サッカー観戦日記

2004年07月28日(水) クラセン直前関西勢メモ

京都サンガ
予想布陣(以下同じ)
−−−−沈−−松田−−−
−−−−−鳥本−−−−−
阪部−村田哲−神田村田圭
−−−堀−澤崎−加地−−
−−−−−河原−−−−−

関西予選 1位 3戦3勝 7得点3失点
3−1C大阪 2−1G大阪 2−1V神戸

プリンスリーグ 7戦3勝1分3敗 7得点11失点 ブロック4位
1−0大阪朝高 1−7G大阪 2−0近大附 1−2一条
0−1初橋 1−1御影工 1−0神戸

ずば抜けた選手はいないがよくまとまっていて全体的に声も出る好チーム。3バックと4バックを併用するが今期は途中から3バックに統一しており本大会でも3バックを採用するのではないか。同じグループには鹿島・大分・市原となかなか厳しい相手ばかりで苦しそうだが接戦に持ち込めば関西1位の実績が示す勝負強さが生きてくる。個人的にはマンマーク・カバーリングに長け、スピードもある堀、マラドーナ体型で力強いドリブルと高い技術で狭い局面を打開できる鳥本、動き出しが良く、ポストからの反転シュートも鮮やかな松田あたりに期待している。



G大阪

−−−渡部−−出口−−−
−−−−−−−−−−−−
岡本−−與−−横谷−松岡
植田−池田−−金−−森一
−−−−−東−−−−−−

関西予選 2位
4−1神戸 1−2京都 4−1C大阪

プリンスリーグ 7戦6勝1分 30得点8失点 ブロック1位
4−1近大附 7−1京都 5−1大阪朝高 5−0御影工
4−2V神戸 2−0初橋 3−3一条

関西では圧倒的過ぎる戦力ゆえ夏は勝負弱い伝統があるチーム。スタメンにもベンチにも代表経験者が並びタレント的には優勝候補なのだが、そこまでのチーム力はないかもしれない。激しい守備の出来る金、高い高い池田、正確無比な捌きの與、底知れない才能を感じる今野2世になれるかもしれない横谷、突破力と要領の良さを兼ね備える松岡、技巧的なポスト役出口&飛び出しのうまい渡部、と個々の選手のポテンシャルは凄まじいものがある。いきなり好DFを揃える福岡、さらに難敵・柏、昨年悲惨なスコアで敗れた広島と続くが今年はどうなるか?



神戸

−−−柳川−−木下−−−
−−−−−−−−−−−−
新田−安里−−木村−澤井
青戸−増田−−大森−長瀬
−−−−−紀氏−−−−−

関西予選 3位 プレーオフ突破
1−4G大阪 2−2C大阪 1−2京都 5−1芦屋

プリンスリーグ 7戦3勝2分2敗 12得点9失点 ブロック3位
1−1御影工 2−1初橋 3−1一条 3−1近大附
2−4G大阪 1−1大阪朝高 0−1京都

今年は2年生主体で来年ピークを迎えると思われるチーム。トレセン受けしそうなタイプが多く、事実ナショトレ経験者は多い。しかし無印選手をプロに育て上げる滝二と比べて上手く育成できない印象が強いが、ユースも予算が増えたようで今後は楽しみ。強靭な肉体を誇る柳川は今期はCF起用が多い。守備はしないが野性味あふれるストライカー・木下、クレバーな大森、最近闘志をむき出しにするようになったクレバー系SB青戸、圧倒的な突破力の1年生林に注目している。同じ組のヴェルディ・札幌・名古屋からなんとか勝ち点を奪いたい。



C大阪

−−−岡村−−柿谷−−−
−−−中浜−−中山−−−
篠原−−−森本−−宇佐美
−−田所−武田−福井−−
−−−−−島並−−−−−


関西予選 4位 プレーオフ突破
1−3京都 2−2神戸 1−4G大阪 4−1姫路

プリンスリーグ 7戦4勝2分1敗 ブロック4位
1−0神国大付 1−1滝二 2−0金光 2−0フジタ
3−1奈良育英 1−1洛北 1−2草津東

イマイチバランスの悪さが気になるチーム。長身選手や香車タイプのサイドアタッカー、シャドーストライカーは揃っているものの、ゲームを落ち着かせるタイプは篠原くらいか?選手起用が読めないがベンチも迷っているのだろう。個々の能力を数値化して足し算すれば強いチームなのだろうが。中学生ながら天才的なセンスの柿谷や、得点力の高い中山に期待。DF陣はとにかく経験不足でマンマークの弱さが気になる。横浜FM、ホンダ、愛媛FCと同じグループ。大垣フェスで見たかぎり横浜FMと愛媛FCは個々の能力で一枚上の相手。バランスをどう保つか。



フジタ

−−−米原−−前川−−−
−−−−−浦東−−−−−
−南達−−関本−−宮脇−
八木−寺田−−坂根−野村
−−−−−西井−−−−−

関西予選
0−0交野 14−0狭山 4−0フェルサ 7−0ラランジャ 3v−2姫路

プリンスリーグ 7戦2勝5敗 ブロック6位
1−3草津東 4−5奈良育英 0−2洛北 0−2C大阪
3−2金光 1−11滝二 3−2神国大付

伝統的に守備が堅くカウンターを武器とするクラブ。しかしDF陣が小柄で空中戦に弱い上今年は全体に引き過ぎることが多く、パワープレーに対する守備に不安を残す。ナショトレ経験者はDFの控え南陽介のみ。展開力のあるボランチ関本がカウンターの起点となり快速宮脇の突破から最後はエース米原(よねはら)が決めるというのが得意パターン。みやぎ・浦和・大宮と同じグループで初戦で当たるみやぎの情報は業務提携しているC大阪が春先に練習試合を行なっている(そして大敗)ことから十分入手していることだろう。


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T.K. [MAIL]