凪の日々
■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■
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ママ友のTさんと世間話。
息子のH君が、雑誌の懸賞でみつけたおもちゃに猛烈に惚れこんでいるらしい。 「当たるといいね〜」と応募したその日から、「おもちゃ、いつくるかなぁ〜!!!」と待ちわびるようになってしまったそうだ。 「懸賞に応募する」という事の意味を何度も説明するも、四歳児にはどうやら理解できないもよう。 そのあまりの熱望ぶりと「送ったから届くはず」と思い込んでいるひたむきさに、その後訪れるであろう現実に打ちのめされる我が子の姿を見るのも忍びなく。
悩んだTさんは旦那さんに「同じおもちゃ買ってきて封筒に入れて�狹�たったよ�瓩辰禿呂修Δ�」と相談したそうな。 うーむ、と考え込んでいた旦那さん、思わず「あ!もしかしたら!」と叫びだした。 何事かと聞けば、「俺、子供の頃懸賞に当たった事あるんだけど、あれってかあちゃんが買ってきたやつだったのかな?!」と真剣な顔で言われたらしい。 欲しかったおもちゃの懸賞に応募して、ある日「当たったよ」と母親が茶封筒に入ったおもちゃを渡してくれたらしい。 でもよくよく記憶をたどってみると、普通の茶封筒だった気がする。 よく考えたらああいうのは出版社の社名とか印刷されたもので来るものじゃないんだろうか。 そうするとあれば母親がこっそり同じおもちゃを買ってきて、さも当たったかのように渡してくれたものだったんだろうか…
20数年前だか30年近く前だかの出来事。 真相を知るは旦那さんの母のみ。
「で、旦那はこんど母親に聞いて確かめてみよう!といきまいているの。余程信じ込んでいたみたい。種明かしされた時の旦那の心境を聞いてから、同じ事を我が子にするべきかどうか、あらためて相談して決めようと思って」と笑顔のTさん。 そりゃ、間違いないよね。
男ってかわいいっていうか、Tさんの旦那さんもTさんも、良い味出してる夫婦だよなぁと感心。 愛情受けて育った人は、同じ愛情を人にも注げるもんだよね。
暁
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