2006年02月19日(日) |
モルテン杯準決勝 G大阪−吹田JFC千里丘 |
G大阪 吹田JFC千里丘 −−−十四−−九番−−− −−−十番−−二番−−− 十番−−−七番−−−八番 −−−−−十四−−−−− −−−−−五番−−−−− −九番−−六番−−誰々− 四番−二番−−三番−十七 二十−四番−−五番−三番 −−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−−−
この大会はナイキプレミアカップの大阪予選で、1年生と早生まれの2年生に出場資格がある。
G大阪 17;ハシ、3;ケイスケ、2;ナガラ、4;リョー、10;宇佐美、9;アキラ 吹田JFC千里丘 5;モリヤ、14;ハッチョ、
G大阪公式サイトでは選手名が載せられなくなったため、宇佐美貴史君以外の選手は同定できず。DF内田達也君は欠場の模様。全体的にキック力があり、ミドルパスに精度があるG大阪がパス回しで圧倒、数本つなぐサイドチェンジも交え千里丘陣内に攻め込む。圧倒的だったのはやはり昨年のU−13代表のエース・宇佐美君のドリブルで、いったんボールを引いて相手を間合いに誘い込んでは突破するドリブルを多用。身体能力差もあって数人でも止められず再三チャンスを作る。19分、千里丘・2番→8番(アサカ)。21分、G大阪カウンターから宇佐美君が左サイドを突破、GKと1対1でシュートは防がれるが跳ね返りを自らヘッドで決めてG大阪先制。その後もG大阪が攻め、25分ハーフの前半が終了した。
後半もG大阪が攻め込むと見て観戦位置を決めたが、意外と千里丘がショートパスをつないで攻める。千里丘の特徴といえば、例年ボランチからの大きな展開だが、今年のナイキチームはパスがいい。10分、G大阪、14番→20番(リュウセイ)、カウンターから鋭い左足シュートを放つ。千里丘は選手交代を織り交ぜ攻める。10番はなかなかのドリブラー。G大阪は宇佐美君がポジショニングの悪さから効率的にドリブルを見せられず、ベンチから再三指示が飛ぶ。G大阪はカウンターから再びリズムをつかむがなかなか決定機につながらない。それでも23分に20番リュウセイ君にロングパスがわたりGKと1対1、しかしシュートは右に外れる。結局G大阪が逃げ切り1−0で勝利。
相変わらずG大阪はナイキチームらしからぬ高い身体能力で大きな展開を織り交ぜパスを確実につなぐサッカーをしている。宇佐美君をはじめトップ下の7番や9番(アキラ君)など突破できる選手も多く、この年代で止めるのは難しい。しかし千里丘はよく鍛えられ身体能力差をカバーし、まだまだ守備の苦手な選手の多いG大阪をショートパスで崩した。G大阪を破るとしたらこういうサッカーしかないというお手本のようなプレーを見せた。
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