2006年04月16日(日) |
プリンスリーグ第2節 京都−履正社 一条−G大阪 |
プリンスリーグ関西 Bリーグ 京都−履正社 晴れ 11時 鴻ノ池陸
京都 履正社 −−−−−寺田−−−−− −−−白井−−野口−−− −−−隅田−−雨森−−− −−−−−森−−−−−− −−森−−三戸−−大槻− −−堺−−新村−−奥井− 山田−内田−−高木−旭− 安部−岡崎−−北村−畠山 −−−−−寺石−−−−− −−−−−野間−−−−−
今年から京都は立命館宇治と提携し、全国から好選手を集めて強力なユースチームを集めるプロジェクトを開始させた。しかし(私が)思ったほどの選手は集まらず、代表経験者は一人も入らなかった。だから、ユースのレギュラーは上級生が占めることになった。
京都は隅田がトップの位置から下がってゲームメイクに加わる。タフなアップダウンを繰り返せる旭、スピードとキレのある大槻、名クロッサー雨森と右サイド候補が3人もいるが、全員を同時に起用。履正社はダイアモンド型の中盤でトレセン的な、というかJユース的な、自陣から確実にパスで組み立て敵陣に進出する、開始早々左クロスからチャンスをつかんだ京都がペナ内で倒されPK。しかし三戸が失敗。その後は履正社がペースを掴むが決定機は2回のみ。京都も1回でチャンスに乏しい前半だった。
シュート数5(2)対5(3)、CK1対4、GK3対2、オフサイド2対2、右クロス2(1)対4(1)、左クロス0対6(2)カベ付FK0対3
後半も履正社ペース変わらず。しかしチャレンジの姿勢が足りず、最後の一押しが足りない。そして40分、京都が大槻の右クロスを隅田がヘッドで決めて1−0。そのまま逃げ切り京都が勝利。90分間ほぼ履正社ペースだったが、京都が(PK以外に)ワンチャンスを決めて勝利した。
シュート数2対5、CK0対3、GK3対2、オフサイド3対2、右クロス0対2、左クロス0対1、FK2対1
公式記録
プリンスリーグ関西 Aリーグ 一条−G大阪 晴れ 13時15分 鴻ノ池陸
一条 G大阪 −−−竹本−−東平−−− −−−星原−−瀬里−−− −−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−− 堂阪−榎本−−神戸−関− 安田−倉田−−持留−池− 金本−島井−−小野−今谷 下平−池田−−本田−松本 −−−−−岡野−−−−− −−−−−木下−−−−−
一条は4バックをなるべく高いに保ちプレスを有効にしようとするが、G大阪は圧倒的なパス回しで一条を自陣内に押し込み、次々とシュートを放つ。しかし一条もバイタルエリアを締めて一線だけは越えさせない。前半のシュート数は1対13、ゴールキック数9対1、右クロス0対5(1)、左クロス0対2と一方的な展開に終始する。しかしスコアは動かず。G大阪は池の右サイドからのドリブルは目立ったが、あとは中央突破にこだわり、なかなかシュートに行けなかった。とはいえメモには書ききれないくらい決定機はあったが。
シュート数1(0)対13(2)、CK0対3、ゴールキック数9対1、右クロス0対5(1)、左クロス0対2、FK0対1
後半、G大阪は安田晃大を中央に入れて倉田を左サイドに回し、中へのドリブルからのシュートや下平の左クロスを武器にサイドを蹂躙しはじめる。1分、右クロスを瀬里ヘッド、GKセーブ。決定機。2分、G大阪・倉田中へドリブルからシュート、セーブ。決定機。3分、G大阪・倉田が中へドリブル、空いたスペースに走りこんだ下平にパスが出て、左クロスこれをファーで待ち受ける瀬里がヘッド、決まって0−1。5分には安田晃大が中に切れ込みシュート、GKキャッチ。16分、一条バックライン裏にボールを一条守備陣が処理を誤り星原がGK1対1、セーブ。超決定機。なかなか追加点が入らない。しかし26分、G大阪・倉田切り返しから左クロス、ファーポスト際で池がヘッド、0−2となった。30分、一条がこの試合初の決定機を奪うが決めきれない。33分、池が中央でドリブル、瀬里にクロスこれを左隅に決めて0−3。36分には倉田の浮き球パスを星原が決めて0−4。このあたり一条の足が完全に止まっており、もはや反撃する力は残されていなかった。3分あったロスタイムにもG大阪はカウンターから吉本が池にパス。ループを決めて0−5。G大阪の圧勝に終わった。
シュート数4(1)対16(7)、CK1対7、GK8対5、右クロス2対5(3)、左クロス1(1)対8(4)、FK2対0
G大阪は倉田の技術を活かしたドリブルが光った。池はウインガーとしてドリブル突破を図るだけでなく、ゴール前にもよく顔を出し、2得点を決めた。持留の展開力や安田晃大の確実なプレーもあり、中盤を完全制圧。G大阪・一条両者間にレベル差があり、個々の選手評は困難だが、G大阪の高い技術が活きた。今年もやはりダントツの優勝候補か。
公式記録
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