凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2004年08月16日(月) 帰省終了

夫無しで里帰り。
物凄くゆっくり出来ました。

あぁ夫がいないとこんなに楽なのね。
だって世話しなきゃいけない人間が一人減るし、荷物は少なくて済むし、狭い車中も広々。
私をタクシー代わりに使うので、夫の為にあちこち車を回したり、夫の都合待ちで動けない事が多い。
それがない今回は自分の都合で動けるし物凄く楽だった。

夫の生家には昼間挨拶に行ったけど、お仏壇にお参りして墓参りして、すでに一杯やっていい機嫌のお義父さん相手にいつものごとく話の相槌だけ打って帰ってきた。
3時間位か。この位があちらも気楽だろう。ご馳走になるでもなし。
お義父さん自慢の出来のスイカをご馳走になっただけ。
それがスーパーで買う1/4カットのそれより断然おいしいからこちらも十分満足。

友人Sの新居にも泊まらせてもらい、あれこれ夜中まで愚痴だのなんだのしゃべりまくり。
アイはSの愛娘と意気投合で二人で家中走り回ったりして遊んでいた。
特に遊びの場を提供する必要も無かったのでこれ幸いと親はのんびりビール飲みながらまったり過ごした。

私の実家では中・高生の甥姪達が根気強くアイの遊び相手になってくれてアイは大満足。
凄いなこの子達。私ならうるさい!と追い払ってしまうけど。
素直に育っている甥姪達に感心と同時に、ここまで真っ直ぐ育ててきたお義姉さんを尊敬。

アイは帰る前日にはこちらへ戻るのが哀しいと泣き通しだった。
「おばーちゃんちアイちゃん達と○人家族だね」
「Mちゃんち今皆で○人家族だね」とやたら人数が多い事を喜び、家に帰って三人家族になる事を悲しんで泣いてばかりだった。
「家に帰ったらまた三人家族だね。淋しいね」と涙ぼろぼろ。
家に戻った今も、表情は無表情に近い。
田舎ではあんなに生き生きしてたのに。
こちらでは誰にも会えないものね。
アイは三人の母子家庭がそんなに淋しかったのか。
こちらだと私の交友関係がモロに出るからだろうなぁ。
田舎だと誰か友達を訪ねる事ができるけど、こちらに私がアイを連れて訪ねる事が出来る友達がいないものなぁ。
子供のために、友達を作らないと…
でも基本的に友達って作るんじゃなくて、自然になるものだ、と思って生きてきたのでそれがこちらでの生活の凄いストレス。

そんなこんなで、なんかこう、里帰りするたびに、「私はどう無理してもこういう田舎で育った田舎もんなんだから」と骨の髄まで田舎もんであるのを再認識し、こちらでの生活が苦痛でしかないのを思い知るのでした。
あぁなんだかなぁ。





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