凪の日々
■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■
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アユムの未就園児教室の終了式があった。
当日は園のホールで、30分程度で終わる、との事だったので、私は普通にいつのも服装で。 アユムはちょっとそれらしく、グレイのワンピに黒のカーデ、胸にはカジュアルではあるけれど、毛糸のコサージュをつけてそれっぽく。
ところが園についてみたら、皆さんばっちり気合が入ったスーツ姿。 子供までスーツだのワンピだのだ。 そっか、年齢的に七五三でスーツ買ったりしてる子が多いのかも、と気づく。 思えばうちは七五三も適当な服で済ませたんだった。 我ながら気合抜けまくり振りに親失格のような気分。
しかしいつものランチ仲間は私より上だった。 ジーンズで着てて、園に着いて慌てて着替えに帰ろうとした位。 この私でさえ、流石に今日はジーンズはあんまりかな、と止めておいたのにあっぱれ。 あぁ同じ価値観の人達と知り合えて良かった…と胸をなでおろす。
ホールでは子供は前の席。ちゃんと先生に指示された椅子に座っている。 おお凄い。だって入所式の時は、私に抱きついて泣きどおしで離れなかったのに。 一年弱で子供ってこうも成長するのか。凄いや。
ちゃんと名前を呼ばれて返事をする。 前に出て、園長先生から終了証書を貰い、大きな声で「ありがとうございました」と返事をする。 おお凄い凄い。 リズムに合わせてタンバリンなんか叩いて見せたりする。 うぉぉ凄い凄い。 気分はアシカの曲芸見てる観客のよう。(←それでいいのか?)
最後の挨拶では先生方が感極まって涙ぐみ、言葉につまる。 うんうん、そうだろうなぁ。 このしょんべんたれの小猿の群れをここまで躾けたのって凄いよ。 並大抵の苦労じゃなかったろうと思うよ。 有難う先生。本当に良くやってくれたよ。(←偉そう) いや、ほんと、凄いって。
毎朝泣いて登園を嫌がるアユムを無理やり車に押し込めチャイルドシートに縛り付けるようにして連れて行っていたのに。 「この子にはこの園は向いていないのかも…」と真剣に悩んでいたのに。 今じゃ園を休むとなると泣いて嫌がるようになったし。 凄い変わりよう。 やっぱり母親と家に閉じこもって遊ぶより、子供ばっかりの集団で遊ぶ方が楽しいものなのね。
乳幼児の頃の悩みって一ヶ月二ヶ月単位で変わっていってたけど、幼児だとちょっとスパンが伸びて半年単位が目安っぽいかな?ってのが今回の実感だったかな。 いずれにせよ、一年経つともう何で悩んでいたか思い出せなくなるもんなんだなぁ。
これが小学生のアイとなると、もっと悩みのスパンが長くなってきてちょっと面倒になってくる。 中学生、高校生と上がっていくにつれ、もっと根深く深刻な悩みが延々続いたりするんだろうなぁ。
ま、先の話は先の話。 とりあえず、アユムの未就園児教室生活はおしまい。 次は幼稚園児生活へとレベルアップ。 私も乳幼児の母から幼稚園の母へマイナーチェンジながらもちょっとだけ、経験値アップって感じだ。 攻撃力や防御力も少しは上がったかも。(←なんだそれ)
終了式終了後はお約束のランチ。 「皆なんであんなに決めて来てるのー?!」 「私達位?カジュアルな服装だったの」 「でも私今日は流石にスカートで来たわよ!」等、メクソハナクソ。 がっつり食べて、子供達もたっぷり遊んで、親子共大満足。
さ、来月からの幼稚園生活、何が待ち受けているのやら。 冒険は次のステージへと移って行くのであった。(←だからなんだよそれ) このメンバーでバス路線が違う私は違うクラスになる可能性大だしなぁ。 ま、仕方ないか。 とりあえず、最初の関門、役員決めはバザー委員をやるつもり。 経験値を上げていくぞーがんばれ自分ー
暁
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