORIA 14 Asisat OSHOALA (+76') 16 Osarenoma IGBINOVIA 19 Abosede OLUKAYODE 20 Chidinma OKORO
Coaches Okon EDWIN (NGA)
KOR 1(GK) JEON Haneul 2SEO Hyunsook 3 JANG Selgi 5 KIM Jihye 6SHIN Damyeong 7(C) LEE Youngju 9 (-61' ) MOON Mira 10 (-34' ) YEO Minji 11JEOUN Eunha 12 (-83' ) CHOE Yuri 20LEE Geummin 20LEE Geummin
Substitute(s) 18(GK) SHIM Danbi 21(GK) MIN Yukyeong 4CHOI Somi 8 (+61') LEE Jungeun 13KIM Areum 14 (+34') LEE Sodam 15 (+83') CHOI Yoojung 16KIM Jieun 17KIM Hyeyeong 19KIM Duri
Coaches (KOR) JONG Songchon
立ち上がりから技術・身体能力でナイジェリアが韓国を圧倒、格段の差があることは明らかだった。特にアイディアの差は大きく、芸術家とロボットくらいあの差があった。「誰も考え付かない事を〜するのが〜大好き〜」と言う某パタリロのオープニングが浮かんだくらいだ。深い切り返しやトリッキーなパスを連発。また大応援団も楽しいサポートで、選手・サポーターともサッカーを楽しんでいることが伝わってきた。韓国は組織的だったが、守備に数を割くだけで、抵抗するのが精一杯だった。9分、韓国3番がラフプレーで警告。15分、ナイジェリア、10番が突破して右の18番へ、折り返しを10番が合わせる。1−0。韓国は11番が身体を張るが、キープできず、波状攻撃を招いてしまう。ナイジェリア3番はいい左足クロスを持っている。7番は快速。韓国10番は不調か、34分、14番に代えられてしまう。43分、ナイジェリア3番の左クロスを17番中でトラップシュートを外す。超決定機。
前半のシュート数7(4)対2(0)
後半5分、ナイジェリア18番→8番。ケガ。ナイジェリアはメディカルスタッフが女性。私の偏見ではナイジェリアはイスラム教とキリスト教などが混在し、女性の社会的地位が低く、女子サッカーに不向きな環境のイメージで、以前のこの大会の優勝は、数少ないエリートを集中強化した、キューバにおけるマイナースポーツ強化みたいな手段を使っていると思っていたが、各自ののびのびとしたスタイルとか女性スタッフとか見ていると、案外女性も自由な社会なのかもな、と思った。韓国のほうが共産圏みたいに教えられたこと、指示されたことしか出来ていない。ナイジェリアは両SBがロングスローも見せる。もちろん男子ほどではないが、ゴール前まであげてくる迫力はなかなか。60分、韓国9番→8番。65分、ナイジェリア、右FKで3番の正確な左足が大外の9番の頭に合う。2−0。23分、韓国裏へ出したボールにFWとナイジェリアGKが激突。ファウル数自体はナイジェリアの方が多いが、韓国は危険なファウルが気になる。30分、ナイジェリア10番→14番。10番は深い切り返しが魅力のドリブラーだ。14番もちょっと上手い。観客2511人の発表。38分、韓国12番→15番。39分、ナイジェリアの左からのミドルがサイドネットに外れる。42分、韓国5番に警告。ドリブルを故意に止める。結局2−0で終了。
ナイジェリアは強い。今大会出場チーム中最強だと思った。日本、アメリカ、ブラジルよりも強い。優勝候補の本命だと思った。韓国はU−17では世界チャンピオンだったが、ここまで創造力にかけたチームだったか?ナイジェリア相手に2失点に凌いだ守備は良かったが、前後半でシュート3本。全く勝算がなかった。アンダーエイジの代表はA代表の強化のためにある。U−17でチーム力として強くても個が弱く、U−20、A代表と上になるにつれて弱くなっては仕方がない。そういう意味ではナイジェリアと韓国は対照的だと思った。
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