時々日刊たえ新聞
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2003年08月30日(土) 旭川の旭山動物園

楽しかったことはぜひ記しておこう。
8月18日、横須賀のかおるさんと加奈ちゃん親子、そしてかおるさんの15才の時(!)からのお友達Tさんが札幌に来た。旅人であるTさんは去年から旭川の「旭山動物園に行きたい!」と言っていた。「旭山動物園には何があるんだろう?」と興味は募るばかり。ついに行ける時がきました!今回のご旅行はメインが動物園だから、余分なものをそぎ落として何ともシンプルに一泊二日!
1日目に旭川まで一気に行くことを提案したのはわたしですが、きついことがわかるや簡単に撤回。それじゃ、1日目は札幌としよう。変更は3人で携帯メールでやりとりしていとも簡単。何て楽な人たち!(笑)
飛行機で北海道入りした3人と新札幌駅で待ち合わせして、そのまま「北海道開拓の村」へ。わたくし幾多のドジをしましたが割愛させて下さい。(現場にいた人だけが知ることが出来た事実!笑)
開拓の村をゆっくり散策、古い建物、雰囲気を十分味わう。途中加奈ちゃんとTさんは工房で水鉄砲を作った。竹筒で作った昔ながらの本格的な水鉄砲です。広い開拓の村には客が少なく、何とものどかな見学でした。小川で裸足になって遊んだ。かおるさんから送られてきたその写真を見ると、我ながら楽しそう。(笑)ベンチに絣の着物と袴着た女性が座っていて動かない。まるで置物のように村の光景にはまっている。白い制服のおまわりさんも動き少なく佇んでいる。タイムスリップした街って感じだね。本当なら月曜日は休館日だそうな。月曜日なのに開いていたってことは、わたしたちってラッキー!?お昼も食べないで見た開拓の村、その後に藻岩山の頂上で氷温ラーメン食べるんだ〜という意欲がわたしたちを我慢強くしたのであった。藻岩山の頂上のお土産物屋さんで「マリモ」に心奪われてしまった加奈ちゃん。大人は「瓶が割れるかもよ」と言ってなるべく後に伸ばそうとする。3年前の島田家ご一行様も道北で「マリモ」を買って子供たちはうれしそうに見せてくれたっけ、子供たちには魅力的なものなんだね。>マリモ

19日は旭川へ。朝が早い。さんちゃんが仕事がお休みになって急遽一緒に行くと言う。よっしゃ!連れて行ってやる!いりちゃんは18日(月)から学校が始まって二日間にわたる実力テスト。お気の毒さま。
予定通りの特急電車、予定通りのバス、なんて順調な旅なんだろう。電車の中で加奈ちゃんの夏休みの「読書感想文」を読ませていただいた。本は「葉っぱのフレディ」これがすごくいい文章なんだ。加奈ちゃんの伸びやかな感性が感じられる。いつかかおるさんのページが復活することがあったら是非掲載して欲しい。

さて旭山動物園の何がステキって、まずペンギン館。ペンギンの泳ぐ水槽の中を人間が歩く。ペンギンの赤ちゃんはぺンギン母さん(父さん?)の両足の下、燕尾服の中に入っていて時折くちばしが見えてそこにいることがわかる。子供を隠しているペンギンを警護するように数匹のペンギンが同じ方向を向いて佇んでいるのがちょっと不気味。(笑)間近で見るペンギンの習性に飽きることなく見入る。
さらに一番の見所はシロクマなのです。シロクマが目の前の水槽で泳ぐ様は、巨大ぬいぐるみが毛皮をなびかせて朗らかに振舞うようで、かわいく美しい。さらに圧巻はシロクマの生息する中に「カプセル」なるものが設置されていて、人間はそこからシロクマを間近に見ることができるのです。シロクマの館に侵入して覗き見る忍者のような気分。(笑)いえ、シロクマに見つめられるカプセルの中に閉じ込められた人間!
北海道に長く住んでいるけれど、旭山動物園がこんなに面白いところとは知らなかった。見学者を興奮させてくれる動物園です。景色もいいです。皆さん行ってみたくなりません?(笑)
かおるさん御一行は帰りの特急電車をそのまま新千歳まで乗って帰路に着く。加奈ちゃんが「今日もお泊りしたいなぁ」と言った。気持ちはわかるね。(笑)凝縮された楽しい旅。一泊の北海道旅行でもこれだけ楽しめますって見本になるね。旅のお供に是非Tさんを!どんな旅にもTさんを抱えて行きたい。感謝。


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