白馬鹿日記

2017年07月26日(水) 結果良好

というワケで胃潰瘍患者に格下げ。
アマゾンに発注したホームベーカリーが到着。モノはシロカ・SHB−712というモデルであります。お値段は1万円弱。前に買ったヤツは同社製でも5980円だったのでまあ倍までは行きませんがそれに近いお値段ではあります。メニュの数は倍くらいに増えているんですけどね。寿命も倍になっているかどうかはまだ分かりません。早速使ってみるとモーター音がびっくりするくらい静かになっておりました。前のはけっこう爆音仕様で無神経なワシでも深夜早朝は使えんよなあと思っていたのでありましたがこれなら全然大丈夫。枕元に置いて寝ながら焼けるくらい静かでありますよ。ヨーグルト作成モードというのも試してみましたがちゃんと美味しく作れてびっくり。ヨーグルトを作れると書いてある通りに操作したらヨーグルトが作れたワケでありまして考えてみると驚く様な事は何も無いのでありますが馬鹿なので仕方がありません。いやこりゃ面白いわ。

などと面白がりつつ焼きたてのパンを食べてから病院へ向かいます。病理検査の結果発表でありまして入院中も処置前も全く不安を覚えなかったワシではありますが今日は少々緊張したりしております。まあ緊張しても結果は変わらんのですけどね。気を紛らわすべく電車内ではネットなどをやりつつ運ばれて行ったワケでありますがこれまた考えてみると携帯を買ってからの2ヶ月で使ったモバイルデータ通信量が1Gにも満たないという。ヒキコモリに携帯は猫に小判と同義だったという事が実証されてしまったワケでありましてやはり先人の知恵というモノは時代を超えた何かがあるという事なのでありましょう。って手前でも何を書いているんだか良く分かりませんですな。脳味噌支離滅裂。これも全て緊張の為せるワザであります。

予約+20分程で診察室へ。処置をしていただいたIドクターから説明を伺います。病理検査の結果、全て切除出来た事。当初、4ヶ所という見立てだったが3ヶ所しか確認出来なかった事。3ヶ月後に傷の具合を調べたいので、念のためその時に拡大内視鏡で4ヶ所目と思しき場所を再確認させて欲しいという事。全て了承快諾。見つからんとは何事じゃと怒る人とかもいるのかも知れませんけどね。分からんかったので大体この辺だろうというあたりを適当に切っておきましたと言われても困りますからね。仮にもうひとつあったらまた切って貰えば良いだけの事でありますよ。ワシくらいの早期だと命には関わらないので気楽なモノであります。細かい事で怒っていてはイケマセン。ストレスで胃癌になってしまいますよ。

食事と運動は通常に戻して良いという事でありましたがいきなり戻すのも何でありますし良い習慣が身に付いている部分もありますのでその辺を残しつつ徐々に戻して行こうかな、と。と言うワケで今度の週末からパイプも復帰しましょうかね。快癒記念に新しいのを何か1本と思い阪東橋のジッポー砦・丸栄に行くと何とお店無いじゃん。いや建物はあるのでありますが看板撤去済で貸店舗のポスターが。廃業してしまったのでありましょうか。移転とかじゃ無いのでありましょうか。ううむ。何てこった。ワシの知る限りでは日本で一番安いパイプとライターのお店だったんですけどね。胃癌如きにかまけて確認を怠っていたワシの不徳でありました。申し訳ありません。お許し下さい。何でワシが謝ってるのかな。でもモノには拠りますが為替110円/$で輸入に対抗できるお店はここだけだったのでありますよ。大変に残念な事であります。

喜ばしくも残念と言う複雑な気分のまま帰宅すると妹からM叔母上が亡くなったというメールが。明るく気さくな方でワシが御幼少の頃から色々とお世話になった方でありますれば益々複雑な気持ちであります。遠方の家なのでありますが体力が保ちそうだったらお通夜くらいは顔を出したいなあ・・・



2017年07月18日(火) 退院2週間

というワケでお粥さん最後の日。
漸く食事制限が少し緩みます。とは言え急に変えるのはちょと怖いので今月いっぱいくらい掛けて徐々に緩めて行こうかと。来週分かる病理検査の結果次第ではもっとキツい状況が再度来るかも知れませんが、まあその時はその時であります。今出来る事はきっちりやっておくつもりでおりますよ。

週末は久しぶりに海へ。まだまだ疲れ易い体調でありますれば長居は出来ませんが、散歩を兼ねて土日と続けて行ってまいりました。土曜日はガラガラでやっぱマイナーなビーチはこんなモンなのかねえ海開き初日のハズなのに、などと思っていたら日曜日は横になる場所を探すのが大変なくらいの人出でありました。鎌倉とか逗子葉山あたりのビーチがどんな状態だったのか、想像するのも恐ろしいですよ。

しかしこの疲れ易いのは何なのでありますかね。やはり食べ物のせいなのでありましょうか。だったら良いのでありますけどねえ。ごく軽いストレッチは先週後半からはじめましたが自転車で山越えとかいつになったら行けるのやら。来週の診察の時に色々と聞いて来ませんとね・・・

とは言え少しは食のバリエーションが増えるのだなあ楽しみたのしみ、などと思っていたらホームベーカリーが崩壊。くそっ。記録に拠れば購入が2010年10月なので7年弱もってくれたから仕方無いのかも知れませんけどねえ。入院直後の金の無い時に壊れなくても良いモノを。やれやれ。買いなおさにゃ。



2017年07月03日(月) 入院日記(回想)・8日目

というワケで退院。
朝6時起床。すっかり病院時間が身に付いてしまいました。ちなみにこれを書いている今は7月12日なのでありますが未だに23時就寝6時起床という生活が続いております。まあいつまで続くかは分からんですけどね。でも早起きすると、1日が長くてちょとトクした気分になったりもいたしますですね。これが3文の得ってヤツなのでありましょうか。

最後の日ではありますが、いつも通りに検温血圧測定等を行います。歯磨きして最後の朝ごはんも美味しくいただきます。会計の為に診察カードを返却して貰い、パジャマから洋服に着替えると何だか突然、手前が部外者の様な気分になってしまいました。ううむ。ちょと寂しいぞ。ちょと寂しいのではありますけどね、名残りを覚えるくらい素晴らしい病院だからこそ、もう来ない様に努力せにゃイカンという二律背反だったりするワケでありますよ。二律背反とは言わんのかなこういうのは。

会計は結局、16万円少々でありました。内容を考えるとかなり安いと言って良いかと。だから健康保険制度が破綻寸前なのでありましょうけど。保険料についてはもう文句の言えない身体になってしまいましたです。もう一度病室に戻り、患者のID証明である手首のバンドをナースに切っていただきます。最後に忘れ物が無いかをチェックして、後は帰るだけ。また来ま〜す、という冗談を言おうかどうしようか迷いましたが止める事にいたしました。彼ら彼女らの努力に対して失礼でありますからね。でも良い経験になりましたです。8日間、不安を覚える事は一度もありませんでしたよ。プロの手腕に感謝と敬意を表しますです。ありがと〜!

かなり草臥れて帰宅。たった8日しかも開腹手術を受けたワケじゃ無いのにこんなに持久力が落ちるモンなんですかね。食って無いからなあ。そういう問題かなあ。まあそのうち分かりますでしょう。雨漏りはしなかった様でありますが気持ち黴臭いのでまずは換気を。窓を開けまくってから30分程ベッドに横になります。そうか、こうやってすぐに寝るのもイカンのだろうなあ。とは言え当座は仕方がありません。食事制限が緩む2週間後くらいからまた、ストレッチでもはじめましょうかね。月末に病理検査の結果が分かるまでは出来る事は何もありませんので、良い結果が出るという前提で徐々に社会復帰を目指そうと思ったりしております。



2017年07月02日(日) 入院日記(回想)・7日目

というワケで全日では入院最後の日。
相変わらずの神経痛に悩まされておりますが何とか横を向いて寝られる程度には回復してまいりました。右向きは大丈夫だけど左はまだダメとかンなレベルでありますけどね。回復は回復であります。ご飯は今日は全粥。朝昼とオカズがやや手抜いや簡易な感もいたしましたが夜は豪勢でありました。明日の帰宅路に向けて歩く練習をすべく1階のコンビニに向かいます。向かいますったってエレベーターですけどね。平日は人でごった返している外来に誰もいないという風景は何とも妙なモノでありました。お見舞いの方は平日より多いのでありましょうが、来院される患者さんと比べたらやはり桁違いに少ないですからね。

ガランとしたエレベーターホールにひとりで立っていると、どうしても病院の怪談などというテーマが頭をよぎります。曰く人気の無い夜にもかかわらずエレベーターが動いてドアが開いたが誰も乗っていなかった等々。ありそうな話ではありますが最近の巨大な総合病院でこれだけ患者数が多くエレベータが何基もあってしかもビル内のコンビニが24時間営業となると1台くらい勝手に動いていても分からんですわ。

などと馬鹿話を思い浮かべてはげらげら笑いつつ病室に戻ります。気分はもう退院なので少々浮かれているのでありますよ。



2017年07月01日(土) 入院日記(回想)・6日目

というワケで今日から7月。
昨日に引き続き神経痛と点滴の針跡痛が少々。針跡痛は少々でありますが神経痛は中々に痛いです。ああ動きたい。動けない時にはそう思うのでありますが普段はああ怠けたいと切望し続けるワケでありまして馬鹿とナマケモノは最先端医療でもまだまだ治すのは難しい事であります。医療従事者の皆様の切磋琢磨に期待するばかりでございます。

週末のせいか気持ちスタッフが少なめの様であります。新規入院が無いからでしょうかね。救急は別でしょうけど勿論。ややのんびりした雰囲気の中で5分粥になったお食事をいただきます。食う話ばかりで恐縮でありますが、病人にとって食えるというのは回復の証でありますからね。他にあんまりやる事が無いってのもありますが。ご飯もそうですがオカズが徐々に固体化してくるのがやはり嬉しかったりいたします。胃の保護のために良く噛んで食えという事には異存は無いのでありますが、それでもお粥を30回噛むというのはほぼ修行とか苦行に近いモノを感じたりもいたしますからね特にワシみたいに自覚症状も無いラッキーな患者には。早期に処置出来て良かったという感謝の念は常に持っているつもりではありますけどね、感謝の念だけでは中々に難しいのでありますよ元々柔らかいご飯をひと口ごとに30回も噛むのは。

2日後の退院に備え、頭と無精髭を何とかしたいという気になってまいりました。もし使えるならと電動バリカンは用意して来たのでありますが、公共と言って良い環境のシャワー室で果たして使って良いモノかどうか。とナースに訊ねてみたところがゴメンナサイというお答えでありました。ま、仕方が無いですなこれは。理容室を予約しておけば良かった。失敗の巻。


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