2003年10月18日(土) |
Jユースカップ グループE G大阪−磐田 |
この日はアメフトに誘われていたのだが朝寝坊、午前中のゲームだったので断念せざるを得ず、急遽Jユースカップを観戦することにした。週末に昼寝・朝食後の2度寝ならともかく朝寝坊なんて好きではないのだが、最近良くない習慣がつきつつある。疲れているのだろうか?
Jユースカップ グループE ガンバ大阪−ジュビロ磐田 10月18日(土)高槻総合スポーツセンター陸 14時 ピッチ並 晴 微風
G大阪 磐田 −−−江口−−出口−−− −−−−−岡本−−−−− −−−−−横谷−−−−− −−中村−−−−沼野−− −−家長−與−−岡本−− 船谷−上田−−宮本−石神 森山−−牧−−丹羽−河内 −−萩原−森下−徳増−− −−−−−三橋−−−−− −−−−−八田−−−−−
U−18代表のためG大阪は三木・寺田、負傷で松岡がメンバーから外れ、江口・横谷・岡本が代わりに入る。3年生は江口・丹羽・牧・河内。磐田もU−18で松井・藤井が外れている。磐田の3年生は沼野と船谷。
序盤から完全にG大阪ペース。中盤でパスが良くつながり、次々とサイドにいい形でボールが渡る。磐田はG大阪に寄せに速さの前にパスミスが多く、精彩を欠く。5分、家長が左から抜け出しシュート、徳増も何とか寄せて八田セーブ。家長は中央や右サイドにも積極的に顔を出し、守備もきっちりするなど意欲的で、体も切れている。10分、家長が右サイドでボールを受けて2度の切り返しで上田をかわし、中へ進みそのまま45度の30m弾丸ロングをニアに叩き込みG大阪先制。スーパーゴール!11分、右CK家長→クリア→家長が再び入れてファーの牧がフリーでヘッド、しかし超決定機も外れる。13分、左CKでファーの横谷がペナ少し外正面に落とし岡本左足シュート、外れる。14分には絶好調の家長がサイドをドリブル突破からマイナスのボールを出口へ、シュートは八田セーブ。19分には與の強烈なミドルがGK八田の正面へ。20分には江口のポストを受けた横谷から左の家長へ、ダイレクトでゴール前フリーの岡本に出すがトラップが甘く、DFが戻りシュートならず。横谷がパス回しに上手く絡みシンプルな繋ぎで貢献、右の岡本もパスと足の長いドリブルを織り交ぜる。與も安定しており中盤がこれだけ好調だと磐田は厳しい。萩原・徳増はポストプレーを抑えられず、またラインを意識するあまりFWに対するマークが甘くなってしまう。宮本や石神もミスが多く沼野はボールに触れず岡本もロングボールを受けることができない。何点入るか分からないような展開だったが、20分辺りから突然家長が動かなくなり、チーム全体もペースダウン。一方磐田は沼野をFWに上げて岡本と2トップ、船谷をトップ下、石神左WB中村右WBに組み替える。ゲームは落ち着き双方とも決定的な形がなくなり時間だけが過ぎていき前半終了。
八田は好セーブで2度の決定機を防いだ。身体能力の高い選手。しかしミスキックやキャッチング・目測の甘さは気になる。特に目測は簡単に身につくものではないので・・・・・・。前半素晴しいパントキックが1本あり、素早いカウンターにつながった。上田の伸びる左足ミドルパスや船谷の細かい技術もお見事。森下のギリギリのカバーでピンチを再三防ぐ。岡本は完全に孤立。磐田は決定機を1度も作れなかった。
ハーフタイムでG大阪・家長→佐藤。第1クォーターだけみれば御役御免、第2クォーターだけ見れば不出来での交代といったところ。佐藤が右、岡本が得意の左へ回る。磐田も石神→和田。和田が右ストッパー。徳増が右ボランチ、上田左WB。
後半は磐田が出だし好調で中盤の守備が良く、ミスも減りトップに入るようになる。G大阪・横谷をきっちりマークし決定機を作らせない。10分、磐田・船谷がFWを追い越して抜け出す初決定機。牧も寄せきれずシュート!しかし中国神舟ロケットに負けない宇宙開発。14分G大阪・遅攻から與が右の河内へ、そのまま上がり江口に当てサイドではなく中に走り戻しを受け、ペナ手前へ、さらに江口とワンツーで裏に抜け出し、落ち着いて決め2−0とする。15分、三橋が目の前の磐田・船谷へパス、船谷2度の切り返しでDFを外してシュート、しかし別の選手に当たる。16分横谷から岡本、中に入り江口へ、ワントラップシュートは上に外れる。17分佐藤がスピードでサイドを破り、ニアの江口へ、しかし森下も体をよく寄せてシュートは外れる。このプレーでリズムをつかんだか、佐藤はスピードを活かしたタテ突破を繰り返す。横谷もシンプルに徹した前半と異なり3タッチくらいでのプレーを多用、とくに切り返してからのパスがよかった。29分、磐田・上田の左クロスを船谷がそらしファーでフリーの中村がボレーも外れる。磐田の決定機その2。30分、G大阪・江口→渡部。32分、横谷から岡本、ここでワントラップからのスルーパスがOSだが、ダイレクトで出せば決定機だった。34分和田警告。34分、G大阪・横谷→平井が左サイド、岡本がトップ下。35分、牧から左の平井へ、タテに勝負しクロス、ファーの渡部に届かず、しかしカウンターにいく磐田がパスミス、多分與のパスがG前ドフリーの渡部へ、磐田はOSのつもりだが、平井に対応した選手が残っておりオフサイドでもなんでもなく、ややもたついたものの渡部が決めてとどめの3点目。35分、磐田・宮本→増田。37分、G大阪・牧→伊藤、岡本→金。金は與とドイスボランチ。金を生の公式戦で観るのは中学生以来だ。42分磐田・増田から沼野へ、森山よく寄せてシュート外れる。ロスタイム、徳増警告。3−0で終了。
まあ実力どおりの結果だと思う。磐田の決定機は3回、いずれも枠に飛ばず、三橋のセービングは一度もなかった。シュートは10本だが、残り7本は可能性のないもの。G大阪は序盤に怒涛の攻撃を仕掛けた他はやや攻撃が遅かったものの終始ペースを握った完勝。これでグループ2位以内はほぼ手中にした。このグループは東京とのマッチレースとなりそう。
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