2005年07月30日(土) |
クラブユース選手権 第1日(とりあえず第2試合まで) |
FCみやぎバルセロナ FC東京 −−−政木−−西山−−− −−−金森−−永露−−− −−−−−東−−−−−− −−−−−−−−−−−− −谷口−−小野−−香川− 大竹−中野−−城間−村田 前田−石井−−堀口−郷内 森村−伊藤−−恩田−田中 −−−−−樋口−−−−− −−−−−権田−−−−−
大竹は左利きで右CKなどを担当。 立ち上がりから地力に優る東京ペース。みやぎはドリブルを多用してペースをつかもうとするが、東京のすばやく大きなパス回しに翻弄されてしまう。しかし最初の決定機を迎えたのはみやぎだった。5分、西山の右クロスを中で政木があわせるが上にはずれてしまう。東京はサイドバックもどんどん上がり、体力重視のサッカーでみやぎを圧倒。17分、森村の左クロスを金森がヘッドで狙うが弱い。20分、金森のスルーパスを受けた永露が決めて0−1。城間は中盤でボールを持て、守備に強い中野とは好コンビ。東はなかなかのドリブラー。香川は柔らかいパスが出せ、リズムに変化をもたらせる選手。23分、みやぎ・西山にラフプレーで警告。27分、永露がペナ内ドリブル。クロスはわずかに金森にあわず。決定機。みやぎ・西山貴也→阿部竜士。32分、みやぎ、見事なパス回しで中央から崩し香川シュート。決定機。東京も37分にはバーを叩くシュートもあった。
後半2分、中央から金森のシュートが決まり、いきなり東京2点リード。みやぎも3分、阿部の左からのシュートが右ポストをかすめる。決定機。6分、村田がタテに突破、ドリブルから右クロスはわずかに中に合わず。決定機。7分、みやぎ・政木大和→橋本巧。8分、永露が中にドリブル、右隅に決めて0−3。これでほぼ勝負は決まった。9分、東京・大竹洋平→常盤聡。17分、みやぎ、右FKが堀口の頭をかすめる。18分、東京の右クロスが常盤の頭に合うが上に外れる。決定機。みやぎ・前田涼太郎→垣内洋平。がFWに入り阿部が左のハーフへ。谷口がCB。25分、村田がドリブルシュートもバーを叩く。決定機。宮城も東が右に展開し香川がシュート、左に外れる。決定機。ここでみやぎは3バックにしてイチがバチかの攻めに出る。32分、東京・恩田亮輔→蓮見和也。東京は終了間際には金森洋充、森村昴太→樋口亮、小川俊平と余裕の選手交代。ロスタイムには蓮見と村田でサイドを破り村田が決めて0−4。東京が完勝した。
東京は森村昴太のオーバーラップや村田翔のドリブルが目立った。みやぎでは東のドリブルなどの高い技術が光った。
公式記録
第2試合は大宮−札幌戦に足を向ける。
大宮 札幌 −−−渡部−−栗原−−− −−−藤田−−川村−−− −−−−−−−−−−−− −−−−−西−−−−−− 伊藤−山本−−川辺−横田 久松−大野−長沼−小田桐 内村−堀口−−西村−小山 −−西田−佐々木−松本− −−−−−佐藤−−−−− −−−−−佐藤−−−−−
大宮は関東で地獄の9決を勝ち上がってきたクラブ。トップチーム同様の最終ライン・中盤ともフラットな4−4−2でソリッドなサッカーを展開する。札幌はシンプルなマークの3−5−2。大宮は山本拓実、札幌は長沼恭平がFKを担当する。久松が左足で蹴ることもある。
8分、札幌は小田桐から中央の西へ、中央の川村にスルーパスが通り見事に決めて先制。しかし地力に優る大宮はSBが積極的にオーバーラップ。そのうち小山がオーバーラップして上げたクロスを中央で左CKに逃げる。しかし山本の左CKは直接ゴールイン。その後も伊藤が再三いい左クロスを上げるなど大宮ペースで前半を終える。
後半も大宮ペースは変わらず。5分、栗原達朗→坂本泰裕。7分、川辺隆弥に足裏タックルで警告。9分、横田のドリブルから中央の山本へ、思い切ってシュート、このこぼれを坂本が蹴り込み2−1と逆転。13分、札幌・久松が中に切れ込みシュートも外れる。15分、札幌・長沼に警告。17分、大宮・伊藤俊介→金本丈二。26分、札幌・川村賢吾→横野純貴。28分、札幌・西大吾→大西洋平。30分、札幌・小田桐の右クロスを中央で横野がトラップミス。札幌のクロスは中で西村陽穀にことごとく跳ね返された。藤田は本来クロスに競る選手ではなく、クロスを上げる方の選手だと思うのだが……。37分、札幌・久松秀樹→福田慎也。大宮・渡部大輔→柿沼貴宏。結局、終始大宮ペースのままタイムアップ。
札幌はエース藤田征也の不振が痛かった。また暑さも堪えたのだろう。ゲーム後ぐったりしている選手も多かった。大宮はチームの完成度が高く隙のない好チームだった。
公式記録
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