2008年11月09日(日) |
高校選手権大阪大会準決勝 近大附−常翔 金光大阪−大阪桐蔭 |
今日は地元高槻へ。毎年JFA後援会員証で無料入場できるのか尋ねるが、なかなか無料にはならない。800円払って入場。20分前にはプログラムが売り切れていたので、選手名は耳で聞いたもの。近大附の観戦は今期実に10試合目だ。
高校選手権大阪大会準決勝 近畿大学附属高校−常翔学園高校 11時 高槻総合スポーツセンター陸 曇り ピッチ並
近大附 常翔 −−−−−勝矢−−−−− −−−高村−−宮川−−− −−竹脇−−−−−蔭山− −−−−−−−−−−−− 中島ケ−西−−平山−石田 松浦−家本−−岸田−ホク −−金田−中島カ−オオデ 池田−ミネダ−田上−サカ −−−−−大西−−−−− −−−−−佐野−−−−−
近大附 GK 1 大西 DF 3 オオデ 4 中島カズキ 5 金田(95分→16西村タカヒロ) MF 2 石田 7 平山 8 中島ケンタ(63分→11林ダイキ) 12 西(63分→15八木リョウスケ) FW 6 竹脇 9 勝矢(80分→後藤田) 10 蔭山(75分→14寺田)
常翔 GK 12 佐野 DF 4 サカイ 5 田上 20 ミネダ(93分→9聞き取れず) 13 池田 MF 16 ホクトウハヤテ(56分→7中川豊) 8 家本 14 岸田 23 松浦 FW 22 宮川タケオ(61分→17ウエムラユウヤ) 10 高村
延長前半9分:近大附、前で奪ってカウンター、3対2となり、交代出場の後藤田が決める。1−0。
スタッツ :後半終了まで。後半開始3分までは記録なし。 シュート :8対8 CK :3対2 GK :3対10 クロス数 :10対6 ファウル数:5対7
近大附はマンマークディフェンス。厳しい守備の前に常翔のキーマン、インサイドの家本・岸田のパスワークが封じられ劣性を強いられる。しかし近大附は守備からチームを作っているが、カウンター以外あまり攻め手がないので、なかなかフィニッシュまでいかない。常翔はパワフルな宮川が基点になれ、技術が正確なので、押されている割にシュートが多い。チャンスが少ないまま前後半終了。延長で近大附が先制し、常翔も細かい崩しで中央突破から超決定機を作るがシュートはバーにあたり逸機。結局近大附が逃げ切り。常翔はサイドのスペースをつければ、もう少しチャンスを作れたのだろうが、前後半でのクロス数6が物語るように、サイドを狙う意識には乏しく、近大附の守備の術中にはまった。常翔は阪南大高戦で正GKを負傷で失ったが、守備は終始よく機能していた。 第2試合はインターハイ全国ベスト8の大阪桐蔭が登場。人工芝の練習場を持っているだけに、土のグラウンドでの試合を突破し、天然芝の会場で本領を発揮できそうである。
高校選手権大阪大会準決勝 金光大阪高校−大阪桐蔭高校 13時40分 高槻総合スポーツセンター陸 曇り ピッチ並
金光 桐蔭 −−−八田−−柏手−−− −−−矢野−−高山−−− −−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−− 岡田−吉川−−赤松−前田 保井−永澤−−福原−ビロ 福森−前田−−江口−今村 福村−久保−−清水−押− −−−−−三宅−−−−− −−−−−藤原−−−−−
金光 GK 1 三宅 DF 2 今村 3 前田 4 江口 5 福森 MF 6 前田ケイスケ 7 赤松 8 吉川 9 岡田 FW 10 八田 11 柏手
桐蔭 GK 1 藤原 DF 14 福村 5 久保 4 清水 3 押 MF 10 福原 8 永澤 2 保井 20 (ビロウ) FW 15 矢野 9 高山
3分:桐蔭カウンター、福原の左を保井がものすごいスピードで駆け上がり、ペナ内で受け、1対1を右隅に決める。
スタッツ シュート数:5対4 CK数 :5対0 GK数 :3対6 クロス数 :8対6 ファウル数:12対8
金光は立ち上がりから猛烈な運動量でオールコートプレスをかける。組織的というほどではないが、一人一人が自分のところでボールを奪うという気持ちが前面に出て、迫力がある。それに対し桐蔭はバックラインからボランチに入れて、FWに当てたり、サイドに展開したりと、楽な体勢の味方を上手に使い、たまには金光バックラインの裏にロングボールを出したりと、クールなパス回しで金光のプレスをいなし、ペースをつかむ。前半はシュート数3対3、CK数2対5、完全に桐蔭ペースだったといっていい。しかし後半に入り様相が一変。金光のプレスに迫力が増し、桐蔭は繋げなくなる。シュートは許さなかったが、攻め手がなくなり、12分、正面18mFK、23分、左80度20mFKなどの大チャンスを迎える。しかし決めれず、桐蔭が逃げ切り決勝進出を果たした。前半は桐蔭、後半は金光ペースで、全体としては互角だったが、決定力が勝敗を分けた。
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