2004年06月26日(土) |
コンビニ弁当が嬉しい |
遅ればせながらではございますが、俺の滞在する鳥取県鳥取市にようやくウチの会社のお店を出店させることが出来ました。 “ウチの会社のお店”だなんて遠まわしな表現をしておりますが、迂闊に直球で表現してしまったり、イニシャルっぽくアルファベットで書いてしまったりすると、ほら、例によってYahoo!とかで検索に引っかかってしまう可能性が出てくるわけですよ(だったらネタにすんなよ)。最近またココ『のづ随想録』がちょいちょい検索にヒットしてしまっている例を見てますので。先日なんて『舌がぴりぴりと痛む』とか『風邪の症状がいつまでも治らない』とかいう病人ワードで検索した方が世の中におられたようで、しっかりココが検索結果として表示されてました。
いや、そういう話じゃなくて。
鳥取に来て一ヶ月ちょいが経過するわけですが、何がツラいって“ウチの店”で買い物が出来ないのは困ります。ウチの店が出店していない地域に店を作るために仕事で来ているわけで、店がないのは至極当然なのですが、それでもやはり。こちらで仕事を進める中で全国チェーンの『L』に苦渋を舐めさせられたこともあって、俺はそれ以来『L』での非買活動を展開中。となるとコンビニで買い物をしようとするとかなり限られてしまうわけですね。 それが漸くウチの店が出店できたということで、これから俺は部屋から約20分くらい車を走らせて買い物をしに行きます。 金曜日に開店したのですが、その晩は1ヵ月半ぶりにウチの弁当を食いました。久々だったんで実に美味かった。この街での食生活もそろそろ行き詰まりを見せてきていたところなので、暫くはウチの弁当で食いつなぐことが出来そうです。
ナニをそんなに急いでいるのかと言うと、ノートPCのバッテリの減りを抑えたい、というのが理由です。AC電源を持ってきてないんで。あ、いま、どーでもいいよ――と思ったでしょう。 俺はいま、社員研修で関東地方に帰ってきております。神奈川県は逗子市。週末は自宅に帰って、などとしたいところですが木曜日の夜にはまた鳥取へ戻らなければなりません。久しぶりに電車に揺られましたが、車窓から見下ろす町並みの雑多な感じが、なんかいい感じに見えました。 ご存知のように近年の俺は、長期・短期合わせてこんな出張がちょいちょいある。 出張用にまずキャリーバッグを買いました。最近よく見かけるでしょう、車輪が付いてて、バッグを引っ張って歩けるやつ。コレは想像以上に便利です。たとえば普通のスポーツバッグとは重い荷物を持ち歩く疲労度が断然違う。今回の出張もそれほど荷物は必要ないのですが、やっぱり楽なのでキャリーバッグです。 出張にまず必ず持っていくのが自前のノートPC。VictorのInterLink XP3210は、今となってはスペックが見劣りする機種となりましたが、なんといってもA5サイズという小ささが素敵です。こいつにPHSカードでネットにつなげられるので、出張先でも仕事用のメールも受け取れるし、こうしてココの更新も出来る(どちらかというと後者の利用度が高い)。会社から貸与されているノートPCもあるのだけれど、さすがにデカくて重くて持ち歩く気にならん。 各種ケーブル類をバッグに中に入れることもあります。ケータイの充電器は忘れてはなりませんね。PDAやオーディオプレーヤの電源も必要なときもあるし。ビジネスホテルなどではコンセントの数が少ないところもあるので3口タップも必ず持ってます。 荷物をどこかに忘れたような気になってしまうので“手ぶら”っていうのがもともと苦手な性分。多少荷物があるのは気にならないのかもしれません。
ツマが鳥取を訪れた。 飛行機で往復ン万円もするのを、切迫するのづ家の家計においてはそう易々と来られるわけがないわけで、そこはまあ、オットの帰省費用的なアレをこうナニすることで今回のツマ訪鳥と相成りました。 今、鳥取は“白イカ”“岩ガキ”が旬。ほら、やっぱり海産物は豊富です。 ツマの大好物のひとつがイカでありまして、旅費についてはまあなんとかなるから、折角なのでオットがこちらにいるうちに単身赴任で奮闘しているオットを励ましに鳥取へ来たらどうだね、という誘いに、ツマは『どうやら今鳥取方面は白イカが美味しいらしいので、イカを食べに行きます』ときた。ちなみにのづ夫妻には“岩ガキ”について、ツマは恐らく永遠に岩ガキを口にすることはないだろうという忌まわしい思い出があるのだが今はそれを語るときではない。 ツマ、お昼すぎに到着。勢力を維持しながら北上する台風6号よ、しばらくじっとしてろよ、と念じつつ、そのまま漁港近くの海鮮料理店に直行、ゲキ旨海鮮丼およびサザエの刺身を食らう。1050円というお値打ち価格で獲れたて海鮮が山ほど乗っている。イクラもたっぷり。単純に旨かったす。 その後、神話で有名な白兎海岸を軽くドライブ。車ン中でお互いに『因幡の白兎』についての知識を出し合うが、どうもしっくりこない。あの神話をしっかり語れる人なんているのだろうか。 いよいよ、鳥取と言ったらここしかないですよ、ココを見逃したら他には何もありませんよ、と言う観光地・鳥取砂丘へ。 ここへは俺もこれまで何度か足を運んで、砂丘のてっぺんから日本海を望む、ということはしたことがあったが、さらに砂丘を下って海岸まで足を伸ばす、ということはしたことがなかった。 砂丘を登りつめて深い群青の日本海を眺め、気持ちいいねえ、などと暢気な事を言っていると、折からの突風でツマの帽子が飛ばされ、砂丘をころころと転がり落ちてゆく。呆然と帽子を見送るツマ。オットはそれを見なかったことにしたかったが実際はそうも行かず、夫婦力をあわせてその帽子を救出するため、恐る恐る砂丘を下っていった。 きっと、こういうことなのかもしれない。 砂丘のてっぺんから海岸へ向かう“下り”は“上り”と違って多くの人にまだまだ踏み固められていないのだろう。1、2メートル砂丘を下った辺りで、早くもずぶずぶと蟻地獄の如く両の足が砂に吸い込まれていくのだ。大袈裟でもなんでもない、事実です。のづ写日記を見たでしょう? 「助けてくれえ」 「助けてえ」 夫婦そろって悲鳴。ツマの帽子は風に舞いながら更に転がり落ちていく。酷いところになると足首と膝の中間くらいまで砂に飲み込まれてしまうのだから、いくら急斜面といえども思うように進むことが出来ない。 決定的だったのは、俺がスーツ姿だったことだ。つまり、革靴。ばかです。ツマには、 『鳥取砂丘をナメてはいけません。運動靴持参のこと』 などと事前にメールを送っておきながら、オノレはローファーを砂に飲み込まれ、遭難寸前であった。翌日の日本海新聞に『スーツ姿の白骨死体発見 鳥取砂丘』なんて記事が出るのを想像。 まあ、こんな食後の運動(……)があったせいで、夕食兼呑みはたいへん美味しくいただくことができました。ちょいと値が張ったけれど、生岩ガキが絶品だったので文句はありません。 明日はツマの最終目的である白イカの活造りをやっつける予定。楽しい休日です。
2004年06月14日(月) |
ココロ穏やかなる一日 |
昨日の日曜日をどう過ごしたかって話なんですけど。
8時15分起床。どちらかというと“ぼわーん”と目が覚めた、と言う表現が正しい。 ベッドの中でぼんやりと徳光さんの番組を眺めていた。ちょうどベッドとは反対側にある窓からかなり威勢のいい陽光が差し込んでいる。 「──そうだ、朝の日本海を眺めに行こう」 こういうのはタイミングと勢いです。結婚と同じ。ふと、そんな気分になった俺はさささっと着替えて、デジカメを入れたバッグを肩に部屋を飛び出した。吸い込まれるような青空。とても気持ちがいい。すぐさま車に乗り込み、鳥取砂丘へ向かったわけで。 誰もいない鳥取砂丘で青空の下の日本海を独り占め──なんて考えていたのだけれど、さすがにそううまくもいかず、そこそこの観光客や地元の人々が早くも砂丘の天辺から日本海を眺めているようだった。 砂丘入り口から、砂に足元を取られながら1キロも歩くとちょうど小高い丘の上にたどり着く。この日は最近まで続いた雨を含んでいるせいか、思ったよりも楽に歩みを進めることが出来た。 丘の上は思っていたよりも風が強く冷たくも感じたが、それでもこの青空と日本海の青が目の前にこれでもかと言うくらいに広がっているのを目の当たりにすれば、こんな贅沢な風景はそうは味わえないものだと思った。時刻にしてまだ9時半。これは素敵な日曜日の始まりのような気がするぞ。


下界(?)に降り、部屋の近くのファミレスで朝定食をいただく。滅多なことでは朝食など採らない俺だが、充実の一日を予感させる何かが俺を空腹にさせたのか。 事務所に立ち寄り、いくつかの仕事を整理した後、大型電気店めぐり。そろそろ自宅用パソコンも買い換えたいところなのでその勉強に。このままだと本当に「ジャパネットタカタ」で購入してしまいそうだからな。アレは、俺みたいな素人が買う分には十分のような気がしてしまうから困る。 本屋、レンタルビデオとハシゴして、いったん部屋に戻った。これまでその存在は確認していたけれど、なかなか足を運んでみる気になれなかった「砂丘温泉 ふれあい会館」に行くための準備だ。 ここは鳥取砂丘がある福部村の、砂丘に沸く温泉を利用した公営の入浴施設。ガイドブックによれば『鳥取砂丘にほど近く、ガラス張りの大浴場からは目の前に広がる日本海を楽しむことが出来る』らしい。 へへへ、こんなにいい天気なんだ。昼間っから温泉に浸かって日本海を眺めるなんて贅沢、やらなきゃ損でしょう。コーヒー牛乳もさぞや美味いだろう。 400円の入館料を払って、早速大浴場へ。正直なところ、そこは“大浴場”ではなく“小浴場”程度の大きさしかなく、他に小さなサウナと人ひとりが入れるくらいの水風呂があるくらいのこじんまりとした温泉であったが、ガイドブックにあったガラスの向こうの日本海は本当だった。パノラマに広がる日本海を眺めながら温泉に浸かる──人生のヨロコビはここにあり、という気分だ。 湯船に腰掛け、白い波を見ながら俺はふと思いついた。この砂丘温泉が本日のメインイベントのつもりだったが、もっと素敵なことができるぞ。 それから俺は徹底的に体を温めた。温泉→サウナ→温泉、という水風呂禁止攻撃を3セット繰り返し、身体熱々ノド乾々状態に陥れた。 「さあて、行くぞう」 俺はすぐさま浴場を出て、身体を冷ますことなく洋服に着替え、握り締めた100円でコーヒー牛乳を購入。そのまま車に乗り込み、一気に走らせた。 行き先は、鳥取砂丘海岸。もうすぐ、海水浴客で賑わうだろう大きな砂浜は今はまだ人影は少なく、俺はそこで熱々の身体に心地よい潮風を浴びながらコーヒー牛乳を一気飲み、という作戦に出たのだ。
もう、最高。
波が砂浜に腰掛けた俺のすぐ足元近くまで寄せては返す。頬を打つ潮風がなんとも心地よい。この瞬間にコーヒー牛乳を飲むシアワセ。そして、不定期に繰り返される波の音が日常の雑多なことを忘れさせてくれるようだった。 「さてと……」 俺はバッグから文庫本を取り出した。午前中に立ち寄った本屋で買った一冊だ。潮風と陽光の中で穏やかに本を読む。最高でしょ。



■『解夏』 さだまさし (幻冬舎文庫) 「テレビも見ていない私ですが──」と、大学時代のかわいい後輩 I が薦めてくれたのは、手にするタイミングを逸していたさだまさしの小説だった。映画にもなったりしているので、皆さんご存知でしょう。 視力を徐々に失っていくという病に冒された隆之は、仕事を辞め、故郷の長崎に戻った。ある日、東京に残した恋人の陽子がやってきてこう言う。「長崎に住むわ」 病が進行する恐怖と対峙する孝之とそれを支える陽子。ある日ふたりは出会ったお寺の老人から『解夏(げげ)』の話を聞いた。 波のBGMもいつしか聞こえなくなるくらいに、素直にココロに沁みてくるいい作品でありました。ひさしぶりにさだまさしの作品を読んだ。なにより、大学の後輩から“さだまさしの作品を薦められる”という事実が嬉しいんだか、ちょっと悔しいんだか。 ありがとうよ、 I 。
青空と日本海を眺め、温泉に入って、砂浜で文庫本を読む。バチがあたりそうに満喫してしまった日曜日でありました。 (夕食にふらりと入ったラーメン屋がなんと阪神グッズでいっぱい、なんてケチがついたけど、それはまた別のお話)
2004年06月12日(土) |
楽しみが少ないものですから |
あまり退屈だ退屈だと言うと、なんだオマエは結構鳥取で楽をしているんじゃないか、と思われる向きもあろうが、仕事はタイトである。退屈なのは、その仕事が終わった後だ。 22時過ぎにその日の仕事にケリをつけたと思ってください。鳥取に来てほぼ1ヶ月、ほとんど自炊などしないものだから毎日の食事は外食に頼るわけで、その選択肢が極端に少ないこの街では目ぼしいところは殆ど制覇してしまった。まず夕食をどうするか、で悩む。 テキトーに食事をやっつけて帰宅。関東より民放局ひとつ少ない(テレ朝系がないんです)テレビを観ようとする気もあまり起きず、すぐにシャワーを浴びる。ノートパソコンを起動し、メールなどをチェックする。その大半はメールマガジンって。毎日毎日ココを更新するほどのネタもないのでパソコンにも飽きてくる。 ナニヲシヨウ……。 放心状態が続いたり、意味もなくカーペットの上に寝そべったり。無為な時間だけが過ぎていく。仕事から帰ってきて大人しく寝てしまう、ということを良しとしない性格なのでとりあえず起きてる。こんなんだから“音がしないと寂しい”というだけで付けっ放しにしている深夜の「ジャパネットタカタ」が妙に楽しみになってしまうのです。
ね、レンタルビデオでも観ないと──と言う気分になるのが分かるでしょう。
先日も仕事帰りにビデオ屋に立ち寄った。映画通の友人Wがオススメしてくれたビデオを探してみよう。ついでに他にもなにかオススメがあるかどうか、ケータイのメールでも送ってみよう。 こういう時のリアクションの速さはさすが俺の友人、という感じで、すぐさま彼は──恐らく仕事の手を休めて──アレはどうだ、コレを探してみろ、とメールを送ってきてくれた。 さあ、オススメビデオ観賞記録第3弾です。
■『わが街』 原題は「Grand Canyon(グランドキャニオン)」。そう、アメリカのあの壮大な崖壁のことですね。なんともその内容を説明するのは難しいのですが、すなおに“いい映画だった”というのが感想。 敢えてラストシーンを言っちゃうけど、さまざまな生活の苦悩や葛藤を抱えたふたつの家族がグランドキャニオンを訪れるのです。目の前に広がるグランドキャニオンの景観。 このラストシーンは、あの地を訪れた人なら間違いなくその時の感動を呼び起こさせるものだろうし、まだ訪れたことのない人には「悪いことは言わないから一度グランドキャニオンに行ってみなさい」と強く強く勧めたくなる。
■『ER(緊急救命室)』 ちょっと以前に流行っていたらしいアメリカのテレビドラマ。『騙されたと思って、シリーズの第1巻だけでも観てみろ』という友人Wのメールに素直に従って観てみました。 いかん、ハマりそうだ。テレビドラマなんかのシリーズものはこうなるからなるべく借りないようにしていたのに。だってホラ、『王様のレストラン』とか『熱中時代』とか『きらきらひかる』とか『恋ノチカラ』とか、俺が通うビデオ屋にはそのテのがいっぱいあるんだもん。 タイトルそのまんまを舞台に、さまざまな人間模様が展開される──なんてベタなものじゃないんでしょうが、ぐいぐい引き込まれる作品です。次々と運び込まれる重症患者や急患に、医者、看護婦、事務がそれぞれの役割で対応していくのを観ていると、たまたま自分の現状がほとんど少ない人数での仕事をしているせいか、チームワークでがしがし仕事をやっつけていくというのは格好いいなあ、と。
さあて、明日の日曜日はどうやって過ごそうかなあ。
2004年06月11日(金) |
誰の前で永遠の愛を誓いますか |
特にポータルサイトにしている、というわけではないのだが、朝、出勤してパソコンの電源を入れてインターネットに繋げる時、とりあえず「Yahoo!」を開いてしまう。飛びぬけて便利なサイトということではなく、単に“慣れ”の問題だろうか。検索ができて、ざっとその日のニュースの見出しがあって、ちょいちょい使う“乗換案内”機能があって、似たようなポータルサイトは数多あるけれど、まあひとまず「Yahoo!」を使っていれば事は足りるような気がする。 先日、「颯爽」を呑みながら「Yahoo!」を眺めていたら、こんなニュースがあった。
『園内レストランの店長と店員が象前結婚式』
――ええと、どこからツッコもうか。俺は袖をたくし上げた。 恐らく「ぞうぜんけっこんしき」と読めばいいのだろう。他に読みようがないし。“神前”とか、ちょっとフランクに“人前”というのは聞いたことがあるが、このカップルはどうやら“象前”を選んだ。 “神前”というのはそれこそ神様の前で永遠の愛を誓う結婚式であり、“人前”は「ボクたちの新しい出発と、力合わせてふたりで歩いていきますとかいうことを皆さんの前で宣言します」てなものだろう。 彼らは、よりによって象の前で永遠の愛を誓った。象だよ、象。ぱおーんって鳴くの。 こんな画が想像できる。タキシードにウェディングドレスの若い二人を何千、何万という象が取り囲んでいる。象前結婚式だもの。続いて披露宴会場に場は移るわけだが、やはり招待客は象のみ。長い鼻で巧みにリンゴなんかを口に運んでいる。むこうでは鼻から大量の水を噴出して水浴びしてるし、こちらではぼとりぼとりとウ○コをしている。
記事には、こうある。 『──周囲が02年のオープン以来初の園内挙式を勧め、園も許可した。』 いやいやいや、“初”もへったくれもない。そんなこと、あまりしたくない。象前結婚式だなんてことを安易に人に勧めるものではないと思うが。園も許可すんなよ。人に勧められて象前結婚式に決めた君たち二人にも問題はあるぞ。 だが、しかし。 やっぱり面白い。いろんな画が想像できて、これは面白い。 俺の友人や会社の同僚にも独身のヤツはいるので、ゼヒ「象前結婚式」を勧めてみよう。ただ、あまり奇をてらって「虫前結婚式」なんかになってしまうと体中のそこここがカユくなりそうなのでこれは気をつけたい。
2004年06月08日(火) |
人を見かけで判断してはいけません |
いやもうナニが面白かったって『トイ・ストーリー』ですよ。ディズニーです。ピクサーです。ビデオを返さなきゃならない今度の土曜日までにも一回くらい観ないといかんな、と思うくらいです。 『鳥取で極暇(←何て読むんだ)状態ののづにおもしろ映画をオススメしよう』キャンペーンが鋭意展開中でして、細々とココの閲覧者殿からオススメ映画をご紹介いただいております。本日はその観賞記録第2弾。
『トイ・ストーリー』というディズニー映画があることはきっと誰もが知っているのでしょう。当然、俺も知らないわけではなかったが、映画情報を尋ねるならまずこの彼、という友人Wが真っ先にこの映画を俺に薦めてきたとき、俺は正直なところ、 「えええええええ? トイ・ストーリーぃぃぃぃぃ? デズニーアニメじゃーん。トイ・ストーリーったらアレだろ? 質感が微妙にリアリティのある。どうなのよ、ホントに面白いわけぇぇぇぇ?」 とかなりヒいてしまった。 アニメ作品ということにやや抵抗。数日前にやはりレンタルビデオの『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』なんていうアニメオタクならその作品の素晴らしさを2時間は語ってしまうような作品を観ておきながら、である。海外モノのアニメってあんまりいい印象がないんですよねえ。でもまあ、ここで彼の薦めを無視してまた若手芸人のお笑いビデオなんぞをレンタルしてしまうのも進歩がないので、Wを信用して早速この作品を借りてみた。7泊8日で。どうでもいい。 ストーリーはいい意味で単純明快。アンディという少年が持っている『オモチャ』たちの世界に、ある日、最新機能を備えたオモチャ、バズがやって来た。それまでアンディのいちばんのお気に入りだったウッディはその座を彼に奪われてちょっと面白くない。ひょんなことから、アンディとバズは隣の家に住むシド少年の家に迷い込んでしまう。シドはいつも持っているオモチャを壊しては喜んでいる乱暴者で、ふたりはなんとかこの家からの脱出を図るのだが……。 単純だけど脚本はしっかりこなれてて、『オモチャは大切にしよう』なんて子供への分かりやすいメッセージもあったりする。穏やかな気分で、時々声を出して笑えるほどよく出来た作品でありました。この作品を観ていない人はゼヒ観ていただきたい。 パート2もあるみたいだから、これもしっかりチェックしておかなきゃ。
2004年06月06日(日) |
10,000アクセスを突破いたしました |
もたもたと、途切れ途切れに、こつこつと、時には意地で、ここ『のづ随想録』は皆様の熱いご声援と冷たいノーリアクションのおかげをもちまして本日めでたく10,000アクセスを突破することが出来ました。はい、ここで拍手。 今朝あわてて"10,000のキリ番をゲットした人には”なんて企画をブチあげたのですが時既に遅し。そりゃそうだ、俺が更新した時点で9997じゃあね。きっと記念すべき10,000のキリ番は誰にも気付かれることなく誰かに踏まれたことなのでしょう。 ま、そうなる理由っていうのもあるわけで。 そもそもココは俺の高校時代もしくは大学時代の友人にその閲覧者がほぼ限定される裏道サイトであります。間違っても会社の同僚なんかには読ませられない。俺は年賀状にココのURLなんかを嬉しがって書いたりしているけれど、危うくURL入り年賀状を会社の仲間に出しそうになったときはURLをサインペンでしっかり塗りつぶして投函しました。 こんな駄文でも2年半も認(したた)め続ければそれなりに情報量も増えることになる。情報量──それはつまり、インターネットという世界で『検索にひっかかるキーワード』を指す。ほら、あなたも試したことがあるでしょう、本当に知りたい情報とはまったくかけ離れたサイトが検出されて、とりあえずそのHPを覗いてみたことが。恐らく、世界中の人々が何かの情報を得るためにインターネット上の情報をかき集めるその中に、この駄文のカタマリ『のづ随想録』が一緒に引っかかってしまうことが多くなっているようなのです。
『のづ随想録』の母体となる『マイエンピツ』という日記サイトでは、アクセス解析が出来るようになっています。そこから調べてみると、本日・昨日の『のづ随想録』がどこからリンクされて閲覧されたのかが分かるンです。 これが面白い。 大抵は『Yahoo!検索』で『●●●』『×××』というキーワードで検索した結果にココがヒットしてしまった、ということなのですが、問題はそのキーワードです。 これまでも何度かあったのが『バードコート』(北千住にある劇ウマ焼き鳥屋)、『幸ちゃん寿司』(池袋にある安くて旨い寿司屋)などのグルメ・キーワード。世の人たちも旨いものには目がないということでしょう。そんなキーワードで引っかかったのならば、"情報"とは言えないまでも「旨かった」だの「最高でした」とか「うひゃあ」とかのそこそこに俺なりの感想が展開されているから、まあ許してもらおう。 先日、こんなキーワード──というかセンテンス──で検索された結果が出てきたんですよ。
『俺は白血病なのか』
ああ、そういえば確かにそんなこと書きましたよ(2003年5月17日(土)更新 『睡破』)。 それにしても、"その人"はこのセンテンスでナニを調べたかったのでしょうか。もしかしたら本当に自分が白血病なのかもしれない、と危惧するところがあってインターネットで何かの情報を得ようとしたのでしょうか。 そこで検出されたのが『のづ随想録』とは(実際、このセンテンスで検出されるのはココだけ……)。 出来れば『白血病』『症状』などという直球なキーワードでまず調べるべきだったと思わざるを得ない。「俺は白血病なのか……?」と思い巡らせたとしても、なにも入力欄にそのまま書き込まなくても。
なんだか10,000アクセスとはカンケー無い話になってきましたが、長く続けているとこんなことにも出くわすのですね。 もうしばらくは続ける気力は続きそうなので、これからもよろしくお願いします。
10,009をゲットしたTくん、いつもメールありがとう。『七色いんこ』読んでみようと思います。シブいチョイスですが、漫画喫茶にあるのかなあ。
どうも。 今は正確に言うと6月5日土曜日なんですけど、恐る恐るココを開いてみたらアクセスカウンタがえらいことになっている。
『9997』
まあ、ココをのぞきに来る連中(あんた達のことです)は記念すべき10000アクセスのキリ番号をゲットしたとしても「ふうん」程度にしか思わないんでしょうけど。 リアクション無しを覚悟で『10000アクセス突破記念プレゼント』のご案内をしてしまおう。
運良く10000のキリ番号をゲットした方は是非是非ご連絡下さい。鳥取名産のなんかを宅急便にて送ります。迷惑だとか言うな。
ええ、いま仕事中なんでこれにて。自分で10000を踏むような事にならなくてよかった。
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