お風呂に入っていた。
顔を洗ってて、せっけんを取ろうと・・・ そこでなぜか、目をせっけんに向けずに取ろうとした。
もう慣れとるけんね、見らんでも取れるっちゃんね。
・・・ザクッ。
は?
目を向けると、血が滴る人差し指。 なぜかせっけんのすぐ横に、カミソリが立ててある。
「暗殺かよ!」
それはいいとして、流れる血をどうにかせねば。 シャワーで流して…
「いかん、暖めたら余計出そうだ」
じゃあなめれば…
「ああ、血の味大嫌いなんだ。なめるなんて出来ない」
片手使えないだけで着替えも一苦労。 なんとか服に血をつけずに着替えることが出来た。
しかし不自然に立ててあったカミソリ。 誰かに命を狙われてるのか・・・? |