純憐の墨入れ
純憐-すみれ-



 林檎飴/シド


夜が朝に平伏す時のその色に
重ねた14mmの青い煙

季節はずれ
林檎飴を欲しがるような子供を見る目
冷めた目が好きでした。

振り向かせる為にしたこと
費やした時間などに比べれば
鳴らない電話 待ちぼうけ
辛くはないのでしょうけど

欲を言えば 少しの優しさいらない
別れる時のそれに次を期待

浮いて沈む私だけが 居なくなれば
その先にも後にも 残らない

この部屋には
思い出にさえなれない物が溢れてるから
寂しいけれど離れます
寂しさを越える愛しさ 怖かった

少し寒くなってきたから
林檎飴が欲しくなっただけ
後づけでいいから理由 涙の理由

この部屋には 思い出にさえ
なれない物が溢れてるから
寂しいけれど離れます

寂しさを越える愛しさ 愛しさ越えられぬ あなた


2008年11月24日(月)



 爪痕

過去の日記、全部消しました。



消した方がいいって言われ続けて
それでも消せなかった場所

思い出をたくさん詰め込んできた『エンピツ』も
とうとう10年目に突入しました。



苦しかった事も
楽しかった事も

悲しい事も
嬉しい事も

大切にしまえるようになった



自分の心の中に。




愛する事を見失わないように

愛する自分を見失わないように



きっと、うまく伝えられなくて
またすれ違ったり、心を痛めたりもすると思う。



でも、何度でも吐き出していける。


少しだけど

少しずつ。

2011年04月11日(月)



 

治らないじゃん。




何もしたくないから

全部捨てて、全部諦めて


私、どうなっちゃうんだろう?




もーなんでもいいや。



2011年05月12日(木)



 下らない女

泣いて

笑って

泣いて

笑って

泣いて





いつも、悲しいのは私。

楽しいのも私だけ。





私は「私は」「私は」って、いつも自分のこと。

2011年08月09日(火)



 子宮のハート



身体が、女である事を忘れたのか

女をやめてしまったのか





病院通いと痛い筋肉注射

薬漬けの日々




思い出したいような

思い出して欲しくないような



2013年05月22日(水)
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