墓穴
座右の銘
『我が道を行く』

2001年11月14日(水) 雅な

世界へようこそ。って感じである。
何が?
そのご質問はごもっとも。

本日、某人妻様の本を買いに本屋へ向かったのだが、目的のものはゲットできず。
仕方なしに、手ぶらで帰ろうかという時、目に入ってしまったのが、
【陰陽師 瘤取り清明】である。
今現在、陰陽師は「陰陽師」「飛天ノ巻」「付喪神ノ巻」「鳳凰ノ巻」そして、初長編の「生成姫」が出ていることは周知の事実であるが、10月に絵本仕様の「瘤取り清明」なるものが発売されていたのだ。
絵は小説の挿し絵を描いている村上豊氏。
まっこと、しみじみとする絵を描かれる方なのだ。

そしてまた、内容が面白い。
「瘤取り清明」とのタイトル通り、瘤取り爺さんの話しがモデルではあるのだが、いやもう夢枕氏の表現にはただただ感激しかない。
ほのぼのと、ほのぼのと、清明シリーズ全てにいえるのだが、妖怪達までも愛おしくなるような、人間味溢れる世界が広がっている。

そして、博雅が大好きな私にとって、この話。
博雅が天地精霊、妖怪達までに愛される話なので、もう溜まらん。

戯事で、「博雅=太一」「清明=ヤマト」で話を書いたら、書いた本人は目茶苦茶楽しかった。
天然で実は凄い博雅が太一と全然違和感なく。
一つ難を言うならば、清明ヤマトが格好良過ぎになってしまうことだろうか。

そんな事をいっていると、ヤマトファンの友人に殺されそうだが、本当なのでしょうがない。


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白猿