皇帝の日記
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2012年04月15日(日) 聞こえない

耳が聞こえにくいジャバ夫さんは、耳鼻科でとんでもない診断をもらってきました。

検査の結果。

「問題無し」
でした。
「じゃ、じゃあ先生、なんで妻の声が聞こえないんですか!?」
と詰め寄ると
「問題ありません。私も私の妻の声は聞こえません」
と言われたとか。
さらにすかさず看護婦さんが
「私の夫も、私の声は聞こえません」
と。

ふーん。
じゃあ問題ないな。

さて、こないだイサムさんの学校の帰りに、ふとホープランチの海のレストランにぶらりと寄った。
何故かまた、ふらりと「ロブスターが食べたい」と思い、何も考えずにオーダーしてしまった。
荒ぶる3歳児と、殻に包まれたロブスター。

うわー。
食べにくい事この上無し。

もたもた殻を割っていると、あっという間に飽きたイサムさんがテーブルから脱走をはかり、するりと椅子の下に潜り込もうとした。
逃がすまじ!と袖をとっさに掴んだら、するっと服が脱げてしまった。
上半身裸のイサムさん。
更にがっと脇の下を掴むと、テーブルの下にぷらーんとなりながらも逃走を諦めたイサムさん。
しかし、そのままテーブルの下に潜む事にしたらしいイサムさん。

左手にはテーブル上のロブスター。
右手にはテーブル下のイサム。

もぐもぐもぐ。

そんな状況に気がついた一人の紳士が、同席のマダムに
「はっはっは、見たまえ君。裸の赤ん坊が机の下に居るよ。はっはっは」
と笑うと、マダムも
「ほほほ。裸ん坊ですわね、あなた。ほほほ」
と笑い。
他のテーブルの人も、優雅にほほほ、ははは、と笑い始めたのでありました。

うむ。

そういう日もあるさ・・・。


皇帝