せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2011年06月28日(火) 顔合わせ

2011年6月28日
 「ハッピー・ジャーニー」の顔合わせ。
 キャストのみなさんと。
 今回、初めましての方はいなくて、みんなこれまで何度もご一緒している方々。
 制作とスケジュールの確認をして、その後、作品についての話を僕から。
 タイトルの「ハッピー・ジャーニー」の由来、同題のソーントン・ワイルダーの作品のこと、また、ワイルダーの「ロングクリスマスディナー」「わが町」のことなどもいろいろ話す。
 9名のキャストが数十人の役を次々演じていくことになる今回の作品。そのあたりの説明もざっくりと。ほんとにざっくり。
 久しぶりに会うみんななのだけれど、去年の「トップ・ボーイズ」以来だったり、「贋作・Wの悲劇」以来だったり。
 劇団の面々とは月一で会っているにもかかわらず、あれ、なんだか雰囲気変わったねえという話も。
 帰り、駅近くの90分飲み喰べ放題セルフサービス2000円の店で乾杯。
 あれこれおしゃべり。
 えんちゃんこと遠藤祐生くんが出演していた劇団印象の「人涙」は、千穐楽に行く予定が、首と背中の寝違え(多分)と鼻血が何度も出るという状態でダウンしていて行けず。どんなだった?と話をいろいろ聴く。
 しいさんが最近飼い始めたペットのこと。
 制作のなべちゃんのプライベートのニュースも!
 90分できっちり終わって帰ってくる。

 ひさしぶりに日記を再開しました。
 稽古日記ということではないのですが、ゆるゆるとやっていこうと思いますので、よろしくお願いします。

 ゆるゆると言ったそばから、公演の予約のご案内です。
 東京公演のチケット予約を受付中です。
 こちらからどうぞ。
 https://ticket.corich.jp/apply/27987/002/
 公演情報はこちらから。
 http://flyingstage.cocolog-nifty.com/blog/
 ではでは!

 関根信一


2010年11月28日(日) ダンスと歌

 11月28日(日)
 「贋作・Wの悲劇」稽古。
 先週の顔会わせに続いて、一週間ぶり。
 今日はダンスと歌を中心に。
 「ミュージカル」と言っているけれど、去年の「贋作・マイ・フェア・レディ」ほどは多くなくて、まあ、歌入り芝居というくらいだろうか。
 それでも激しい(!)と全員の歌はあったりするので、今日は読み合わせなしでまずダンス。それから歌。
 初めに発声中心のシアターゲームで歌うことに対しての「てれ」のようなものをなくすためのエクササイズと少々。
 そして、ダンス。5年前の初演では僕がダンスキャプテンの役でメインで踊っていたのだけれど、今回は坂本くんにお願いして、今日は振りうつしに専念。それでも、少し踊ると息は切れるし、なにより動きながらしゃべるのはつらい。
 ざっとこんなかんじということを、初演も出演しているキャストにも確認してもらって一休み。
 後半は、全員で歌うナンバーから始める。初演に比べて男性キャストが多いせいか、男性コーラス感が濃厚。まあ、当然なのだけれど。全員の声が太くなったのか、五年分の加齢によるものか。
 終盤、マヤ吉さんのナンバーを。今年もやりちぎってもらえそうで、とても楽しみ。
 稽古の後、音響の笠山くんと打ち合わせ。よろしくお願いします。
 帰宅途中、いくつもの変更点、問題点に気がつき、帰宅してからわたわたとメールを送る。
 本番までちょうど一ヶ月。
 きちんとご案内できていなくて申し訳ないのですが、ご来場をお待ちしています!
 ご予約はこちらからお願いいたします。
 http://ticket.corich.jp/stage/admin/login.php?id=23368
 関根扱いで当日精算のご予約をいただけます。
 どうぞよろしくお願いいたします。


2010年08月22日(日) 打ち合わせとキラキラ社

 2010年8月22日(日)
 朝からメールのやりとりをいろいろ。
 昨日あんなに満腹だったのに、腹ぺこになっているのが不思議。
 朝昼兼用の食事で、ストックしてあった鶏肉をどうにかしようと思い、酒と水と塩と生姜と一緒に煮込む、いつもの手抜きレシピ。
 元ネタはこちら。オフ
 http://portal.nifty.com/koneta05/12/21/01/
 炊飯器じゃなく、圧料鍋をIHヒーターの保温で60分。
 五穀米のご飯と一緒に食べる。
 夜、伊藤馨くんと杉並区の教員ワークショップの打ち合わせ。
 池袋のおいしい中華の店で聞茶を飲みながら。
 「トップ・ボーイズ」のあれこれや、来年の新作のアイデアも。
 そして、学生の頃見ていた、劇団キラキラ社のことも。
 主演俳優の有近真澄さんがボーカルだったバンド、ヴァリエテのことなどまで。
 僕と馨くんとは、けっこうトシが離れているのに、同じ舞台を見ていたなんてびっくり。
 すっかり忘れていたと思っていたいろいろが(俳優さんの名前など)ふっと口をついて出てくる不思議な感覚。
 帰宅して、ワークショップのレジュメを作り始める。


2010年08月21日(土) 劇団ミーティングとホルモン

 2010年8月21日(土)
 夜、劇団のミーティング。
 「トップ・ボーイズ」の制作のまとめについての話し合い。
 まずはひとくぎり、無事に公演を終えることができたことに感謝。
 22時近くまで話し合って、帰りに食事をしようということになり、近くのホルモン焼きの店へ。
 このあいだの月曜日に、キャストのみんなと合流して焼肉に行く予定が体調が悪くてリタイアしてしまったので、「肉、肉!」という気持ちが若干あった。
 ご飯を頼まず、ほぼ肉のみでお腹いっぱいに。
 終電で帰宅。


2010年08月20日(金) ゴミ当番とかまきり

 2010年8月20日(金)
 何ヶ月かに一度回ってくるゴミ当番。
 ゴミ収集車が持って行った後、昨夜ゴミ置き場のゴミ袋の山にかけておいたネットをまとめてたたんで、箒で掃き掃除。次の当番のお宅へ、ネットと掃除道具と順番を書いたノートを持って行く。
 そんな朝一番の仕事を終えて戻ったら、外階段の踊り場にカマキリがいた。
 あんまり堂々としているので、大急ぎで部屋に戻り、カメラを持ってきて、撮影。
 直線だけで構成された図形のような形で、これがちゃんと生きているのだということが、とても不思議。生き物っておもしろいなあと思う。
 炎天下の日差しとこんなところにいたら、鳥のエサになってしまうかもしれないと思い、つまんで階下の植え込みに持って行こうとしたら、突然ジャンプして落ちていった。飛んでなかったけど、大ジョブだろうか。すぐに階段を下りて植え込みを探したけれど、もう見つからなかった。ふっと現れて、いなくなった、そんな印象のかまきり。


2010年08月18日(水) 海女?

 2010年8月18日(水)
 加藤裕さんがブログに「海女」の写真をアップしてくれている。
 「トップ・ボーイズ」でフレディ・マーキュリーを演じてくれた加藤さん。
 舞台をご覧いただいてない方が誤解するといけないのでちょっと注釈を。
 あの写真は、劇中のパーティの場面でフレディが「寿司を握る」というサプライズの場面。
 その衣裳のアレンジ。
 劇場での場当たりで、フレディの「板前」の格好についてのやりとりをあれこれ。
 「フレディは日本通だけど誤解しているところがある」という加藤さんの解釈で、白い上っ張りのおかしなところに腕を通してみたり、白い前掛けを胸の辺りの高い位置にしてみたりと、工夫がもりだくさん。
 演出としては、「オーソドックスに」とお願いして(というか、「取引をしましょう」と言って、一つずつ確認&却下させてもらった)、じゃあ、場面をやってみましょうということになったら、登場したのが写真の姿。
 登場シーンからずっとはいている白いパンツを思い切りたくし上げて見た結果、みうらじゅんも大喜びしそうな「海女」姿になった。
 左手に持っているのは「飯台」なのだけれど、もう「たらい」にしか見えない。
 「海女だ!海女だ!」と盛り上がってしまい、何人もが写真を撮った。
 アップされたのはその中の一枚。決して、あの格好で舞台の登場したわけではないので。
 加藤さんのフレディは、稽古が進んで、初日が明いて上演の回を重ねるごとに、どんどん似てくるような気がしたものだった。
 みんなに寿司を握った後、「フレディ!フレディ!」という声援に応えて、「ボヘミアン・ラプソディ」をリップシンクで歌い始める、その瞬間のかっこよさと言ったらなかったと、今も思い出す。そんな加藤さんのフレディでした。


2010年08月16日(月) フレディと熊本弁

 2010年8月16日(月)
 劇団員は、倉庫で荷物のおろし。
 僕は、昼前から仕事。なんだこの暑さは!?
 夜、さすがにぐったり疲れてダウン。
 キャストのみんなの焼肉部への参加をパスさせてもらう。
 爆睡。
 夜中、目が覚めて、テレビを点けたら、クィーンのライブインブダペストがBSで放送されている。何度も見た映像だけれど、やっぱり見てしまう。
 フレディが加藤さんに見えてしかたない。
 ラスト近くのメドレーでの「ボヘミアン・ラプソディ」に涙。
 変な時間に起きてしまったので、目がさえてしまった。
 終わって、チャンネルを変えたら、映画「蒲田行進曲」をやっている。
 小夏とヤスが故郷の人吉に帰るところからだ。
 歓迎ムードの大勢の人の中からヤスの母、清川虹子が登場。
 松坂慶子と清川虹子の二人の場面はいつ見てもいいなあと思う。
 清川虹子の熊本弁にまみぃが演じていた母親役を思い出す。
 稽古の時に、この映画のこの役のことを話したことを思い出した。
 最初に書いたセリフは標準語だったのだけれど、鷹雄役の久米さんの出身が熊本というのを聞いていたので、「熊本弁にアレンジしてほしい」とまみぃに頼んだ。
 音響の樋口亜弓ちゃんも熊本出身で(実家は、八千代座のお向かいだそう)、彼女に「翻訳」をしてもらって、熊本弁でまくしたてるあのお母さんが誕生したんだった。
 芝居の前後には、こんな偶然のような機会がよくある。
 今回もまた。フレディと熊本弁。


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