JFAプレミアカップは今年から中学3年生主体の大会になった。つまりクラセンや全日本ユースと年代が同じだ。しかも世界大会の予選を兼ねている。それだけ重要な大会ということだ。しかもクラセン15が今年は帯広開催という情報をキャッチしていた。もともと日程的にも行きにくい大会である。だからこちらはなんとしても足を運び、全国の有力チームを観ておきたかった。本来J村で開催のはずが震災の影響で堺NTC開催になった。久しぶりの今大会観戦になる。
初日は例によってあらゆるチームを同時観戦である。この種の大会ではなるべく全チームを一通り観る。イメージだけを目に焼き付けて、2試合目以降の観戦計画を練る目安にする。大会形式は12チームを4つずつ3ブロックに分けてリーグ戦を行い、各組1位および、最も成績の良い2位が準決勝に進出する。初日はグループリーグ2試合が行われる。グループリーグは25分ハーフである。
到着は若干遅刻したので、一つ目のゲームは既に1点入っていた。
グループA
SSS 横浜FM
−−−高橋−−粟飯原−− −−−後藤−−大嶌−−−
渡邉−−−−−−−−高橋 −−−−−−−−−−−−
−−−齋藤−−進藤−−− 池田−佐藤−−樋口−田中
水口−田鎖−−佐藤−池田 千葉−松崎−−斉藤−長田
−−−−−細谷−−−−− −−−−−田口−−−−−
SSS
GK 21 細谷励 174/65 96.09.30
DF 2 池田紘大 173/59 96.10.31
3 佐藤亮介 176/65 96.08.25
4 田鎖廣大 174/63 96.12.02
6 水口達貴 165/55 97.01.01
MF 5 進藤亮佑 177/62 96.06.07
7 齋藤貴裕 163/53 97.02.15
8 高橋一世 165/53 96.07.02
10 渡邉和史 165/52 96.04.28
FW 9 高橋和史 174/62 96.08.13
11 粟飯原尚平 170/58 96.05.26
横浜FM 監督:三浦文丈
GK 1 田口潤人 177/61 96.09.28
DF 6 長田健 178/67 96.05.03
9 斉藤海 175/63 96.04.26
18 松崎強太 171/58 96.06.25
MF 3 池田友樹 163/48 96.05.21
10 佐藤陸 175/63 96.06.11
13 千葉駿哉 154/44 96.04.03
14 樋口弘毅 163/56 96.08.17
FW 5 大嶌駿 157/45 96.06.12
8 後藤航 164/53 96.04.12
12 田中郁也 166/54 96.06.26
横浜FMのプログラムを見ると、8番後藤航、9番斉藤海、10番佐藤陸と、「藤」および航海陸と並んでいたのでジョークかと思いきや、50音順に並んでいただけだった(笑)。
田口潤人君、佐藤陸君がU−15代表候補だ。
試合は横浜FMが圧倒。0−3になったところでピッチを後にする。最終スコアは0−5。これだけ力の差があると、両者「目立つ選手」はかえって分かりませんね。SSSは育成に定評のあるクラブ。しかし街クラブでは横浜FMクラス相手では厳しい。
公式記録
グループB
こちらはまだ0−0。富山はクラブ先進地として知られるが、カターレのU−15は一期生。北信越の中でももっともレベルの高い富山の精鋭が集まれば、いきなり強いチームになる期待感はあった。両者レベルが高い好ゲーム。つなぐ意識が高かった。
大分 富山
−−−戸高−−石見−−− −−−松井−−椙本−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
甲斐−芝関−−坂井−浅原 浦田−馬渡−−千石−三鍋
脇田−佐野−−岩本−福田 金岡−大田−−村下−杉本
−−−−−仲野−−−−− −−−−−岸−−−−−−
大分(スターター):監督 梅田高志
GK 1 仲野雄登 170/60 96.07.15
DF 2 佐野昂洋 175/60 96.04.14
3 岩本竜乃輔 175/60 96.06.18
8 福田大樹 170/55 96.06.16
19 脇田雄真 160/60 97.05.24
MF 5 首藤大地 175/55 96.05.01
6 甲斐慎也 165/55 96.08.30
7 芝関大地 165/55 96.04.08
10 坂井大将 160/55 97.01.18
FW 9 戸高裕登 175/60 96.04.07
11 岩見直也 160/55 96.05.14
富山 監督:平井秀尚
GK 1 岸孝将 170/69 96.06.13
DF 3 村下寿仁 170/65 96.07.19
4 金岡蓮 177/70 96.08.19
7 大田哲也 168/58 96.08.28
17 杉本健翔 162/50 96.12.20
MF 5 千石大貴 165/51 96.06.29
6 三鍋彰汰 170/57 97.02.24
8 浦田凌成 168/55 96.05.28
11 馬渡隼暉 167/60 96.10.03
FW 9 松井直哉 174/66 96.06.26
13 椙本雄太 163/57 96.11.10
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両者細かいテクニックを披露する。大分のコーチは長年フットサルの指導もしているので、技術に秀でた選手を輩出している。33分、大分・芝崎君→吉平翼君を右ウイングに入れて3トップに変更。戸高君がCFに入る。攻勢を強めた大分が左CKで坂井君のキックを佐野君が逸らし戸高君が押し込んで先制。しかしその後は一気に流れが富山へ。大分が逃げ切る可能性が高まった22分、富山・松井君が味方のインターセプトから裏を取り、決めて1−1。25分、またもインターセプトから椙本君が裏をとり、1−2と逆転勝ちした。
公式記録