●関西学生選手権 準決勝 桃山大2−2(PK4−3)大体大 阪南大2−0関学大
この結果桃山大と阪南大が総理大臣杯出場権獲得。いつも通りの印象。残り1枠を大体大と関学大が争う。
●クラブユース選手権(U−18)関西予選 G大阪4−1C大阪 京都S2−1V神戸
京都が優勝、G大阪も2位で予選突破。福岡と合わせて3クラブの全国行きが決まった。
●総体予選 ○京都 4回戦 久御山2−1福知山成美
○大阪 決勝リーグ初日 履正社4−1近大附 関大一2−1清風
○兵庫 準決勝 滝二4−0関学 琴丘1−0市尼
○奈良 決勝リーグ初日 一条1−0五條 富雄2−0上牧
滝二と琴丘が近畿大会出場権獲得。なお滝二は昨年の近畿大会はベストから程遠い全員3年生チームで参加している。
●全少京都大会 3回戦 桂2−1京都サンガ
●関西学生女子リーグ 第3節 大体大24−0大市大 武庫女大6−0京教大 大教大20−0近福大 立命大5−0和大
●AFC U−19女子選手権 日本4−0ベトナム
勝ってしまった。これで準々決勝が中国、準決勝が北朝鮮という厳しい相手となった。ワザと負ける選択もあったと思うが。
F1でモントーヤが今度はチームメート・ラルフに激突しリタイアさせた。ミスだが強引なスタイルによるものでもある。つくづく懲りない男だ。モラル的には遊んでいる子供と同等だ。ナンバーのインタビューでシューマッハを評して「『もう駄目だ、抜かれる』という状況でも一台分しかラインを空けない。フェアじゃない」と発言しているが、もちろんシューマッハはルールと一般的なスポーツマンシップに則っているだけであり、だからこそ一般的に「クリーンな走り」と評されているのだ。そして何よりモントーヤはラインを空けず、しばしばぶつける。主張に客観性が無い。本人としては自分のために大きく譲ってくれよ、という気持ちが正直に口をついただけなのだろうが、行動も正直なところが迷惑なところなのだ。実にセナそっくりである。バトルが下手なのをいつも他人のせいにする。シューマッハが周回遅れにする際にまたぶつけるのではないか、とヒヤヒヤした。
そして佐藤。先週のモナコでは3週にわたってエンジンから煙を出しながら走る迷惑かつアンフェアな行為をバリチェロから非難されていた。まったくその通りである。そしてニュルンベルクリンクではスタート直後に抜かれてしまい、コントロールを失いつつトゥルーリのニアに強引に入り、そのまま一台分のラインを空けず(もちろんルール違反)、トゥルーリが激突を避けてラインを譲ったため無事に2位を奪還できたが、あっさりと合法的に抜かれて4位転落。チームオーダーから不利な作戦を飲まされたバリチェロを終盤追撃するが、またしても第1コーナーで強引にニアへ飛び込み、バリチェロにぶつけ、自分だけダメージを負い、その影響かエンジンを壊しリタイア。一見クリーンなようで、実は結構汚いドライバーである。
日本人として初めてF1で通用する実力の持ち主であることは否定しない。かつて日本人がさっぱり結果を残せない挙句、フジやマスコミが「ドライバーはいいけどクルマのせいで……」「ドライバーと日本製エンジンはいいけどシャシーのせいで……」と苦しい言い訳を続けていた。しかし同じクルマに乗るチームメートに完敗しているのだ。佐藤(8ポイント)はバトン(38ポイント)に完敗しているのだが、下位チームの数人よりはマシだろうし、今後もう少し成長するかもしれない。
モントーヤやセナと違うのは、アンフェアな走りによって他人を巻き込んで潰すのではなく、自分が勝手に潰れるという可愛げがあることだ。日本人云々は別にして、今のところ嫌いにはなれない。バトンのほうが好きだけど。BARにふさわしい実力の持ち主とも思わないけど。まあホンダが日本人を推すのは当然だし。でも佐藤を推すということは口で言うほど本気で打倒ウイリアムズやルノーを狙ってはいないのかもしれない。佐藤の実力ではマシンの力を順位に結び付けられないことくらい現場は分かっているはずだ。
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