凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2004年12月11日(土)

土日の時間のつぶし方にいつも頭を悩ませているのだけれど。
とりあえず、スイミングは曜日が自由選択なので(だから入会した)土曜日にアイだけスクールバスに乗せて行かせた。
ついでに、時間も二時間までレッスンを受けられるので、初めて「今日は二時間行っておいで」と送り出した。
今週は一回も行ってなかったので元をとらないと。貧乏性。

ところが、アイは間違えて一時間で戻ってきてしまった。
アイがいない間アユムをお昼寝させようと思っていたのに予定が狂う。
仕方ないので公園に自転車の練習に行く。

公園は首から鍵をぶらさげた小学生の溜まり場。
たまに近くの保育園帰りの園児が制服のままやってくる。
補助輪をつけたアイにどうみてもせいぜい年中だろうと思われる小さい女の子が「まだ補助輪つけてるのー?」と言う。
アイもへこむが、親もへこむ。
「今、練習中なんだよねー」と流すが、アイの補助輪姿を「あんなに大きいのにまだつけてるの?」と言わんばかりに目で追う子供が多くなってきた。
いい加減はずさなきゃいけないだろうなぁ。
片方だけでもはずすか。

なんとか夕方まで時間をつぶし、へこんだ気分のまま戻るとエントランスでママさんと会った。
「今からイルミネーション見に行くの」
おお。臨月のお腹で子供二人連れて夜の街中まで出掛けるのか。
えらいなぁ。
いや、臨月だから、活発に動き回らなきゃいけないってのもあるのだろうけれど。
ご主人がベビーカーを車に乗せて近くまでやってくる。
「いってらっしゃいー」と見送り、更にへこむ。
世間の父親はああやって夜の外出も厭わないというのに。
臨月の妻を思いやって荷物を持ったり車をまわしたりしてくれるのに。
だから、臨月であろうと、子供二人連れていようと、安心して動き回れるのだ。
その夫に対する安心感と信頼感は私は感じる事が出来ないものだ。
私は夫と共に生活する限り、あの「ささやかな当たり前」を味わう事はないわけだ。
私が言い出さない限り、夫は外出なんてしようとしないし、夫の外出は徒歩10分だ。
徒歩10分のビデオ屋に子供を連れて行くだけの事で「今日はちゃんと子供と出掛けただろう」と怒る人だ。
子供と出掛けるのに「どうして子供にサービスしなきゃいけないんだ」と言う人だ…

へこんだ気持ちのまま、夕飯を何にしようか…とぼんやり考える。
ああその前に洗濯物しまわなきゃ。
今日は飛んで行ってないだろう。
戻ってこないスイミングキャップを思いまた気分が沈む。

何があったわけでもない。
私が勝手に落ち込んでいるだけだ。わかってるけど。





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