凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2004年12月09日(木)

同じ集合住宅内の奥様からお誕生会のお誘い。
気持ちだけのプレゼントと子供の手作りカード持参が恒例になっている。
奥様方はいつも互いに行き来してお茶しあっているので当然集まる。
ついでに声をかけていただいたであろう私も便乗させていただく。
次回のアイの誕生会の時の参考にさせていただかないとね。

小さい頃はろうそくを吹き消してケーキをついばみお菓子を食べ室内で遊びまわっていた子供達も、もうマンネリしているのかすぐに外へ遊びに行くようになってきた。
「ひみつ基地に行く!」「アユムちゃんも来る?」
おぉアユムも仲間に入れてくれるのかい?でもアユムは1歳児だからねぇ。
「アイちゃんのママも来る?秘密だけど、特別に教えてあげるよ?!」
おぉ嬉しい。
男性の秘密の申し出を断るほど場数踏んでいない女なのよあたし。
なんとなく断りきれなくて、手を引かれるままアユムを抱いて子供達と一緒に外へ。
まぁ、場所だけ見て先に帰らせてもらおう。

ところがこの秘密基地。結構歩いた先の林の中だった。
「あっちは行っちゃ駄目なんだよ。ほーむれすがいるから」
え、そんな。こんな薄暗い林の中で、しかもホームレスさんが寝泊りできる死角が出来るような場所に女の子も含む小学生達が隠れて遊んでるなんて、物騒この上ないじゃないか。
木々の向こうには国道を走る車が見える。
あれに引っ張り込まれてつれていかれたら終わりじゃん。
さすがに先に帰るわけもいかず、夕暮れ前に帰宅を促し、一緒に連れ帰った。

子供の頃は秘密基地とか誰でも作ったよね。
でも大概それは人目につきにくい所で。
そして、私自身、そこを見つけた大人に、思い出したくも無い記憶を植え付けられた。

気をつけようね。変な大人がいたら近づいたら駄目だよ。
一人で違うところへ行かないようにしようね。
皆と一緒に遊ばなきゃね。
色々言い聞かせる。口うるさい大人と思われてもいいから、忘れないで。

帰宅して、奥様方とお茶。
「一緒に行っちゃったからびっくりした」「有難う大変だったでしょう?」とあれこれやさしい言葉をかけていただく。
奥様方とゆっくりお話は出来なかったけど、子供達と遊べたからいいか。
おしゃべりしてる間に子供が連れ去られたりしてたらどんなに後悔する誕生会になったかしれないし。

アユムのために、座る場所や歩きやすいように木々を取り除いてくれたり、子供達はとても優しかった。
有難う。その優しい心のまま、成長していって欲しい。

ちょっとまとまらないけど。
誕生会、いつまでも、元気なあなた達の成長を祝って行きたい。





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