皇帝の日記
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さすがに一週間もベッドの上でだらだらグダグダ過ごしていれば、やや回復します。 今日はちゃんと朝7時にイサムさんに太鼓のバチで殴られて起き、朝ご飯も自分で食べてノソノソ起き上がって来ましたとさ。
鼻はまだ詰まっているけれど、頭痛はだいぶ良くなり。 痰が絡んだ咳は出るものの、ゼロゼロする感じではなくなった。 このまま一気に回復して欲しいところ。 なにより気候がやったらめったら暑くなって来たので、これ以上寝てられないと言うか、暑い! 座ってるだけで汗かくくらい。
さて、寝込む前の話だが。 公園でぼへーっとイサムさんを遊ばせていたら、日系のおばあちゃんに話しかけられた。 日本人って不思議なもので、海外で出会ってもたいがいお互いに無視して通り過ぎるもんなんです。 ところがこないだの震災のせいか、最近よく日本人に話しかけられるようになった。 話と言っても、お互い日本人であることを確認してから、家族は大丈夫だった?困ってる事無い?程度の挨拶だけれど。 やはり、故郷を遠く離れていると、大きな異変があると心細くなるものらしい。
で、おばあちゃんは日系二世で、強制収容所生まれ。 日本語より英語の方が話せるし、日本にも50年くらい行ってないけど、福島の親戚が心配で話しかけてきたらしい。 親戚とは言え、一世だった父親が他界してからは連絡先もわからないし、普段は交流も無いから、無事かどうかもわからないとのこと。 そういう移民も多いだろうと思う。
そんなこんな話していたら、イサムさんを見ておばあちゃんが 「アイノコはやっぱり可愛いデスネー」
古い言葉が一周して新しく生まれ変わったのであった。 近頃とんと聞きませんねえ。 間の子て。
皇帝

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