雑感
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2007年11月26日(月) 走りたくない時に読む本

村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』
が届いた。
休暇で実家に帰省しているので走る時間はたっぷりあるのだが、
体調が悪くて坂の多い自宅周辺で30分も走ると息が上がる。
つい走りたくないと弱気になっている最中にページを開いてみた。

村上さんはコンスタントに一日10キロのペースを守って
ランニングしているそうだが、やはり走りたくないときって
あるんだと知ってほっとした。

主にレースのことを書きながら、レース前後や練習中に考えたこと
などを回想風に思い返している。
体が悲鳴を上げて走れないのと、走るのを止めようという思いは
別物だと割り切っているのがすごい。
昨日は2キロ走ったところで、これはだめだと思って歩いた自分が
情けないなと反省している。

しっかり準備してもレースで結果がついてこないときもあったと
いう箇所では市民ランナーとして、うんうんと共感できた。
東京マラソンに備えてクリスマスから自分なりにまじめに準備して
いたのに本番直前の体調不良で納得のいかない結果に終わったとき
もあったので、村上さんでもそうなんだと思って少しは楽になった。

この本、少しづつ大事に読んでいきたい。


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