yofukoの日記

2005年01月12日(水) 卒論あとちょっと

旅行の事で心がいっぱいいっぱいな今日この頃ですが
卒論を書かなきゃ始まりません。
なにしろ卒業できなくなっちゃいますから…!

ということで、明日提出の論文を今日書きたいと思います。

…行き当たりばったりを、まさか大学卒論でまで発揮するとは思いませんでした…。
でも一応書いてあるので、後は訂正ポイントを書き直すだけです。
レッツラドン!



昨日、テレビ東京で「スタンドバイミー」をやってました。
気付くのが遅くて、途中からしか見られなかったんですが
大好キングな作品でございます。4,5回みたかしら…

こう、なんというんでしょうか
少年期に思うこと、というか感じることを
いっぱい盛り込んであって、見るたびに違う事を感じます。

最初見た時には、ただなんとなくいいなぁ、この映画
と、漠然とした印象だったような気がするんですが
今回見た時には、私の小さい頃感じた「死」に対する意識が
ここに似たような形で描かれてるなぁ、なんて今更気が付きました。

あと、小さい頃はその街がすべてで
なんていうか、自分の周りに存在するものが
自分の全てだった、というか。
それを他の世界を知ることで、急に町が、これまで接してきたものが
この世界のほんの一部分だと言う事に気が付く。
一気に、それこそこれまでの何倍も、何千倍もの世界が
自分の目の前に広がる。
私自身、経験のあることなので
凄く心にすとんと落ちてきました。

この気持を描ける、スティーブンキングは本当にすごいなと思います。
彼の作品を直接読んだことはないのですが、
彼の作品が映像化されたものは、いくつか見たことがあります。
「死」に対する、何か強い意識みたいなものを感じる作品が、
(私の見た範囲で)多かったような気がします。



あと、本日は「スナイパー」なる映画がやっていました。
(ネタバレ注意!)

銃器を販売する、国際的大手企業の副社長の女性が
愛人である俳優の、舞台千秋楽に向かっている所から始まります。
ところがそこにつく直前、電話がかかってくる。

ジョンと名乗る男性からの電話は、
現在彼が、彼女を銃で狙っている事を伝えてくる。
実際に彼女が、彼の指示した以外の行為を行うと
銃弾が彼女の横を打ち抜く。
彼女は指示に従い、露天につながれた手錠に、自らの足をくくりつける。
その露天には、1ブロック丸ごと吹き飛ばせるだけの爆弾が仕掛けられていた。

さらに彼女の愛人である舞台俳優。
彼の眼前にもまた、爆弾が仕掛けられていた。
動いても、大きな声を出しても、それによって起爆する。
微動だにできない状況の中、時限式でもある爆弾は時を刻んでいく。


という話なんですが。

いや…なんといいますか…
結局その犯人はやりたかった事を達成できたのかしら…??
なんかなんとなんとなく終わったような?

犯人の計画は周到でございました。
主人公の女性が、携帯の電源を切ると(通話をきると?)起爆する。
また時限式でもあって、時間が来ても爆発する。
愛人のほうも音に対するセンサーと、動きに対するセンサーがついてる。
それ以外にも、劇場に発煙筒が遠隔操作出来るように設置してあったり
自分が利用するための、マスコミやそのスタッフまで選んである。

のに。
のに。
なんかはっきりしないというか…?

犯人は自分の娘を、銃によって殺されてしまってるんですね。
なので、ターゲットをこの銃器を世界に売っている彼女に向けるんですが
その旦那とも昔あったことがあるらしく。
犯人が昔CIAの秘密工作員だった時に、旦那の命を助けた経験がある、と。

まぁ、なんとなく犯人が彼女を選んだ理由も分かったんですが
愛人の所にまで爆弾仕掛けたのとか
何を目的にこの犯行に及んだのかとか。

しかも最後は救われないエンド…。ルルルー…

あ、分かった!
(って、分かったような事言います。す、すいません)
メッセージを含んでないというか。
見終わった後に、「え、あ、終わったの??エ??」ってかんじ。

出てる役者さんたちはとてもとてもよかったので
脚本?が微妙だったので、残念でございます。



いやーしかし、テレビ東京、
週何回かは映画をお昼にやってて、とても素敵ッシュでございますな!
時間があったら必ず見てます。これからもよろしく!!

(悪徳)


 < 過去  INDEX  未来 >


yofuko