皇帝の日記
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はしゃいでみたがうれしくならなかった。 昨日は宿題をやってみたり、やってもできなかったりした。 今朝はムカデが風呂場でのびている。 生きているのか死んでいるのか確認したい。
十一月にクラス換えがあるらしい。それは楽しみだ。今のクラスの先生には、今一馴染めないのだ。 二人先生がいる。
一人はあだ名を個人的に「こげパン」と呼んでいる。この人はいい人だが、ちっとも頼りにならない。口癖は「好」と「請」。 短い言葉が好きらしい。そして自分の言葉に笑ってよく先に進めなくなっている。
もう一人は美人の先生だが、ややきつい。 目玉がでかくて、瞬きしている瞬間を見たことが無い。なんとなく爬虫類なのだ。 そして女の子の追っかけがいる。宝塚のような感覚らしい。でも私好みの顔ではないのでなんとも言えない。 だって瞬きをしないのだ。 教科書か黒板か生徒を凝視しているのだ。 もしかしたら目蓋が無いのかもしれない。
シュン膜は付いているかもしれない。
では学校言ってきます。
皇帝
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