凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2015年02月15日(日) バレンタイン(子供⦆

やってきましたバレンタインデー。
思えばアイが3才から始まった義理チョコ作り。
3才にして「バレンタインデーに手作りのケーキをプレゼントする」などという野望を抱き、クッキーで妥協してもらって幼稚園仲間のご近所さんに配りまくってから幾星霜。
アイが小学校を卒業するまでそれは続いた。
中学になるとさすがに男の子に義理チョコは無いというお年頃になり、女の子への友チョコと代わり、親に手伝ってもらうのは恥ずかしい、と、自力で全部作るようになり。
それと入れ替わるように、アユムがチョコを配るお年頃になり、結局チョコ作りは毎年私もしなければいけなかった。

今年、アイ、高1。アユム、小5。
初めて、私はノータッチで済んだ。
おおおおお。実に12年ぶりの手作りしなくていいバレンタイン。
アユムのフォローはアイがしてくれるし、アイは自分でチョコケーキ焼いてるし。
夕飯と片付けをさっさと終わらせて台所を開けて私はのんびりテレビ見てて、その間二人で台所とリビングであれこれ。

あぁ成長したなぁ2人とも。
ってか、私が手を出しすぎていたのかもね。
もっと子供の自主性に任せて、手を出さないで見守るのが正しい子育てなのかも。
なんて、しみじみ感じたバレンタイン前夜。

で、翌朝。
台所には冷ましたまま放置されたチョコケーキ。
おいーラップにくるんで冷蔵庫にいれておかないと乾いてしまうだろうが!
小学生ってチョコペンで落書きされただけのビスケット一枚って、貰って嬉しいのか?もうちょっと市販のチョコも入れてボリューム出した方が良くない?
おいおい!せっかくのチョコケーキ、ビニール袋に無造作に突っ込んだ状態で渡すのか?!スーパーで買ったさんまのばら売りか!
友チョコ渡す友達の家が分からないなんて私が知るか!自分でどうにかして調べなさい!

結局あれこれ口を出してしまって反省。
しかし目をつぶってしまうには我が子ながらひどすぎたので。

アユムはお友達と何人かで一緒に友チョコ配り。
貰ったお菓子を見ると、結構ちゃんとしたチョコとかパウンドケーキとか。
「お母さんが作ったんだって」うぅむ。やっぱり小学校のうちはまだどこもそうか。
うちも来年はせめてクッキー位、一緒に作ってやろうか。
アイは本格的なムースとか貰って来てた。
さすが高校生。
この辺は個体差と言うか、個性が出てくるなぁ。
アイのチョコケーキはちゃんとラッピングして持っていった。
「お店で売れるよ!」と褒め言葉を貰ったようで、満足気だった。

来年こそは、手作りバレンタイン最後の年になるかな。
アイがアユムと一緒に作ってくれたら、私はノータッチになるかな?

ちなみに、アイは失敗作を、アユムは成功作を「お母さん食べる?」とくれた。
うぅむ。ここに愛情を感じるべき?
合理性に感心すべき?

どっちにしろ、おいしゅうございました。お疲れ様デス。





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