サッカー観戦日記

2003年12月21日(日) Jユースカップ準々決勝 C大阪−東京 清水ー大分


Jユースカップ 準々決勝 セレッソ大阪−FC東京
12月21日(日)長居第2陸 11時 ピッチ悪 晴 並風




C大阪              東京
−−−中山−−坂本−−− −−−−季−−永露−−−
−−山城−−−−日比−− 福田−−−−−−−−村田
宇佐美−−前川−−−中浜 −−−鎌田−−山田−−−
−−楠本−小野原−武田− 宮崎−高橋−−富田−原田
−−−−−稲田−−−−− −−−−−山本−−−−−

C大阪のキックオフポジションは4バックでRBに宇佐美ではなく中浜、LHに宇佐美という不思議な選手起用だったが、始まってみれば得意の3バックだった。本来CFの武田をストッパーで起用し、シンプルなマンマークを採用、小野原がSW。ロングパスも大きな武器だ。前川がミドルパスで味方を走らせる。FK担当。中浜・宇佐美・山城・日比・中山が受けてドリブル。坂本がポスト役。

東京は4バック。トップ昇格の梶山・呉が不在なのはいつもの通りで、ほぼベスト。インサイドは鎌田が守備的で当たりにも強い。山田はパス多用。福田(元U−17)はスピード豊か、村田は技巧派。来期のトップ昇格が決まった李は身体能力が高い。

両チームともゲームプランに沿ってか、序盤からタテパスを多用し前線を走らせる蹴り合いの様相を呈する。3分、東京・宮崎の左FKは惜しくも李に合わない。12分、右からのクロスを宇佐美がダイレクトボレーも空振り。双方とも中盤で繋がず単調なタテ1本の攻めを繰り返すが、守備陣はミスを犯さず、チャンスらしいチャンスがない。19分、C大阪・中浜がペナ内であからさまなダイビングにより警告。20分、東京がカウンターに入るところを楠本が倒し警告。ベンチからは「冷静にやろう」と声もかかる。21分には東京・鎌田がパスミスを奪われ、C大阪がカウンターに入るところを倒し警告。15分過ぎからC大阪のリズムとなり、フリーになりがちな前川からのパスが味方に通りドリブルを繰り返す。26分、左FK前川が坂本の頭を狙うが高橋が前でカット。27分、日比の素晴しいミドルがゴール左上をかすめる。28分、東京のタテ放り込みを小野原ヘッドもやや弱くクリアミス、拾った永露シュートも外れる。29分、C大阪カウンター、中山のポストを坂本シュート、外れる。31分C大阪カウンターで日比のスルーパスに坂本が抜け出しかけるが原田が倒し警告。右80度FKを小野原が狙うが上に外れる。34分、東京FKを富田がヘッドで中に入れ李がヘディングシュートも弱い。35分宮崎の左クロス、ファーで一人余っていたが届かず。38分、C大阪がタテに放り込み坂本が競り勝って落とし中山が走りこむが富田カット。39分、C大阪ロングボールを坂本が落とし山城シュートはDFに当たりCKへ。左CKに小野原、高さで優るが頭に当てるだけで精一杯、ファーに流れたところを中浜がクロス、ファーの中山に正確に合いフリーのヘッドはDFライン上クリア。41分、東京・山田が左サイドからこのゲームで両チーム通じて始めてのサイドチェンジを試みるがミスキックでタッチを割る。43分、東京・山田のスルーパスが永露へ、楠本もしっかりついてカット。44分、村田ドリブルで中に切れ込みシュート、外れる。ロスタイム、村田が右サイドを鮮やかにドリブル突破から中の李へパス、これをワントラップで小野原を振り切り落ち着いて決めて東京先制。

前半はC大阪がやや押し気味ながらも意外と決定機の少ない、膠着気味の展開だった。坂本はボールが来れば空中戦・足元とも安定していたが、スペースへのパスが多くあまり活きなかった。東京は左の福田が不調で対面の中浜が高い位置に突出。逆に右の村田は好調で宇佐美を自陣に押し込んだ。

ハーフタイムで福田から左利きの斉藤が入った。ゲームの流れは変わらず、両者タテに急ぐ攻めでなかなかチャンスは少ない。7分、C大阪・日比→下釜。前川のやや前に入り攻守を落ち着かせつつ前線にも飛び出すプレーでゲームを落ち着かせる。12分、村田の右クロスを李が競り勝ちワントラップシュートもオフサイド。実にパワフル。17分、C大阪・宇佐美→日下。本来レギュラーの選手。同じポジションに入る。しかし日下はゲーム感覚を完全に失っており、パスミスや判断ミスを連発してしまい采配は裏目に出てしまった。さらに20分ごろ武田をトップに上げ4−4−2へ変更し右に山城、左に中山を置く攻撃型布陣を取る。20分、東京・斉藤の左クロスは合わず、こぼれを村田が狙うが宇宙開発。24分、C大阪・前川から武田に当てて山城がカーブをかけたドリブルシュートも右に外れる。26分、下釜のシュートを山本、やや危なっかしいセーブ。東京は完全に守りに入るが、C大阪もミスが多く崩せず、ペナ内には入れず。37分日下がドリブルで二人をかわしミドル、GKへ。38分、原田が遅延行為で2枚目の警告により退場。直後に東京・永露→仲、40分には村田→林と完全に守備的な交代を行い逃げ切りを図る。数的優位に立ったC大阪は次々にシュートを放つ。43分下釜がクレームで警告。ロスタイムにはついに左スローインから混戦、東京がペナ正面外にかき出したところに待ち受けた下釜がDFの隙間をぬうシュート、右隅に決まり劇的同点ゴール。別にC大阪サポでもなんでもない私でさえも興奮と感動で何度もガッツポーズをとってしまった。というかこのゲームはパッションで観ていたのだ。

PK戦
東京   高橋○李○鎌田○仲○富田×
C大阪  小野原○山城○中浜○前川○下釜○

富田の甘いキックを稲田がキャッチ。C大阪は全員が確実に決めてベスト4進出。

C大阪 
稲田 康志、楠本 晋矢、小野原明男、宇佐美宏和(1年)(→日下 亮)、山城 純也、日比 康順(→下釜 雄志)、前川 敬介、中浜 雅之(2年)、坂本 勇一、武田 充展(2年)、中山 昇(1年)
東京 
山本 晃司(2年)、高橋 知寛、富田 賢、原田 圭、宮崎 智彦(2年)、鎌田 次郎、福田 建(2年)(→斎藤 雅也)、山田 敬祐(2年)、村田 翔(1年)(→林 佑樹・2年)、永露 大輔(1年)(→仲 正敏)、李 忠成




第2試合は実績十分の清水と新鋭の大分。両者は夏のクラブユース選手権でも対戦し、前半は圧倒的清水ペースの1−0、後半はCB吉良をCFに上げて逆に圧倒的大分ペースとなり同点引き分けという結果に終わっている。大分は土のグラウンドでの練習で、技術面は物足りないものの好素材が多く代表候補選手も何人もいる。残念ながら今年のトップ昇格選手はいないが、大学での活躍が楽しみな選手もいる。





Jユースカップ 準々決勝 清水エスパルス−大分トリニータ
12月21日(日)長居第2陸 13時30分 ピッチ悪 晴 並風


清水           大分
−−−阿部−−篠田−−− −河内−−河野−−石田−
鈴木−−−−−−−−大瀧 −−−−−−−−−−−−
−−山本真−−枝村−−− −三好−−福元−−吉良−
高野−高柳−−村越−森安 尾崎−−東−−西澤−中川
−−−−−山本海−−−− −−−−−西川−−−−−

清水はソリッドな4−4−2。GKは来期トップ昇格で大胆な飛び出しがある山本海人(U−18代表)。山か海かどちらかにして欲しい名前だ。夏以降下級生を起用し失点が多い4バック。セントラルMF(ボランチというと怒られる)は展開力のある枝村(元U−17代表候補)と抜群の機動力を誇る山本、真希の強力コンビ。左は好不調の波は大きいものの驚異のテクニシャンのレフティー鈴木、右もレフティーでパスセンスもある大瀧。FK担当。FWはトップ昇格で抜群の身体能力を持つ長身阿部(U−17代表候補)とエスパニョール帰りのリアルストライカー篠田。小柄な選手が多く、全体に技術が高い。

大分は4−3−3。U−18代表で左足でFKも蹴る「日本のチラベルト」西川が全体を締める。4バックはカバーのいい西澤と当たりの強い東を中央に、右の中川はロングスロー、左の尾崎はタイミングのいい攻撃参加がある。ボランチは抜群のフィジカルの福元(U−16代表を軸に、絶対的な高さを持ち実はボランチが本職という吉良を右に、クレバーな三好が左に入る。3人ともパワフルで競り合いには強い。FWは長身CF河野を中心に技術とパスセンスのある河内(U−18代表)が左、タテ突破得意の石田が右に入る。

パスを繋ぐ清水と徹底的にタテパス狙いの大分という好対照なチーム。序盤は大分がロングボールでリズムを掴むが、清水は徐々に盛り返す。8分、清水・山本真の30mドリブルシュートを西川正面にこぼすところを篠田が詰め、ボールを押さえた西川と激突し、ファウルで西川負傷。2分間ゲームが止まる。篠田はスペイン・スタンダードとも言うべき激しい、というか日本の基準ではダーティーなプレーを連発。独特のメンタリティーを身につけたようだ。しかし簡単に退場しそうもないマリーシアも感じられ、個人的にはとても好きなタイプの選手である。12分、LB高野がRH大瀧へ一気にサイドを変えるフィード、山本真・森安とつなぎスルーパスは阿部届かず。13分清水カウンター、枝村のパスを受けた阿部が力強い突破から篠田へ、左へ回りこんでシュートを狙ったところに西澤のタックル、これが足にかかりPK。大瀧の右隅へのキックをGK西川が完全に読みキャッチ。15分大分ロングボールを河内が繋ぎ河野が頭で右に流し石田ボレーも上に外れる。17分、清水右FKも大瀧ミスキック。21分、大分ロングボールを河内が後方に落とし、三好がウラへ出し河内が抜けかけるところを森安ファウルで止める。そのFKをニアで石田がそらすが味方に届かず。23分、清水インサイドのキープから森安へ、一気にタテにフィード、阿部がDFを背負った状態から反転して抜け出して追いつき、右から飛び出したGK西川の脇を抜くシュートも手前サイドネットへ。26分、枝村が左からカーブをかけたシュートで右上スミを狙う。3mほど外れていたボールを西川がわざわざ追いかけた際に再び痛む。清水は両SB、特に森安の逆サイドへのフィードやセントラルMFの展開力などでピッチを幅広く使い、大分3ボランチを振り回してペースを掴む。また小柄な篠田が巧みに起点となり、長身阿部がスペースに走り大分としては苦しい展開。しかし31分、河野→島田。吉良をCFに上げて、島田が左ボランチ、三好が右に回る。河野は178cmありながら66kgとややパワーに欠け、清水CB陣に競り負けるシーンもあったため、183cm・73kgで圧倒的な制空力を持つ吉良を上げたのだろう。33分にはまず西川のロングキックに吉良がヘッド、村越のしかかるがビクともせず。35分、島田の左FKに福元左足シュートも枠外。清水はCBコンビが吉良に神経を使わざるを得ず、SBが守勢に回る。大分は河内・石田がボールを持ち始め、中盤の押し上げもあってペースを掴む。38分、清水も山本真のミドルが当たりそこね、これがスルーパスの形になるが鈴木はわずかに届かず。39分、河内の左クロスは吉良の前で村越カット。好ポジショニング。40分、河内の絶妙左クロスが大外からフリーで入ってきた三好へ、しかしやや高く、ヘッドは弱かった。清水カウンターから阿部へのスルーパスも西澤わざとコースを空けて誘うクレバーな守備から難なくカット。42分、石田へのスルーパスに対し高野が激しく石田を倒しFK。石田も負傷。これで大分は動揺または集中が一瞬切れたか、FKはミスでGK山本海なんなくキャッチ。44分ボールを奪った高野がそのまま持ち上がり、鈴木とのワンツーは大分DFにかかるがこぼれを拾い大瀧へ、ペナ内で東をかわしてシュートもバーを叩く。こぼれに篠田が詰めるがオフサイド。この際異議を唱えたか、鈴木に警告。結局スコアレスで前半終了。

総じて前半は清水が押していた。大分はペースを掴む時間帯もあったが、センシティブで、ちょっとした出来事でペースを手放してしまった。このあたりは経験の差というしかない。

後半から大分・皇甫官監督は島田→負傷上がりの小出川を投入する。タテへの突破力がある選手。島田は15分程度のプレーで、小出川が左、河内が中央、石田が右に入る4−2−3−1となる。開始から大分ペースとなる。2分、石田がキレある突破で高野をかわしてクロスもGKへ。3分、小出川がポストに入り河内が右へ流してフリーの石田が右45度シュートも大きく上に外れる。この際石田もどこか痛めたようだ。清水はSBが中に絞らざるを得なくなり、SHの戻りも遅く、サイドにスペースが出来てしまい、そこを大分ウインガーが狙う。4分、福元が右から左ナナメへのロングパス、小出川を囮に河内が抜け出して速いドリブルから中に切れ込む。あわてて戻った村越が突っ込んで倒し警告。ほぼ正面左80度20mFK。ここでGK西川が登場。スタンド騒然となる。西川の弾丸FKは壁を越えて急速に落ち、激しくバーを叩く。このスーパーFKにスタンドはしばらく雑然となる。7分石田→甲斐。また吉良が右のボランチに下がり小柄な甲斐が1トップ気味の4−3−3へ変更。河内は右の下がり目に回る。清水陣内にスペースが生まれ始めて、大分の河内を中心としたカウンターが活きるという判断か?7分篠田がドリブルで突っ込むところを後ろから吉良がカット、すかさず篠田ファウル。しかしこれだけファウルを連発しても警告を受けないのはさすがだ。大分サポからはブーイングや不満の声も上がっていたが。8分、大分三好が鈴木のサイドチェンジをカット、そのまま前に流し小出川を走らせるがGK山本海が判断よく飛び出してクリア。しかし素早いリスタートから河内得意のドリブル突破、右クロスに甲斐ワントラップで村越を外して左45度7m左足シュートが右隅へ飛ぶが山本海スーパーセーブ。このCKで中川のボールはニアに飛び込む吉良に合わず、こぼれを福元シュートも外れる。11分、枝村がこのゲーム初の力強いタテへの突進からミドルはDFに当たる。清水セントラルMFはパスを配るプレーは多いが、アップダウンや目の前の相手をかわすことが極端に少ない。13分、クリアを鈴木ダイレクトでサイドチェンジ。会場どよめく。大瀧が落とし山本真がクロス、阿部がそらし篠田の更にファーへ枝村が走りこみゴール右へコントロールシュート、GK西川スーパーセーブ。14分清水LB高野がミス、これをカットした甲斐のクロスに小出川飛び込むが合わず。16分山本真スピード豊かに突破、枝村に流してミドル、右に外れる。17分、鈴木から枝村が左足ダイレクトで右に流し森安のクロスはファーへ流れる。18分森安のハーフ付近FKを阿部がバックヘッド、西川キャッチ。清水はセントラルMFが動くことで中盤が活性化し、大分ボランチも下がり、プレスに行けず自慢のフィジカルも活かせない。20分右FKに枝村と大瀧が構え、大瀧狙うもカベに当たり、得たCKも大分跳ね返す。21分ハーフ付近のFK森安低い弾道を大瀧が落とすも飛び込んだ阿部に合わず。23分大分カウンターから河内が一気に突破、最後は囲まれてしまう。24分、枝村がスルスルと右を突破しクロス、跳ね返りを枝村が流し山本真の左足ミドル、DFに当たり左スミへ、しかし西川好反応でキャッチ。27分、大分カウンター河内が右から中へドリブル、オフサイドラインを見計らい右に流れる小出川に出してドリブルからクロスは高柳にあたり右CK。中川がなんらかのサインを出すがミスキック。29分、またもカウンターで河内から小出川に出るが今度はオフサイド。このあたりから大分は吉良がトップ、甲斐が下がり、吉良・河内・小出川3人でのカウンターを徹底する。清水は中盤と最終ラインの間に広大なスペースが生じてしまいカウンターを浴びるのだがSHの守備意識の低さやSBのスタミナの問題もありどうすることもできない。しかもベンチの築館監督も動かず。30分、またも河内へのロングパスに高野が上からのしかかり警告。32分、カウンター吉良が頭で落とし河内が持ち込み小出川を囮に右を駆け上がった中川へパスが通りペナ内に持ち込み高柳をタテから中への切り返しでかわして左足シュートも大きく外れる。33分鈴木ファーへの好クロスも西川キャッチ。直後には枝村のスルーパスに阿部抜け出しかけるが西澤もなんとか体を寄せて弱いシュート。36分、清水・高野→柴田。築館監督が交代枠を思い出したか?スタミナの限界か。鈴木がLB、大瀧LH、柴田がRHに回る。37分福元が足を攣る。38分清水のスルーパスがブレたところをペナ外に西川が飛び出して体を入れる。阿部が後方からおそらく故意に足を出して引っ掛けるが警告はなし。このプレーで熱くなったか、直後大分のスルーパスに飛び出した山本海に対し小出川が足裏を見せて突っ込み警告。マリーシアでは清水の圧勝である。40分、中川得意のロングスローを吉良が落とし福元シュートも左に外れる。44分ロングフィードに抜け出した河内を村越が後ろから倒し警告。(なぜか一発退場ではない)しかし2枚目なので退場となる。大分FKはミスキック。ロスタイムには三好のパスを左に流れて受けた吉良から小出川へ決定機も外す。すぐ清水は篠田→石垣をCBに入れて守る。大分のタテパスを鈴木クリアミス、大分クロスが小出川へ、しかし外れてPK戦へ。

大分 尾崎○中川×西澤○西川○小出川○三好×
清水 枝村×山本真○高柳○阿部○大瀧○森安○

PK戦では清水のキックのほうが安定感があった。この年代トップを争うGK同士の勝負だったが、キッカーに優る清水の勝利。


清水 
山本海人 高柳亮太 村越大三(2年) 高野美臣(1年)(→柴田和也・1年) 森安洋文 大瀧義史 枝村匠馬(2年) 山本真希(1年) 鈴木真司(2年) 阿部分一朗 篠田悠輔(1年)(→石垣勝矢・1年)

大分 
西川周作(2年)西澤孝一 中川裕智 尾崎雄二 東天晃(2年) 吉良仁志 福元洋平(1年) 三好洋央(1年) 石田洋介(2年)(→甲斐圭典・1年) 河内勇太 河野貴則(2年)(→島田諭・2年)(→小出川正忠)


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