WUSAが資金難に陥り来期以降の活動を中止するという。非常に残念だ。スポンサー難とのこと。不況には勝てなかったか。もっともその不況を決定的なものとしたのはアメリカの対外(軍事)政策に因るところ大なのだが。
☆国体 ● 成年男子 準決勝 富山1−0東京、栃木2−1石川
石川の4強入りには驚いた。大阪は案の定南国高知単独チームの高知県に1回戦負け。地元静岡は富山に1回戦負けだが、相手も強いので恥ずべきことではない。
● 成年女子 準決勝 兵庫3−0神奈川 三重0−0(PK6−5)埼玉
準々決勝の兵庫−東京戦が事実上の決勝だったか?こちらも静岡は1回戦で兵庫に負け。しかし0−1なら大健闘だろう。
● 少年男子 群馬2−1静岡 神奈川6−1岡山
SBS杯の不出来からすれば、静岡はよくベスト4まで進んだな、というのが率直な印象。大阪は青森に初戦敗退。2年間大阪選抜の監督を務め、良いチームを作れなかった川角先生は多分退任されるでしょう。後任の方はしっかりしたチームを作ってほしい。
● 関西学生リーグ第1節 桃山大0−2大院大 阪南大2−0近畿大 立命大1−2甲南大 大体大1−0同大 関西大5−2関学大
桃山大の負けには驚いた。しかも記録を取り寄せてみるとシュート数2対10のワンサイド。天皇杯を見るかぎり動きが冴えないとはいえ、極端にコンディションが落ちている感じでもなかったが。それとも大院大がそんなに強いのか?この夏ジプシー練習の立命大も2部から昇格の甲南大に負け。桃山・立命がこのままだと阪南大が独走優勝してしまう。
○ 女子W杯組み合わせ グループA アメリカ(1)、スウェーデン(5)、ナイジェリア(23)、北朝鮮(7) グループB ノルウェー(2)、フランス(9)、ブラジル(6)、韓国(25) グループC ドイツ(3)、カナダ(12)、日本(14)、アルゼンチン(35) グループD 中国(4)、ガーナ(52)、オーストラリア(15)、ロシア(11)
( )内はFIFAランキング。実力伯仲の男子の場合全く当てにならないが、女子は信頼できる。アルゼンチンはメキシコに歯が立たないレベルで、日本としてはここに勝てないようでは話にならない。カナダはアメリカの隣国とあって女子代表の活動も盛んでランクも高いが、実は現在の実力はそれほどでもない。選手も個性に乏しく誰が誰なのかすぐに忘れてしまう。というか今すぐ思い浮かぶカナダ人女性はシャーメイン・フーパーとアン・シャーリーしかいない。格下といっても過言ではなかろう。ユース年代では日本との差は広がりつつある。 守備が引きすぎる上にカウンターも拙い、同等またはそれ以上の相手に勝つ方策を感じない上田監督ではW杯予選は戦えず、上田ベルマーレの再来を確信しているが、今回は組み合わせに恵まれた。
○ 全女関西予選組み合わせ ここを参照
4つの山を分けてみてみる。最初の山はラガッツァ(関西リーグ覇者)と京都紫光(関西3位)。関西では紫光が勝っているが、おそらく戦力にはかなりの開きがある。次の山は立命大(春リーグ5位)・大教大(春リーグ3位)・武庫川女子大(春リーグ2位)。武庫女で決まりだと思う。3つ目の山は大体大(春リーグ覇者)、啓明(関西高校2位)、寝屋川レディース(関西リーグ2位)、神戸FC(関西リーグ5位)。常識的には大体大・啓明のマッチレースで寝屋川が絡むかもしれない。最後の山は日ノ本学園(高校全国ベスト4)、三木FC(関西リーグ4位)。日ノ本濃厚。代表の座を勝ち取るのはラガッツァ・大体大・啓明・日ノ本のいずれかだと思うが、ラガッツァはかなり楽な組み合わせとなり最有力。
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