皇帝の日記
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イサムさんが、跨がって自分でこいで進むバスのおもちゃに夢中だ。 バスでベイリーを追いかけ回して遊んでいる。 (ベイリーさん大迷惑)
そんなある日、廊下で何故かバスの上に立ってみようと思ったイサムさん。 バスは横倒しに倒れ、イサムさんは石畳の床に投げ出されてしまった。 ああ〜。 ゴン☆
漫画みたいな音がして、頭をぶつけたイサムさん大泣き。 あああ〜。
かわいそうに〜。 と、集まる大人達。
まあそんな事があって。 やがて、イサムさんは何故かそれを繰り返すようになったのだ。 目を離している隙に、バスのおもちゃを廊下に持ち出しては、わざわざ石の床でひっくり返って大泣き。 慌てて見に行くと、横倒しになったバスと、床に転がって頭を押さえて泣いているのだ。
・・・なんかおかしくないかい?
だって、一日に5回くらい倒れてる時もあるのだ。 もし痛い目にあったら、普通止めないか?
そんなわけで、詳しくイサムさんをこっそり観察した所。
お母さんお父さんが見ていない事を確認すると、イサムさんはやおらバスを持ち出して静かに廊下に出てゆき。 そっとバスを横たえ。 微妙に角度を調整し。 ちょっとバスから離れ。 ごろっと寝転がって。 頭を押さえて。
わああああああん!
泣いた。
えー。
えーー。
どうやら、お母さん達が血相代えてやって来るのが面白かったのか。 それともかまって欲しかったのか。 さっぱりわからんけど、何度もこれを繰り返していたらしい。
がっくり。
なんか変な知恵が付いたな。
皇帝

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