サッカー観戦日記

2006年04月08日(土) ナイキ東海大会

ナイキカップ東海大会が、トーナメントから総当りリーグ戦方式となって2年目。今年も岐阜県で開催された。

清水−FC四日市
立ち上がりからパスをつなぎ、アタッキングエリアでは積極的に仕掛ける清水がペースを掴む。しかし先制点は四日市だった。6分、正面30mのFKを直接シュート、バーに当たったこぼれを蹴り込む。清水は柴原君・田代君の強力2トップを前面に攻め立てるが得点ならず。後半もペースは変わらない。そして8分、柴原君が中央からマーカーを引き連れて右へドリブル、右に展開しクロスを田代君が足で落とし柴原君が決めて1−1の同点とする。その後19分にも清水は決定機を迎えるが決めきれず、25分(試合時間)が経過。結局1−1の引き分けとなった。

この試合では柴原君が爆発。圧倒的なドリブルやバックヒールなどのトリッキーな技術を駆使し、決定機を演出した。1月の東海選抜中学生大会では不調だったようだが、この日の出来からすると、U−14日本選抜に選ばれなかったことが不思議なほどだった。将来のトップ昇格候補だろう。素晴らしい活躍。

岐阜VAMOS−名古屋
強い風の吹く中第2試合開始。風上の名古屋が攻め込む。トップ下10番の相手を良く見たドリブル突破力が活き、4−5−1が良く機能。8分には10番のドリブルから6番がロングシュート、こぼれを8番が詰めて名古屋先制。強風を味方につけた名古屋が攻め続けるが追加点は奪えない。後半は逆に風上に立った岐阜が攻め立て、14分、9番の素晴らしい突破からの左クロスをニアが囮にファーでドフリーの13番がヘッドで決めて同点。その後も攻め続ける岐阜だが追加点は奪えず。結局1−1の引き分けとなった。

この試合では名古屋のドリブラー10番と、岐阜の左サイドハーフ9番が特に光った。名古屋では小柄なボランチ20番(福田晃斗?)も良かった。10番は常に周囲が見えており、相手の足の出ないところへ巧みにボールを運ぶドリブルと、そこから出てくるパスが良かった。20番はスキルフル。岐阜の9番はスピードで強烈な左足が光った。


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T.K. [MAIL]