2004年02月22日(日) |
テストマッチ G大阪ユース−フジタ枚方U−18 |
当初土曜に引き続き大阪高校新人戦を予定していたが、出発直前にG大阪ユースのテストマッチ情報が入り、万博に向かう。車で30分弱。この日はどこにも寄る予定がない。現在人工芝を天然芝に近い最新鋭のものに張り替えている関係で第2球技場でのゲームとなる。相手は同じプリンスリーグ参加のフジタ。30×3本。到着は5分遅れとなったが、テストマッチなのでスコアや勝敗には興味がない。
一本目 G大阪 フジタ −−−森勇−−出口−−− −−−米原−−前川−−− −−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−− 岡本−−與−−横谷−平井 南−−山下−−浦東−十九 植田−伊藤−−金−−西村 八木−十七−−五番−野村 −−−−−東−−−−−− −−−−−西井−−−−−
フジタの選手名には全く自信なし。声が出ていないので判断しかねるのだった。五番はコーと呼ばれていた気もするがCB寺田幸平は昨年17番をつけていた。ちなみに昨年の5番は岩合尚人。到着後すぐ野村がケガして八木が右に回り、六番がLBに入る。
G大阪が押し気味。パスを後方で回すもののアタッキングエリアではフジタインサイドのカットが目立つ。サイドは突破できず。西村と横谷は元気なさそうだ。FKを平井が蹴っていてちょっとびっくり。フジタも南の左クロスを裏で受けた米原がトラップ次第では決定機となるシーンも。終盤岡本が長いドリブルからサイドを破ってシュート、これはGK西井セーブ。
二本目 G大阪 フジタ −−−出口−−渡部−−− −−−米原−−前川−−− −−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−− 岡本−−與−−横谷−平井 南−−山下−−浦東−宮脇 植田−伊藤−−金−−森一 六番−三二−−五番−八木 −−−−−東−−−−−− −−−−−西井−−−−−
2分、金のパスミスを宮脇カット、植田をかわしてクロスをクリアしたボールがG大阪絶好の逆カウンターとなり、平井が右からスピードに乗って突破、シュートがGK西井の脇を抜けてころころゴール内に転がった。フジタも闘志に火がついたか、宮脇がスピード豊かな突破を狙い、細かい技術のある浦東もドリブルで中央から仕掛ける。全体にパワーでは劣勢ながら前川は体を張ったプレーでチャンスメイク。G大阪はインサイドがイマイチ。しかも與→森勇という交代後は機能不全。両サイドは抜群のスピードを見せるがSBのフォローもなく、最後には囲まれてしまう。それでも何度か突破。岡本のカーブをかけて右スミを狙ったコントロールシュートがバーを叩く。フジタも宮脇がインターセプトから突破してクロス、米原のシュートがポストをかすめる。1−0で終了。
三本目 G大阪 フジタ −−−出口−−渡部−−− −−−二六−−十七−−− −−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−− 平井−森勇−−横谷−岡本 六番−十番−−浦東−宮脇 森一−植田−−金−−西村 八木−五番−−二九−三三 −−−−−東−−−−−− −−−−−西井−−−−−
島田さんのインサイド観は大型で豪快・ダイナミックに上下動を繰り返すタイプなのだろうか。しかし選手の個性とはかなり違う気がする。横谷がたまに大きな展開を見せるが、そのくらい。この3本目はフジタのパフォーマンスがめっきり落ち、完全なG大阪ペースだった。サイドを単騎破るシーンも目立つ。マイナスグラウンダークロスをフリーの出口がふかすなど、決定力に欠けた。終盤にフジタCBの横パスを出口がカットしてシュート、GKも反応のしようがなくゴールイン。2−0。G大阪ペースのまま終了。
両者ともボチボチというか。この時期のフジタを観るのは久しぶりだ。守備のいいチームとはいえ、さすがにまだまだ機能していなかった。それに昨年ほど声も出ていない。それでも高校新人戦よりは上か。
G大阪はドイスボランチの4−4−2で固定するのかも。昨年もダイアモンド型の中盤で固定していたが、大型インサイドを愛する島田さんの好みからすると今年のほうが監督として楽しい形かもしれない。
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