ついにやってきた修論発表。 発表時間は17分、質問時間8分。 17分をあまり越えすぎるのも悪いが、少ないと 質問時間が多くなって困る。
金曜日に練習してみたところ14分。最初は17分だったのに 練習するたびに短くなる。
このままでは…質問責めになってしまう。
そこで作戦をたてた。
「土日は修論のことを全て忘れて、スムーズに発表できない ようにしよう!」
土曜日、楽器を吹いて過ごし、 日曜日、また楽器を吹いて過ごし。
そして月曜日。
ノートパソコンと原稿を持って堂々の現場入り。
前の人が発表しだした。 あら・・・?原稿見てない。 今回わざわざ原稿準備したのに、みんな見ないのか。
そうだ。原稿を見ずに話してしどろもどろになったら さらに時間が稼げる。
そして本番。もくろみどおり18分ほど費やして 発表は終わった。
司会:「えー、質問があればどうぞ」 質問者:「あの、あそこはどういうことですか?」
あっ、すみません。説明し忘れてました。 ある意味周到な準備の結果。 |