凪の日々
■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■
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アイが「玉子焼き焼きたい」と言い出した。 卵がきれていると言うと「買って来る」と言う。 親として、子供のやる気を削いではいかんと思い、お使いにやると、「お母さんごめんなさい」とレジ袋から卵を滴らせながら帰ってきた。 まぁ、これでキックボードに乗って卵を買いに行くのは避けた方が無難と学んだだろう(遠い目)
卵三個に砂糖小さじ四杯入れた玉子焼きは私には頭痛がしそうなほど甘く気分は我慢大会。 それでも目を輝かせて「美味しい?」と聞くアイに「うん、上手に出来たね」と引きつりながら応える母。 「次から砂糖は半分にしたらいいよ」と言うと、「美味しくない?」 いや、そうだけどそうじゃなくてっていうか、あんたにはこの甘さがちょうど良いって事?
何かとマイナス思考でいじけ癖のあるアイにとりあえず得意分野というか、好きな事を見つけてあげねば、と、それらしい料理分野を教えたり好きにやらせたりしているけれど、おのが忍耐力との闘いになるのがなんとも。
忍耐力を必要としてしまう私に問題があるんだと分かっているだけに更に遠い目をしてしまうある夏休みの昼下がり。
暁
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