凪の日々
■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■
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夏休み、集合住宅内のご家庭はそれぞれあちこち家族旅行へ行ったり帰ってきたりと皆様忙しい。 どこにも、それこそ近所の海にすら行かないのはうちくらいだろう。 私が連れて行けばいいんだけど、かなづちの私が子供二人を水の事故から守りつつ遊ばせる事はかなり難しい。 仕方ない、ちょっとだけ、付き合ってもらおう、と夫に「子供をプールに連れて行きたいんで、悪いけど都合がつくなら一緒に来てもらえない?」と声をかける。 我ながら、変な声のかけかただなぁと思う。 普通に「ねぇ、日曜くらい子供と出かけようよ。プール連れて行こうかと思うんだけどどう?」なんて会話をしたいものだなぁ…と思うが、このヒトとそういう普通の会話は無理なので最初から望まないようにしないと。 「なんで子供にサービスしなきゃいけないんだ」と返されるのがオチ。 子供を遊びに連れて行くのは子育てじゃなくてサービス(=甘やかしてる)と思ってる人には…あぁもういいや。またダラダラそんな事並べても仕方ない。
アイは大喜びではしゃぎまわる。 息するのも苦しいんじゃないかと思うような興奮状態。 プールにつくやいなや、着替えもそこそこに「先に行くね!」と走り去る。 おいおい。 去年は私に抱かれてちょっと水につかる程度だったアユムも自ら浮き輪を身につけさっさとプールへ歩いていこうとする。おいおい。 浮き輪よりヘルパーだけの方がより水に浮く感覚が楽しいらしく、そのうち浮き輪は嫌がりヘルパーだけで水に浮いて漂い始めた。 母の手も邪魔とばかりに振り払い。 アユムも成長したもんだ。
カキ氷バクバク食べたりたこ焼きガツガツ食べたり思い切り体を動かし食べて遊んで子供達は満足したよう。 帰りたくないとふくれるアイを納得させるのに苦労しつつも、とりあえず、夏の思い出をひとつは作ってあげられたかな、と罪滅ぼし気分。
ごめんね。よそのご家庭みたいに旅行に連れていけなくて。 アユムがもう少し大きくなったら、三人で旅行も出来るだろうから、それまで我慢してね。 でもそこの頃は私の体力が無かったりして(汗
暁
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