年度の変わり目で、主人の転勤に伴い、引っ越しをした。 今回の引っ越しは、史上最悪であった。 田舎なので碌な物件が無く、入居先の物件が気に入らず、ものすごーくやる気になれなかった。従って、引っ越し当日は地獄の沙汰であった。 半月かかって漸く片付いて来たけれど、入居初日から既に、ここから退去したい気持ちで一杯である。 主人の職場の徒歩圏内だし、設備は多少古いものの、収納が多くて間取りも良い。 だが、匂いが。外の空気が何故かダイレクトに入って来るのだ。 高気密住宅ではないただのアパートなので、ある程度は仕方ないにしても、家に居ながら憂鬱な気分になるのは、辛くて仕方ない。 一番酷いのが煙草の匂いだ。恐らく階下の住民が、台所の換気扇下で吸っているのだろう、それが我が家に流れ込んで来るのだ。 最初は換気扇のせいかと思って、換気扇の外の排気口を塞いだが、効果は無かった。 空気の流れを辿ってみると、どうやら換気扇脇の小窓から入って来るらしい。 見てみると、窓枠のゴムパッキンが弱くなっている。 何とかしてくれと不動産屋に苦情を入れたが、現在返答待ち。反応の遅さに苛々する。 その間も毎朝毎晩、私は煙草の匂いにさらされるのだ。 嗚呼もうこんな所嫌。
煙草を吸うのは個人の自由だが、煙を吐き出すな。
2017年03月11日(土) |
なんでこんなに可愛いのかよ |
妹が愚痴を言っていた。 「お母さんって、まもる(仮名・甥っ子)には甘いよねえ。いつもあの子の好物を用意しているし。私なんて子供の頃、あれ買って〜ってスーパーで泣いて頼んでも『今は季節じゃないから駄目』って絶対に買ってくれなかったのにさ〜」 食べ物かよ! とは言え、確かに甥っ子に対する母の態度は、子供の頃の私達に対するそれとは全然違う。 悪い事をすれば余所のジジババと違って厳しく叱るけれど、そうでない時は充分甘い。 ミニカーのノベルティだってそうだし、イクラだってそうだ。甥っ子の大好物だからと、値引き品だけれど買って用意してくれていた。 甥っ子がおやつのお煎餅を齧りながら眠たそうにしていると、お煎餅を持たせたまま、座布団の上に寝転がらせていた。 私達の時なら考えられない。座布団が汚れるだのお行儀が悪いだの言って、絶対に取り上げていただろう。 と言う訳で結論。 ジジババは孫には甘いというのはどうやら本当らしい。 そしてうちも例外ではなかったと。
今回の甥っ子
・ビー玉やスーパーボールが大好き 母親(私の妹)が作った簡易ピタゴラ装置にビー玉を転がして、「ピターゴラースイッチ♪」と歌う。 妹を偉いなと思うのはそういうところだ。私だったら面倒臭くて無理。そう言えば、妹は「できるかな」が大好きで、家の中ではいつも工作をして遊んでいた。 それにしても甥っ子と来たら、1個ずつ流せばいいものを、何故ビー玉を鷲掴みにして一度にジャラジャラと流し込むのか。 将来パチンコ大好き屑人間になりませんようにと願わざるを得ない。 ・運転大好き チャイルドシートのベルトを外し、車から降ろそうとすると手からするりと抜けて、後部座席から運転席に移動、ハンドルを握る。 「みてみて〜、まも(仮名)ねえ、くるまうんてんするの!」と得意気である。 勿論エンジンは切ってあるので動きはしないが、あちこちのボタンを勝手に押すものだから、うっかりすると室内等が点けっ放しになっていたりするので、甥っ子を引き上げる時に確認を怠れない。 ・カメラを向けて写真を撮ろうとすると、変顔で決める 折角可愛い顔に産んで貰ったんだから、普通の顔をしてよ……。 ・アンパンマンのアニメを見て、登場人物の台詞で笑っていた これまではただ、じーっと見ていただけなのに、甥っ子が「そうするでござるよ〜だって!」と復唱し、言葉に反応して笑うのを初めて見た。 これが今回一番成長を感じた点かも。
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