しばらく、出張です。 わたしが、じゃないですけど。 帰ってきて、2週間ほどしたら、また出張。 年末(年始?)帰ってきて、三が日が終われば、また出張。 会社、ほんとに仕事が忙しいのです。 わたしは暇なんだけど…。 三が日がお休みなだけ、まだまし、かなあ。
前回の長期出張のときのように、分身を置いて行ってくれたし、おそろいのネックレスもあるし、あと、なんども左手の薬指をさすって、 「さみしくなったら、指輪して寝て。あげたやろ?」 って言ってくれたので、準備ばんたん(?)な不在です。 うれしそうに、薬指を確かめるみたいに撫でて、「指輪、あげたやろ?」って言う。それを、ときおりします。 「もうあかんで、逃げられへんで。受け取ってくれたから」 とか、子ども染みたことも言います。 年が明ければ、両親に挨拶に行くから、とも。 (ほんとは、指輪の前に挨拶なんだよ、と突っ込みたいところですが、気持ちがとてもうれしいので許せちゃう、というかにんまりと笑ってしまうのです。)
わたしは些細なことですぐに気持ちが不安になったり、拗ねてしまったりするんですけど、先日、そんなふうに些細なことで拗ねてやつあたりぽく接していたら、本当にしずかな声で「けんか(するのは)、やめよう」と言われて拗ねた気分がぶん、と飛んでいきました。 切実すぎて、ハッとするような声音でした。 そういえば、怒るときもキチンと理由があって、叱ってわたしが理解して謝ったら「この話は終わり」と区切りをつけるのです。 悲しいだけのけんかはやめようよ、と言われた気分になって「拗ねてごめんなさい」と心の中でですけど、言いました。
わたしが、小さなことを考えすぎることを分かってからは、それをすごく気にしてくれています。 ささいなことで落ち込むと、それに気付くと「ごめん」とぎゅう、と抱きしめてくれます。 落ち込んでそうなときは「何か考えてる?」「大丈夫?」と。 ときおり寝ているときにうなされているようなんですけど、それに気付くと「だいじょうぶ」となだめてくれたりしています。ふと意識が目覚めたときも、そうしてくれるとうれしくなって、そのまま寝ます。 そういうひとです。
それから、ずっと思っていたことだけど、いやまさかな?ちがうな?と思っていたんですけど(前置きが長い!) 声が、とてもいい、気がします。 付き合わせた服屋のお姉さんに「静かで渋い声ですねー」って(お世辞だろうけども)言われていて、でも、ああ、そうか、と。 普段が漫才で、いじられキャラで、お兄ちゃんに「なかやまきんにくん」と言われたりするだけに、本質は、そうなのかも、と。
惚気です。 自分のなかでしあわせな気持ちがたくさんで、誰かに言ってみたいけど言えないことなので、ここで思い切り!
|