2008年07月27日(日) |
クラブユース選手権(U-18)第2日 |
前日に引き続き観戦。前日が同時4試合開催中3試合観戦を行ったので、2チームずつ見逃している。そこで、2日目は観ていないチーム主体の観戦となる。
○第2日第1試合
鹿島 川崎 −−−−藪−−山崎−−− −−−森田−−山崎−−− −−山本−−−−中野−− −−−−−−−−−−−− −−−出頭−−島田−−− 濱口−真田−−岩淵−川越 羽成−下山−−藤井−船橋 栗原−大和田−小椋−金原 −−−−−八木−−−−− −−−−−安藤−−−−−
鹿島は伝統の4−2−2−2の布陣。オフェンシブの2人は左右を入れ替える。主将の島田は左利きで守備を締めるボランチ。ずば抜けた選手はいないが、全体に守備意識が高く、実戦的なチームである。八木は197cmの大型GKでハイボールをジャンプもせずに押さえる菅田は圧巻だった。しかしキック・反応ともイマイチ。素材だ。川崎は攻めるが崩しきれない。しかし前日のG大阪ほどの守備能力を鹿島は備えていないので決定機を許す。特に山崎をCBが止められない。しかしぎりぎりでたえ、逆に前半終了間際に先制する。最終スコアは1−0。
公式記録
○第2日第2試合
新潟 横浜FC −−−泉澤−−渋谷−−− −−−摩見−−大泉−−− −−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−− 八木−小林−−福田−奥山 飯塚−橋村−−正木−篠原 坂井−中村−−山崎−堀川 山崎−後藤−−兒玉−大内 −−−−−渡辺−−−−− −−−−−鈴木−−−−−
横浜FCは関東9位で突破。激戦区の関東代表らしく初出場ながらレベルは高かった。しかし小柄な選手が多い。GK鈴木182cm、兒玉185cm以外は160代、170代前半が並ぶ。Jユースの中では後発で、今大会初出場だけに、体格のいいタレントが集まりにくいのかもしれない。しかしJユースカップで以前に見た段階よりもはるかに強い。一方新潟は開始しばらくして3バックに変更。
−−−泉澤−−渋谷−−− −−−−−奥山−−−−− 坂井−小林−−福田−八木 −−中村−山崎−堀川−− −−−−−渡辺−−−−−
なぜかU17代表の酒井の姿がない。地力で上回る横浜が攻勢に出る。前半の内に2点リード結局2−3の撃ち合いとなったが、横浜FCが競り勝った。
公式記録
磐田 京都 −−佐藤−山下−鈴木−− −−−−−吉留−−−−− −−−−−−−−−−−− 日高−伊藤−−枝連−岡本 松井−杉本−−上村−高瀬 −−−−−井上−−−−− −−加藤−永井−井上−− 山田−垣根−−西川−武田 −−−−−大畑−−−−− −−−−−大西−−−−−
磐田は3トップが自在に入れ替わり、3−5−2の変形か。松井は素晴らしい動きを見せる。レフティー。上村は3トップの後方を埋めたり、サイドに展開したりと技術・判断とも素晴らしい。永井は最終ラインの中央を締めたが、吉留にも負けていない。技術・パワーを兼ね備えた素晴らしいCB。京都は1年生宮吉がいないのが痛いが、伊藤・駒井というU16代表コンビのサイドアタックも冴える。しかし磐田のサイドも強力なので、前日ほど崩せなかった。シュート数は最終的に8対5と少なかったが、ペースを握った磐田が順当に勝利した。
公式記録
○第2日第3試合
東京 仙台 −−−岩淵−−山村−−− −−−西村−−越後−−− −−−−−三田−−−−− −−−−−−−−−−−− −梅内−−大貫−−山浦− 坂本−小原−−鈴木−斉藤 阿部−藤原−−畑尾−廣木 武田−伊藤−−石井−能瀬 −−−−−井上−−−−− −−−−−佐藤−−−−−
東京が開始10分で仙台のミスと動揺に乗じて3得点。その後もバックラインでボールを動かし、大貫がほぼノーミスでさばき、三田が決定的なパスを出しペースを握る。仙台は東京のフォアチェックにかかり最終ラインで組み立てられず、中盤にいいボールが入らない。しかし2トップは強力で、シュートに持っていく自分の形を持っている西村が5本のシュートを放ち、中学生越後も意外な身体の強さと正確なシュートを見せた。プレーの反応速度や基本技術の精度に差があり、関東と東北のレベル差は感じたが、トップ昇格する可能性を秘めたタレントの数に差があるわけではない。結局5−0で東京が大勝。初日では関東プリンス4強のうち、浦和が最も強く、他3チームは大阪勢ほどではない、と思ったが、東京もなかなか強い。
公式記録
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