年末商戦で注目のソニー製ＤＶＤレコーダー・ＰＳＸの発売日ならびに仕様が発表された。希望小売価格はＨＤＤ２５０ＧＢの『ＤＥＳＲ−７０００』が９９，８００円、１６０ＧＢの『ＤＥＳＲ−５０００』が７９，８００円と他機種に比べ圧倒的な低価格を実現している。仕様変更は次の通り。

• HDDからDVDへのダビング速度が24倍速から12倍速に
• DVD+RW再生(DVD+VR)が非対応に変更
• CD-Rの再生が非対応に変更
• TIFF、GIF形式がそれぞれ非対応に
• サイバーショットの動画取り込みが非対応に変更
• MP3再生が非対応に変更
• インターネットサービス「プレイステーション BB」がアップグレード対応に(時期未定)
• 重量が当初の5.6kgから、DESR-7000が5.8kgに、DESR-5000が5.7kgに変更
なお一部機能については後日ソフトウェアアップデートにて対応するという。

何なのですか、このダウンスペックは？多機能とは言い難いことは最初からわかっていた。元々コンセプトは「低価格で誰でも使える」ものだったし。ＭＰ３非対応、ＣＤ−Ｒ再生機能すらないとは。音楽的には２０年前のＣＤラジカセ並みですか？動画取り込みどころかデジカメも再生できない、と。これは私的にはどうでもよいがＰＳＢＢ非対応と来たものだ。ゲームマシンではなく、ゲーム対応マシンだからこれでいいのだ（バカボン理論）。自社商品の機能も取り込めないとは、開発スタッフ社内で浮いているのかなぁ。しかも機能は落ちているのに重くなっている。

ここまでプライドを捨てて年末に間に合わせましたか。私は買いません。現在のＨＤＤ８０ＧＢマシンでは物足りないしＰＳＸはマークしてたのですが、この分だと売れずにすぐ値引き、年度末には格安フルスペック版発売のパターンでしょう。その頃には他社の多機能マシンも値が落ちているだろうし、もう少しガマンしたほうが良さそう。

現マシンＨＤＤの空きも少ないし年末年始の番組をまとめ録りし、パッと見て面白そうな番組だけを見るのはちょっと無理っぽい。とりあえず高校選手権と高校ラグビーに箱根駅伝と映画用のスペースを確保すればいいか。

ソニーといえばＰＳ２とかいうＤＶＤプレーヤーもずっと使ってないなぁ。なんか別機能もあるらしいが。うちの家電関係の８割をソニーが占めている。（←それでいいのか、裏切り者）おもちゃとしてはソニーは最高なんだけど、いっつも戦略ミスで技術力が商品力に繋がらないし。困った困った。