凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

もくじ前の日次の日


2004年10月07日(木) 遊び

幼稚園から帰ってきたアイが「久しぶりにAちゃん達と遊びたい」とかつて同じ幼稚園だった集合住宅内のお姉ちゃん達の家を訪ねていった。
しばらくすると、外で子供達の声が聞こえてきた。
あぁ、良かった。一緒に遊んでもらえたんだな。

同じ幼稚園に通っていた頃はそれなりに年下のアイも一緒に遊んでくれていたのだけれど、小学生になってからはさっぱり相手をしてくれなくなった。
アイが「遊ぼう」と来るとあからさまに「え〜いやだ〜」と言われたりしてた。
まぁ仕方ないよね。
年下の子と遊んでもつまんないもの。
遊ぶなら年上との方が刺激的で楽しいもんね。
そういう子供心で、お姉ちゃん達は小学校高学年のお兄ちゃん達と一緒にテニスだのサッカーだの自転車レースだので遊びまわり、アイは全然ついていけない。
やむなく、最近は年下の男の子達とお砂場遊びだのして過ごすしかないアイだった。
今日は久しぶりに遊んでもらえたんだな。
そう思っていたら、インターホンが鳴った。
出ると半べそのアイの声。
「どうしたの?」と聞くと「頭打った」

家に戻ってきたアイの頭にアイス○ンを当てながら話を聞く。
「すもうさせられて、たおされて、石のかどで頭打った」
うーん?なんかそれ聞くといじめみたいだけど?
思わず、小学校高学年のお兄ちゃん達に指示されてアイを押し倒す小学生達の姿を想像する。
まぁ、あるかもしれないなぁそういうのも。
「相撲させられて、なの?相撲して遊んでて、じゃないの?」と聞くと俯いたまま。
まぁそんな感じだろうな。
おそらく、相撲で負けて、泣いて帰ってきたんだ。
頭を打ったのは気になるけれど「どのへん?ここでいいの?」と聞くと「わからない」と返事。
冷やした位で痛い所がわからなくなる程度なら大丈夫だろう。
「アイはまだ幼稚園だから、小学生にはかなわないんだよ。もっと沢山ご飯食べてたくさん運動して大きくなったら、皆に負けなくなるから」となぐさめると私にすがって「悔しい」と号泣。
幼稚園児相手だから加減してもらいたかったものだけれど、子供だからむきになるとそうもいかないだろうしなぁ。
本当に、いやいや相撲をさせられていじめられたのだとしても、そういう事もあるんだと勉強になっただろう。
アイが本当に嫌なら、小学生達と遊ばなきゃいいだけだし。
あぁでもこれが大怪我だったらそんな呑気な事も言ってられないんだろうなぁ。
ちゃんと、治療して、その様子を先方の家に見せて、互いの大人の前で子供達お互いの言い分を聞いてやらなきゃいけないだろう。
本当言うと、「アイちゃんと遊ぶの面倒くさいからいじめちゃえば怒って帰るよ」とお兄ちゃん達に計画的にやられたのかもなぁと思わないでもないのだけれど。
そういうお兄ちゃんだから。
でもご近所付き合いだものね。
子供の世界だもの。
大怪我しない限り広い目で見守りましょう。
って、本当にそれでいいのかな。

子育てって段々面倒くさくなるなぁ。
「スリッパ食べただの、ティッシュ引っ張り出しただの言ってる時が一番幸せよ〜」と言ってた先輩ママさんの言葉が身に染み始めてきた今日この頃。

アユム、あんたはまだ大きくならないでいいよ。
そうやってヨダレたらしてスリッパ食べてなさい。





My追加