凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2005年06月23日(木) 夏期講習

アイがチラシを持って帰ってきた。
学校の校門付近で貰ったんだそうだ。
見ると学習塾の夏期講習のクラス分けを兼ねた実力診断テストの案内。

そういえば確か昨今の小学校って通知表は明確に成績を表示しないんだよね。
子供が中学生になって初めて「うちの子はこんなに出来ない子だったのか!」と驚いたと言ってた人がいたっけ。
小1で塾なんて全然考えていないけれど、実力診断テストはちょっと興味がなくもないかなぁ…なんてぼんやり考える。

アイは「なんて書いてあるの?」と興味深々。
親にではなく、大人が自分宛にチラシをくれた、というのがかなり嬉しかったらしい。
「算数と国語のコンテストがあるから参加しませんかって宣伝」と説明すると(実際そう書いてあったし)「アイちゃん出たい!」と叫ぶ。
え、出たいって。コンテストっていっても舞台でなんかやるのと違うし。
えーっと、テストだよ。プリントしたりするんだよ。
それに点数つけてくれるの。そう説明しなおす。
学校は丸はつけてくれるが点数はつけないものね。
まぁ、まだ一年生だからプリントも練習であって、テストじゃないからだろうけど。
アイはやる気満々。まぁ、いいか。試しに受けてみても。
こっちもちょっとだけ好奇心でもって参加する事にしてみた。
それが今月半ば位の事。

コンテストはアイはそれはそれは楽しかったらしい。
同じ方向へ向かう子供達を見て「皆、テストに行くんだね!」とうきうきし、(何故?)教室には喜んで一人入っていき、終わったら笑顔で「面白かったよ!」と飛びついてきた。
電気をつけたり消したりするいたずらっ子がいて怒られただの…って楽しいの方向性が違うけど…
しかし学習塾のテストのナニがそんなに楽しかったんだろう?
先入観のない子供って謎。
「今日だけなの?もう行かないの?」と聞いてくるが、夏期講習は二万以上かかるし、旦那は今月で仕事を辞めるわけだから、不必要な支出は避けたいしねぇ…

成績結果説明会もそういう理由で出席しないで郵送してもらった。
開けてみると、国語も算数も結構高得点だった。
ついでに、近県のこの塾全体での成績順位が入っていて、450名位の中で、アイは20位内だった。

…えーっと、これって、どう解釈すればいいんだろう?
これって塾のヤラセ?子供の可能性を伸ばしましょうとか、そういう親の弱点をついている?この順位表もデタラメとか?
地元の人間だったらどの塾がどうとか評判だのなんだの分かるんだろうけれど、田舎者でよそ者の私にはどこが信頼できる塾でどこが怪しい塾なのか全然分からない。

昨夜、塾から電話が来た。
成績表でお分かりかと思いますが、アイさんは国語は素晴らしいのでこの力をこのまま伸ばすように、算数は最後の図形問題がかなりひねってあったので難しかったようですが、それでもこの点数ですので、ここを重点的にやっていけばもっとわかるようになると思います。私達はそのお手伝いができたらと云々。

とりあえず、夏期講習は検討します、ということで電話を切ったけど、小1で塾って必要ないんじゃ、と思ってしまうのは私が田舎者だからなのかな。
子供の頃は夏休みは真っ黒になって蝉取りしたり子供同士遊んだりしたほうが…塾は何年生になってからでもいけるけど、小1の夏休みは一度だけだし、皆とラジオ体操にいったり、学校のプールで泳いだり、汗だらけになって遊びまわる方が…って考えは古いのかな。
まぁ、ラジオ体操に行ってから、塾に行って、昼から遊ぶってのも可能な時間割ではあるのよね…塾も10回位だし…
悩むばかりで結論が出ない。
問題は先立つものがないって事か。

なんだか、自分で決められない事ばかりです。
だって、責任は私に来るけれど、私自身にはなんの特にもならない事ばかりなので、やりたいわけでもないし、やらせたいわけでもないけれど、やらせた方がいいのかもしれないし、向こうがやりたがっているのでやらせてあげなきゃいけないのかもしれないし、で判断できないのです。
ぶっちゃけ、他人事なのでどーでもいいの。
やらなくていいならこんなに楽な事はないの。
でも面倒臭いからやらないーですむような事はもうどこにもなくて、やるべきだとかやるのが普通とか、義務とか責任とかそんなのばっかが転がっててもうどうしたらいいのかフリーズ状態なのです。





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