みぃすけの恋愛日記初回はコチラから


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2004年04月30日(金)     ++RIDDLE++ 神様。お願い。


自然に結ばれるまで今の関係を大事にしよう。




そう、リュウと決めた2日後。

仕事帰りにリュウに呼ばれて、ちょっとだけ会った。




そして帰り際。





初チュウをした。




もうドキドキ。

27歳にもなってこんな胸キュンしちゃってていいの?

ってくらい胸が苦しくて。



リュウのキスは私のしたいキスそのままだった。

理想のキス。



だけど、やっぱり私達の間に「付き合う」という言葉はなくて・・・。

相変わらず私はひとり焦っていた。




そのまた二日後。

その日はふたりとも休みで。


私は友人達と遊んでいて、彼は子供と会っていた。


「子供と会ってるからって気にせずに電話もメールもしていいから。」




彼の言葉に甘えてずっとメールしてた。



そして、その日の夜。






「子供送ってくからついでに会える?」




彼の別れた奥さんと子供は私と同じ町に住んでいて、

子供を送った帰りに寄ってくれた。




今日こそはッ


私は変な力拳を掲げながら彼の車へと向った。


私がリュウの車に乗り込むとリュウはいつもの調子で



「サッサと寝ろや、コラッ」
って・・・。



もー。何だよー。

力拳の力が抜けた瞬間、リュウの顔が近付いてきて・・・。



私達は強く抱き合ったりキスをしたりした。

後ろに車が停まってライトで照らされても、お構いなしで抱き合って。



だけど、リュウの口から私の望む言葉は出て来ない。





私は我慢しきれずに言ってしまった。






「付き合うの?付き合わないの?」





可愛気のない聞き方(笑)






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神様。


彼をください。

2004年04月29日(木)     ++RIDDLE++ 好き


初デート翌日。メール



「毒吐き美人に惚れちゃいそう」


「毒牙にガッツリやられてくれ。」


「もうヤラれてるがな。」




翌日から私達は遠まわしに「スキ」って感情をぶつけ合った。



ゴリは相変わらず私をシカトしていて・・・

そしてリュウの事もシカトしていた。





「来週の日曜予約入れさせて」


ゴリとの約束も守らなくて済みそう。

気付けばゴリとの約束の日はホワイトデーで・・・。



「お前、行くの?」


「いや、行かなくていいでしょ。行く気ないし。」


「じゃ、俺が時間潰してやるから空けとけ」


「分かった。空けといてやるわ。」



リュウの一言で、憂鬱な日曜日は一気に天国へと化した。


毎日毎日電話して、一日何十回とメールして

どんどんどんどん好きになった頃、リュウから長いメールが届いた。




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私はリュウの言葉に焦りだした。

やっぱり別れた奥さんと籍を入れるから?

だから私の気持ちを悟って先手を打った?



返信「私もリュウが好き。だけど、リュウの気持ちが分からない。」

返信「何て言うのかな。我侭かもしれんけど

 今こうしてメールしたり電話したりしてるやんか?

 このドキドキ感が純ぽくて心地いい。」




リュウの返信を見て私は嬉しくなった。

同じ事を思っていた。




大人になってからの恋愛は、「いいな。」と思ったら即行動。

即ゲット。キスしたらそのまま最後まで。

そんなスピード恋愛しかしてなかった。

だけど、リュウとは半年以上ずっと友達をしてて、

少しずつ彼を知って、少しずつ好きになって・・・。



付き合うのは簡単。

だけど、それまでの時間てのは今しかない。

今しかないこの感覚、感情を大事にしたい。



同じ事をリュウも思っててくれた。

それが嬉しくて

嬉しくて

嬉しくて

嬉しくて


でも、不安だった。



「別れた奥さんと籍を入れる」

いつまでも心に引っかかる。

多分「付き合う。」という安心要素ができるまでは・・・。




私は焦っていた。

2004年04月28日(水)     ++RIDDLE++ 初デート


「何でも相談できる相手になりたい。」


そんな風に言ってたゴリは翌日から私をシカトした。

DVDをくれる様子は微塵もない。

多分、彼をボロカスに言ったのを根に持ったんだろう。

自分でどこが悪いか聞きたがったくせに・・・(笑)




でも、よかった。


付きまとわれるよりはシカトされてた方が楽だった。





そして翌日。

リュウとの初デート。



仕事を終えたリュウが迎えにきてくれる。

初めてみる私服。

一旦家に帰って着替えたんだ。

それだけの事が嬉しくて。



その時、私はゴリの言葉を思い出した。

「俺の私服姿、カッコイイだろ?」

私はその時、相槌を打ちながら

は?作業ズボンがジーパンに変わっただけじゃん。

って思ってた。


リュウも作業ズボンがジーパンに変わっただけのような格好。

でも、カッコよかった。

背が高くてスラッとしてるのに、胸板だけは厚い。

リュウの体系が全面に押し出されて・・・。

あぁ、ゴリはこんな風に思って欲しかったんだ。

そんな風に思ったらちょっと笑えた。



私服姿のリュウはゴリとは比べ物にならないくらい素敵で


今までにないリュウを見た感じ。



そしてもうひとつ、意外な一面。



案外短気(笑)



車の運転といい、いろんな面でちょっと短気かな。

そう思ったけど、それがまた私達が似た者同士な感じで嬉しかった。




リュウとすごした時間はすごく楽しくて。



楽しくて


楽しくて


楽しくて



気が狂いそうな程楽しくて。。。


でも、私達の関係は特に変化する事なく、その日は家に帰った。



リュウが好き。



今までにないくらい強く思った。





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スキ。

2004年04月27日(火)     ++RIDDLE++ 前妻


まだ、ゴリと付き合ってた頃こんな事があった。







ある日、ゆう珍とショッピングモールへ行った時。

ゆう珍がゲームコーナーへ行きたいと言うので行った。




そして私は太鼓の達人に励んでいた。




その時、後ろから声をかけて来る人がいて。

しかも突然


「下手くそだなー。」



何この人?

ナンパ?

は?

ウザッ



そう思ってシカトし続けた。



その男は何度か声をかけてきたけど、

そのうち諦めて隣のゲーム機へと移った。



横目でチラッと見ると、子供の相手をしてる。

しかも子供の目線に立って、いい父親と言った感じ。




子連れでナンパするか?



そう思ったけど、ほっておいて、私もゆう珍の所へ戻った。





またフとそのナンパ男を見ると、今度は奥さんらしき人もいる。

いい家族と言った感じ。



は?


何あの人???



三人で談笑すると、奥さんはひとり衣料品の方へ歩いて行った。




ナンパ男はまた子供と仲良くゲームしている。






?????




?????




?????





!!!!!





リュウじゃんッ





「何やってんのーッ

 ナンパ男だと思ってシカトしちゃったじゃんかー。」





「自惚れんなッ

 ナンパすんならもっといい女狙うわッ」




















あの時、一度だけリュウの別れた奥さんを見た。



とてもキレイな人だった。



とても仲良さそうな家族に見えた。



リュウは前の奥さんと籍を入れる。



ゴリの言葉が私の胸を締め付ける。






ゴリの言葉だけを信じても仕方ない。


リュウに聞けば一番いい。


だけど、私達は付き合ってるわけでもなくて・・・。




もう、リュウを信じるしかない。


そう思った。



翌々日は初デート。呑み。




頑張るしかない。







こうなったら前妻から奪い取ってやる覚悟だッ







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それは、私自身だったのかもしれない。。。



2004年04月26日(月)     ++RIDDLE++ 妨害


ピッタリ一時間後。

ゴリからの電話。




「今日は思い切ってぶっちゃけ話をしようよ。」



彼が言うに、自分のどこが悪かったのかを知りたい。

どうして自分がリュウに劣ったのかを知りたい。

そんな感じだった。



私は思いっきり言った。



「自分で自分をいい男だって言うトコ。

 何回も『俺のどこを好きになった?』って聞くトコ

 基本的にノリが違うトコ

 嫉妬深いトコ・・・云々」




結局ゴリは全ての意見に言い訳をした。



「自分に自信をつけるために言ってた。

 お前の理想の男になりたかったからお前が俺の

 何処を好きなのかを聞こうとした

 お前の事が好きだから嫉妬してしまった。

 ・・・云々」




結局この人は反省しない。

前進しない。

人の意見を聞くだけ聞いて言い訳して何をしたいんだろう。





「リュウとはとにかく性格が合うし

 やりたい仕事も趣味もよく似てるから。

 リュウと話してると、とにかく楽しいから。」




リュウのいい所を言えばまた言い訳。




「俺だって面白いところはある。

 俺達、喋るようになって割とすぐに付き合うようになって

 だからお前は俺の事を何も分かってないんだ。

 俺だって冗談とか言うし。」




また同じ。人の意見なんて聞いていない。

また自分で自分を面白い男だと言う。


付き合うまでの期間が短いのなんて、性格が合うかどうかに

関係なんてないんじゃないの?

付き合ってからこそが本当なんだから。

大体、貴方は決して面白い人間じゃないですよ。




結局ゴリは私が自分の元に帰る事はないと悟ったのか



「まぁ、俺はお前を応援するよ。

 ただ、俺と同じ会社にいる以上、俺が会社にいるうちは

 会社のヤツと付き合うのはやめてくれ。」




ゴリは近いウチに会社を辞めると言ってた。

だから、自分が辞めるまでは付き合ってくれるなと。

だけど私は漠然と辞めないと分かってる。

彼は所詮口だけの男だから。



「分かったよ。」



そう答えた。

反発したって、自分の意見を押し付けてくるだけだから。



その答えに気分よくしたのか



「俺はお前の幸せを願ってるよ。

 だから何かあったら俺に相談してくれ。

 もし、会社のヤツとかだったら、ソイツがどんなヤツか

 俺が教えてあげれるから。相談のるから。」



と言い出した。





「じゃぁ、リュウはどんな人?」





試しに聞いてみた。





「あぁ、アイツは最低だよ。

 俺いろいろ聞いてたけどさ。

 前の彼女と付き合ってた時も遊びまくってたし・・・」





ほら、結局そうなんだよ。

応援すると言っておきながら、相手の悪い話をする。

結局はリュウと付き合うのがイヤなだけ。

単に妨害したいだけ。

こんな人に誰が相談なんかするかよッ



そう思いながらゴリがリュウの悪口を言い続けるのを聞いていた。



だけど、次の瞬間。

私は目の前が真っ暗になって胸が締め付けられるのを感じた。






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リュウが前の彼女と別れた理由。

「結婚できないのに結婚にこだわるから。」

その理由がこれだったのか・・・。









暗転

2004年04月25日(日)     ++RIDDLE++ またDVD


その日もゴリのプチストーカーっぷりは凄かった。



ようやく仕事を終えて帰る。

ホッと一息。



携帯が鳴る。


着信ゴリ。




「はい・・・。」



「今週の土日、ヒマ?

 休み取るから遊ぼうよ。」



「土曜日も日曜日も約束あるから。」



「じゃぁ、いつならあいてる?」



「さぁ。」



「何だよ、それ。俺と遊びたくないってのか。(半ギレ)」





ウザい。




「その次の日曜日なら空いてる。」



「じゃ、その日予約入れさせて♪(ご機嫌)」




本当にイヤだった。

だけど、なぜかキツく言う事ができなかった。

多少の後ろめたさがあったのかもしれない。




そのままゴリはいろんな話をしだした。


そして私は自分の耳を疑う言葉を聞いた。





「そうそう、今さぁ、俺の車に凄い邪魔な物があるんだ。

 ある人から返してもらった物なんだけどさ。

 それをその人に返そうかと思うんだけど、どう思う?」




飽きれた。


あれ程返せと言われてイヤな思いをしたDVDを

今更また返すと言ってる。




「さぁ。好きにすればいいんじゃないの?」



「何だよそれ。欲しいなら欲しいって言えば?」




これ以上相手にするのもバカらしい。




「じゃぁ、頂戴。」



「分かったよ。大事にしてな。

 で、指輪とかはどうする?」




もう鬱陶しいやら腹立たしいやら。



「あぁ、それは本当にいらないから。」



もう本当に鬱陶しくて私は帰り道の途中だったけど


「もう家付いたから」



そう言って電話を切ろうとした。すると




「今日はいろいろ話たい気分だから1時間後にまた電話する。」







私はそのままリュウに電話した。



「もう本当イヤ。」



「本当ウザイ男だな。」




そのまましばらく話し込んだ。

リュウとウサ晴らしに飲みに行く約束をした。


本当は単にリュウと飲みたかった。






そして本当にピッタリ一時間後。


ゴリから着信




↑ショック
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胸が締め付けられる。

2004年04月24日(土)     ++RIDDLE++ ウザい


それからもゴリの天晴れストーカーぶりは

日に日に凄さを増していった。




付き合い始めた頃。

ゴリが休みの平日。

私が仕事で外へ出ると、それに付いてきたりして

何とか会う時間を作っていた。



だけど、お互いに仕事中はやっぱりやめようと思い

徐々にそれはしなくなっていた。




それを今になって

「今日外に出るなら付いて行っていい?」

って言ってきたり・・・。




私が牛乳配達の代走をしていた時だったので

「牛乳配達付いていっていい?」

って言ったり・・・。



「配達の時は誰がいてもジャマだからやめて」


「前は付いてきてもいいって言ってたじゃん」


「あの時は絶対に付いてくるワケないって分かってたし。」


「じゃぁ、自分の車で後ろから付いて行くから
 そしたら邪魔にならないでしょ?」






「・・・本当、いい加減にしてくれない?」


「何だよ、前と今じゃ違うっての?」






当たり前じゃんか。



仲直りした時に言った。

もう、キスとか絶対されたくなかったからハッキリ言った。




「お互い、一回は嫌いになった相手なんだから

 社内で仲のいい人程度になろうね。」



それにゴリは同意した。



「俺だって一度は嫌いになったんだから大丈夫だよ。」






全然大丈夫じゃなかった。





私はゴリが付きまとう度ストレスやら怒りやらで

精神的に参りそうになっていた。




その時私を癒してくれたのは誰でもなくリュウだった。


何かあるとリュウに電話した。


ゴリの話を笑いながら聞いてくれるリュウ。



「ゴリがそんな必死になるくらい、いい女か?お前」



そんな風に笑いながらも


「ま。あんまりシツコイようだったら俺が何とかしたるよ。」



なんて優しい言葉をかけてくれたり。





徐々にリュウに対する気持ちは大きくなった。


毎晩電話していた。

リュウとの電話が終わった後には楽しすぎて。

夜泣きしそうなくらい楽しくて。

テンション上がりすぎて寝付けないくらい楽しくて。

そして彼も楽しがってくれていて




↑エヘ
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そんな状況が楽しかった。

あの時までは・・・。


2004年04月23日(金)     ++RIDDLE++ DVD


とりあえず、ゴウとは仲直り(?)をした。


その時ゴウが聞いてきた。






「DVDどうする?」






返したくはなかった。



でも、彼に懇願するのもイヤだったから



「どっちでもいいよ。」



そう答えた。




ゴウは、



「じゃぁ、やっぱり返してもらおうかな。

 返してもらってスッキリした方がいいし。」




そんな事をのたまわった。


前に言ってた言葉

「物を返せなんて初めて言った。

 俺にこんな事を言わせるくらい俺を怒らせた女は

 お前が初めてだよ。」



そんなのウソだと思った。


普通に喋るようになっても未だ返せと言う。


結局そういう男なんじゃん。





私はDVDを彼に返した。



意外にもテレビの上がスッキリして気分がよかった。








でも、それからもゴリの物返せ攻撃は続いた。



「そう言えばストラップも返してもらってない。」




???


一瞬何かわからなかった。



携帯に付けてたストラップは返した。



???




「ほら、前にオークション出してくれって言ったヤツ。」






スッカリ忘れてた。


プレミア付くとか言ってたしょうもないストラップ。


どうせ売れないだろうとほったらかしてたストラップ。





細かい。




細かい。




細かい。





本当にイライラする。






大体アンタは私に返してきたZIPPOを

「コレ俺のだよね?」

って言って持ってって使ってるじゃねぇか。





イライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライラオライライライライライライライライラ

↑一個違う(笑




↑調子にのってランキング
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2004年04月22日(木)     ++RIDDLE++ プチストーカー


私の中ですでにゴウと言う人はいなかった。



リュウに言われたヒトコト。

ゴウと付き合ってた事が分かった時のひとこと




「ゴリかよッ」




ゴリ。



あまりにもピッタリな名前だった。




私の中でゴリと化した男は私にしつこく付きまとった。


とにかく以前のように接してきた。

まるで付き合っているかのように。



仕事が終われば毎日電話する。

仕事の合間にはメールする。

今度いつ遊ぼうか。



本当に鬱陶しい。





そして彼の言葉もいちいち押し付けがましくて・・・。






「最近、全然メシ食ってないわ〜。

 痩せそうだよ。」




「・・・・・・。」





「あッ、オマエのせいとかじゃないからなッ」






誰も聞いていないのにひとりでぺらぺラと。





メールにしてもウザかった。






「おはよう!11時間しか寝れなかった!

 12時間は寝たかった!」






意味不明。





仕事中だったので休憩に入ってから返信をした






「あっそう。よかったね。」




また返信が来る





「一時間も待ったのにそれだけですか?

 もっとないの?

 例えばたくさん寝ていいねっとか。」




もうムシした。




またメールが来る





「ヒマだったらメール待ってる」





仕方ないから返信する。





「今、仕事忙しくてあんまりメールできないから。」




また返信が来る






「あ。よかった。

 メールがなかったら泣いてたかもしれない。うるうる」














ウゼッ











私は女々しい男が嫌い。

私はそのメールをリュウに見せた。

ある意味爆笑物のアッパレメール。










↑ツボった。
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「泣けッ」





「バーカ」






私はリュウのこのノリが大好き。

リュウがいてくれたから、私はゴリを殴らずに済んだ。

2004年04月21日(水)     ++RIDDLE++ プチ○○


その日の帰りだった。


私は仕事を終えて家に帰ろうと車に乗った。

ところが、鍵がない。



キーケースをゴウに返したため、私の鍵はバラバラ。

家の鍵はあるのに、車の鍵がない。



カバン。


車の中。


事務所。



あちこち探したけど、どうしても鍵が見つからない。





あとひとつ、考えれるのは。




ゴウに返した物を入れてあった袋。





仕方がないので、私はゴウに電話した。






「今日返した袋に鍵って入ってなかった?」


「気付かなかった。」


「見てもらえる?」


「焼却炉で燃やした。」





愕然とした。


じゃぁ、とりあえず焼却炉を漁るか。


そう思ったらゴウが出てきて



「オレにも責任あるから焼却炉探すわ。」




いい。って言ってるのに、ゴウは聞かずに焼却炉へ行ってしまった。



仕方ない。


私はまた車の中や、カバンを探し始めた。



その時リュウからメールが来た



「まだ仕事してる?」


「車の鍵無くして帰れない。」


「マジで?オレも一緒に探そうか」


「ヤツがおるから・・・。」




ゴウが本当にジャマだった。

ゴウさえいなければリュウに手伝ってもらえたのに。







仕方ないので、私はゴウの元へ行って一緒に焼却炉を漁った。





「もう自分で探すからいいよ。」


私がそう言えば、付き合ってた頃幾度となく聞いた言葉が返る。

「オレは鍵を探す事もしちゃいかん男なのか!」




「オレは心配もしちゃいかん男なのか。」

「オレはお前の家に行っちゃいかん男なのか。」

「オレはお前に電話してもいかん男なのか。」



付き合ってる時から大ッキライだった言葉。


凄く悔しかった。




結局私は一緒に鍵を探し続けた。


そのうち何となく普通に喋るようになって。







スミだらけの焼却炉


スミだらけの顔



お互いの顔を見て笑った。


更にスミを私の顔に塗ろうとしてくるゴウ。


半分羽交い絞めにされて


ヤバい。



と思った時には遅かった。



キスされてしまった。





私はゴウのキスが嫌い。


唇が重なる瞬間舌を入れてきて、

舌を絡ませあうだけのキス。


気持ち悪い。


大嫌い。


早くやめて。













結局鍵は見つからなかった。







↑オエッ
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2004年04月20日(火)     ++RIDDLE++ 敬語


腹が立つ


腹が立つ


腹が立つ





そう思いながら仕事をしていると、ゴウがフラフラ寄って来た。

私は無視して通り過ぎようとしたその時

通りすぎる瞬間



「DVD!!!」



すれ違いざまに言われた。




分かったわよッ


こんな思いするくらいなら喜んで返すわよ。


そう思った。






そして、お昼。

その日は会社の人達とお弁当パーティーで、

私は買出し係として弁当屋に弁当を買いに行った。




弁当を買って会社に戻る途中、携帯が鳴った。

またしてもゴウ。




「はい。」

「あのー、会社では話できないんで、電話させて頂いたんですけど

 今お時間少しだけよろしいですか?」



敬語。


敬語。


敬語。


決して相手を敬う敬語ではない。


相手を見下すための敬語。


ゴウは人をバカにする時に敬語を使う。


文字では伝わらないけど、イントネーションもとても不愉快な言い方。





「あー。無理無理無理

 もう会社帰るから無理。」



苛立って私はそう答えたがゴウはかまわず喋る。



「僕はみぃすけさんがこんな人とは思わなかったので

 今、本当に軽蔑しています。

 物を返せなんて性格悪いと思いますけど、

 こんな事言ったの初めてなんで。

 僕をこれだけ怒らせたのはアナタが初めてなので」





他にも何かゴチャゴチャ言ってたけど、

私はプチンとイッてしまったので覚えていない。






「何言ってんだッ

 じゃぁ聞くけどオマエのどこがいい男なんだッ

 頭悪いのも大概にしてくれッ

 もう会社着くから切るからなッ」




まだゴウは何か言ってたけど一方的に電話を切った。


会社に戻って弁当を置くと何だか妙な胸騒ぎが。。。

慌ててゴウに電話してみた。






↑やりかねません。
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私はこれ以上バカ相手に怒るのをやめようと思った。

2004年04月19日(月)     ++RIDDLE++ 返品



「あげた物全部返して下さい。」





私は、彼の低レベルさに腹が立った。

頭に血が上った。




こんな物いるかよッ


全部返してやるよッ




袋に貰ったものを全部詰め出した。




指輪

CD

ピアス

ポーチ

キーケース

現金


他にもいろいろ



こうしてみると本当にいろんな物をもらっていた。



忘れ物ないかな。



ふと見るとテレビの上にDVDがあった。



私がずっとほしかったDVDのコレクションボックス。






返したくない。





気付かなかったフリをして、私は会社にむかった。


リュウにも事のなりゆきをメールした。





「今のメールでお前が誰と付き合ってたのか分かったわ。

 会社ではあんまり仲良くせんとこうな。

 アイツは自分が可愛い自己中男だから。」



「あげた物を返せ」


そんな事を言うのはゴウくらいだと誰でも分かる。

ゴウはそんな男。





会社についた。

玄関前でゴウがタバコを吸ってた。

私は荷物をそのまま車に残して事務所に入った。

後でゴウがいなくなったらゴウの車に入れておこう。

そう思って。






ところが、ちょっとしてから車を見ると

私の車から荷物は消えていた。




↑どないせぇっちゅーんだ
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勝手に車を開けられた事に腹が立った。

そして、彼の取った行動にまた腹がたった。

2004年04月18日(日)     ++RIDDLE++ 絶滅危惧種バカ


ゴウの発言に私はとてもイライラしていた。

だけど、同時にとても罪悪感にも襲われていて。


ん、でも。きっとコレでよかった。

こうでもしなければゴウはシツコクなる一方。

私も彼も前に進めなかったんだと思うし。


それでも心に引っかかる部分があった私はリュウにメールした。

「彼が別れに快く応じてくれなかったから傷つけた。

 あそこまで傷つけなくてよかったのかなぁ。」



しばらく待ってみたけどリュウからの返信はなかった。


何だろう?どうしてだろう?

リュウはメールをすると仕事で納品中でもない限り

割とすぐに返信をくれていたから気になって。

思い切って電話をかけてみた。


「もしもし」

「あ、ごめん。今大丈夫?」

「あぁ、いいよ。」


いいんだ?電話しても大丈夫なのに返信もくれなかったんだ。

なんだかちょっと寂しくなった。


しかも、リュウの態度はすごくそっけなくて

「なんか、結婚してるのに、そこまで執着されてもね」

と私が言えば

「んー。でも、結婚してる人を好きになったんだから

自分も悪いんじゃないのかな?」



そんな冷たい返事が返ってくるだけで。

私は凄く寂しくて、半分泣きながら電話を切った。

電話を切った後、ひとりでまた泣いていた。



しばらくすると、携帯が鳴った。

着信音はリュウの着信音。

??? 不思議に思って電話に出ると



「ど〜したんだよ〜〜〜ッ!」



いつもの調子のリュウだった。



「さっきはツレがおったもんでごめんなー。」


「だったら切ってくれてよかったのにー。」


「いや、なんか深刻そうな声だったから心配でェ」



凄くホッとした。

そのまま私たちはいろんな話をした。

「あ〜ぁ、明日からイヤだな〜。」


「何が?」


「いろいろとねー。」


「はー。分かった。お前会社のヤツと不倫してただろ?」



「まぁね。」



結局リュウが相手を聞きたがらなかったので

誰かは言わずにいた。


私はリュウのおかげで心落ち着いて眠る事ができた。



そして、その翌日だった。

朝っぱらから一通のメール着信。




↑天然記念物級発言。
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私は頭に血が上るのを感じた。

ていうか、お前。

私の目の前で自分の携帯の私の電話帳削除してたやんけ。


「アドレスはメモが残っていたので。二度と致しません。」


とても不愉快な最後のメール。

2004年04月17日(土)     ++RIDDLE++ 仕返し


ゴウがキレた。

別れの本当の理由を知ってキレた。

とても静かにキレた。


ゴウの声は怒りのあまり震えてて。

ゴウが喋りながら動かす手も震えてて。

でも、それがちょっと滑稽だった。



だけど、ゴウの口から飛び出す言葉たちは

私を大いに苛立たせる言葉ばかりだった。


「オレ、前から言ってただろうが!!

 会社のヤツだけはやめてくれって!!

 特にリュウだけは絶対やめてくれって!!


 イヤガラセだろう!

 オレに対するイヤガラせとしか思えないだろう!

 オレがあれだけやめてくれって言ったのに、何でそうなるんだ!」



私はとても冷静にゴウを見て、そして対応していた。


「気持ちがリュウに行ったのは、自然な事。

 誰かにやめろって言われたからって感情はどうしようもないじゃん。」



そんな言葉が彼を余計に苛立たせたのか、

ゴウは低レベルな暴言を吐き続けていた。


「オマエがオレにそういうイヤガラセをするんだったら、

 オレもオマエに仕返ししてやるからな!!!」







????



一瞬、ゴウが何を言いたいのか分からなくて・・・。



するとゴウは携帯を取り出し32歳とは思えない発言をした。



「オレが今からリュウに電話してやる。

 で、『オレみぃすけと付き合ってたんだけど、オレに飽きたから

 お前のトコ行くって言ってる。』って言ってやる!!!」




私は飽きれるしかなかった。



これ以上この人と話をしても無駄だ。

私はそれ以上口を開かなかった。


ある程度冷静になったゴウが


「お前はオレに何か言う事ないのか?」

と聞いてきた時も無言で頭を横に振った。

「早く帰りたいか?」

そう聞かれて無言で頷いた。



最後に言った彼の言葉も信じられなかった。



「お前って本当に冷たいな。」



そして



「オレ、随分酷い事言ったけど、お前も仕返しするのか?」

また意味が分からなくて何事か聞くと

「お前もオレの嫁さんに電話して、全部言って家庭壊すか?」





↑切なる願い。
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私は無言でゴウの車を降りた。

2004年04月16日(金)     ++RIDDLE++ 戦争


ゴウと別れた翌日。

その日はゴウも内勤で。


彼が内勤の日は、昼ごはんを食べた後に外でタバコを吸いながら

ふたりで喋るのが日課だった。


私は、ゴウに別れを告げた事でちょっとスッキリしてた。

けど、ゴウは、違ってた。



「オマエとは別れたけど、オマエに新しい男ができるまでは

 今まで通り接するからな。ほら、チュウ。」

と言って子供みたいに、口を尖らせてキスをせがむ。


私はハッキリ「イヤ」だとも言えず、うつむいていた。

「なんだよ、チュウもできないのか?

 もう他に好きな男でもできたのかよ。」

怒り口調で言うから、

「そんなのいないよ。」

そう言うしかなくて、結局軽くキスされた。



イヤだった。



気持ちがリュウにある以上、ゴウとのキスはイヤだった。

ましてや、ココは会社だし・・・。

ゴウには、別れる理由は

「結婚できる人と付き合いたいから。」

ってしておいたんだけど、ハッキリ言った方がいいのかな。

なんて思い始めた。



それからも彼は

「オマエ、他に男作ってもいいけど、ずっとオレを一番でいろよ。」

だの、相も変わらず、

「オレ、いい男だと思うんだけどなー。」

なんて言っちゃってて・・・。


今まで土日は休めないから。って言われてデートもほとんどしてなかったのに

「オマエ、今度の日曜日あけとけ。休み取るから。」

って急に言い出したり。

私は、もうゴウとデートしたいとも思わなかった。

今更そんな事言われても・・・。




そして夕方。

もうすぐ私の仕事が終わる時間。

「仕事終わったらどっかで待ってて。話しようよ。」

と言われ、私はついに顔面に感情が出てしまった。

「イヤなのかよ。」

また怒り口調で言う彼。

「別にいいけどさぁ。」

私はすでにゴウが鬱陶しくてならなかった。

別れたいから別れたのに、「会いたい」とか言われても。。


それでも仕方ないので、少しだけ会った。

ゴウの車の中で喋っていると、その日一日だけで、

一体何回目なんだ?ってくらいされた質問をまたされた。


「もう他にいい男見つけたのか?」

「できてないってば。」

「そうか。ウソじゃないよな。」


しばらく他の話をしてたけど、また

「やっぱ他にスキなヤツいるんだろう?」

何の脈絡もなく繰り返される質問。

私の鬱陶しさは限界に達していて。。。

これ以上「いない」といい続けても、彼はシツコクなる一方だろう。



私は、ゴウを切り捨てる覚悟を決めた。

「なぁ、他にスキなヤツできたんだろう?」

私はそのまま下を向いてムゴンになった。

何て言えばいいんだろう。って考えていると

「いるんだな?いるんだろう?」


無言でうなづいた。


「ダレだ?まさか会社のヤツか?」


また無言でうなづいた。


「リュウか?」


また無言でうなづいた。





↑ポチッとな
コメント変わるよ。




戦争の始まりデス。

2004年04月15日(木)     ++RIDDLE++ 別れ


ゴウと別れる。

リュウがスキだから。

前に進むためにはゴウと別れるしかない。



ゴウへの気持ちは冷めていたものの、やっぱり情はあった。

どうしようか悩んだけど、自分に正直に・・・。

やっぱり別れるしかない。


そう決意した。


思いついたら即行動。

リュウにチョコをあげた翌日。

私はゴウに別れを告げた。




その日、私はゴウから貰った指輪を外し、

そしてリュウから貰ったドリームキャッチャーのピアスをして

仕事へ向った。


その日、ゴウはルートに出ていたから

会社で特に話す事もなく一日が終わった。


そして、仕事を終えたゴウから電話がかかってきて

私は、どう切り出していいのか悩んでいた。


「何かあった?」

ゴウが聞いてきた。

今しかない。そう思ってついに話を切り出した。

「うん。いろいろ考えててね。」

「それってオレとの事?」

「そうだね。ちょっと、いろいろと・・・。」

「オレと別れようとか、そういう事?」

「うん。別れよう。」


しばらく沈黙の後、ゴウはとりあえず会いに行くと言って。

そして、直接面と向って話をした。


ゴウは

「オレ、ハッキリ言ってお前と別れたくないよ。

 でも、オマエはもう決めたんだろ?

 じゃ、仕方ないよな。」

と、案外アッサリと別れに応じてくれた。

「オマエが土下座すれば別れないって言うなら

 オレ、土下座でも何でもするよ。





 土下座しようか?」

ゴウの寂しそうな声に何だかこっちまで寂しくなって。


彼が帰った後、私はひとりで泣いた。

別れた事に後悔はしてない。

けど、人を傷つけるってのはこんなにツラいんだ。

偽善的かもしれないけど、私は泣いてた。



その時、ゴウから電話がかかってきて。

私は涙をこらえて電話に出た。

「そういやー、オレの誕生日のお祝いなしかよー。」

元気に振舞う彼の声を聞いて、また涙が止まらなくなっちゃって。


半分声を出して泣いた。

「オマエ、そんな事で泣くような弱い女じゃないだろ。

 よし。オレはこれからもオマエの事名前で呼ぶし、

 これからもオマエとエッチもするし、チュウもする。

 今まで通り毎日電話もするからなッ」


彼の優しい態度に私は元気が出た。

もうダイジョウブ。

私も前に進めるよ。

ゴウと電話を切った後、リュウにメールした。

「別れたよ。不倫ともオサラバ。」


ちょこっとだけメールで会話して、私は眠った。



前に進める。

ごめんね、ゴウ。

ありがとう、ゴウ。


アナタの優しい言葉で元気になれたよ。



↑あうー。
コメント変わるよ。




これからが大変だった。

2004年04月14日(水)     ++RIDDLE++ 決意


事故の一週間後。

バレンタイデーがせまってた。

私はリュウに思いっきり義理っぽいチョコを買った。

とにかくチョコを渡したかったけど、ゴウと付き合ってる以上

冗談ぽく渡すしかなかったし。



今年のバレンタインデーは土曜日。

私は土日休みだから、金曜日にチョコを持って行った。


会社に着いて呆然。

リュウの車がナイッ

リュウ休みッ

ちょっとドキドキしてたのになぁ。


そしたら昼すぎにリュウからメールが来て

「オレのチョコは?」

嬉しくて笑った。

結局、月曜日にリュウの車に突っ込んでおく約束をした。



この時点で、私の気持ちはリュウにまっしぐらと化していて・・・。

もう、義理義理のチョコをあげる気にはならなかった。

本気で気持ちを伝えたかった。



バレンタイン当日にはゴウがチョコを貰いに来るだろうけど。

ハッキリ言って、あげるの面倒。

ゴウにあげるつもりで買ったクッキーミックスで

リュウの為にクッキー作った。





↑やっちゃいました。
コメント変わるよ。





結局私の一番得意とする鬼まんをリュウの為に作った。

リュウにあげる用のは、売り物みたいにちゃんとしたのを作って。

ゴウにあげるのは、残りのたねを全部突っ込んで無理やりハート型に。




バレンタイン当日。

仕事を終えたゴウが来た。

そして、私のあげた鬼マンを見て、迷惑そうな顔をした。



そりゃそうだ。

これから奥さんの待つ家に帰ってごはんを食べるってのに

こんなにデカいハート型鬼マン。

迷惑以外なにものでもないだろう。



私はゴウとキスもせずに家に戻った。

ゴウへの気持ちはスッカリ冷めてて。。。







そして月曜日。

丁度、私は牛乳配達をしていたので、リュウの出勤時間と

私の配達終了時間が同じような時間だったので、手渡しで渡した。


ラッピングにも熱を込めて作ったアソートのようなチョコ類。

リュウからも喜びのメールが来て。




↑ついに。
コメント変わるよ。


2004年04月13日(火)     ++RIDDLE++ 事故


ゴウの事は好き。



多分。




そんな感じだった。

不倫してるって感覚は不思議とない。

ゴウに対してヤキモチを焼く事自体なかった。

奥さんに対してヤキモチを焼く事もなかった。




時折彼とケンカする。

すると必ずゴウは言う

「しばらく距離置こうか。」

私はこういうの、キライ。

気に入らないとすぐに別れ話に持っていったり。



とりあえず、今ひとりになるのも寂しいし・・・。

そんな感じでゴウと付き合い続けてた。

それなりにラブラブでもあったけど。

私の心の中は常に冷静に考えていた。




「この人と一生一緒にいることはないだろう。」



またいつものパターン。

その場限りの恋愛を楽しんでいた。





ゴウと付き合い始めて4ヶ月ほど経ったある日、

リュウからメールが来た。

「今日、彼女と別れた。

 結婚する気ないって言ってたのに、彼女が結婚にこだわるから。

 相手のためにもこの方がいいと思って。」


そんなメールだった。



リュウが別れた。

私は何とも言えない気分だった。


リュウはフリーになった。

けど、私はゴウと不倫関係を続けている。

そして、リュウはナゼ結婚できないんだろうか・・・。



その日はメールでいろいろ会話した。



その後もリュウとのメールの回数はどんどん増えていって。。。

将来的にやりたい仕事の話とか

私の貧乳の話とか

シモネタとか


どんどん私はリュウに対する気持ちが膨らんできて。。。


そして、起こるべくして起こったかのようなあの事故

事故の日の日記参照
↑クリックで飛べるよ




↑ポチッとな
コメント変わるよ。




私の恋愛事情が大きく動き出す。

2004年04月12日(月)     ++RIDDLE++ ヤキモチ


彼とのデートは楽しかった。

お互いゲーセンが好きで、必ずゲーセンに行った。

何かと理屈で固める彼だけど、デートの時はそんな難しい

話をする事もなかったので、気楽で楽しかった。


だけど、普段の生活となると、なかなかそうはいかなくて。

彼はヤキモチ焼きが激しくて、誰彼かまわずヤキモチを焼く。

リュウに対しては特に激しくて、メールチェックもされた。


ちょっと深刻なメールをリュウとした時は必ず削除しておいたので

大事に至るような内容は見られていない。

だけど、例えば、私が神戸に行った後のリュウからの

「神戸の土産待つ」

こんなメール。


友達ならいくらでもありえるメール。

それでも彼は怒る。

「どうして神戸に行く事リュウに言うんだよ。」

って。




彼のヤキモチは他にも飛び火する。

例えばかつてスキだった上司のIさん。

「Iさん、最近やたらとメールしてるけど、相手はオマエか?」

・・・ありえない。




例えば同じ牛乳の仕事をしてる男の人。

ハッキリ言って恋愛感情を持てる相手じゃない。

のに、「アイツと仲良すぎ。あそこまで仲良くする必要ない。」

・・・ほっといてくれ。




例えば23歳の男の子。

彼はいつもニコニコしてて本当に可愛い。弟にしたい子。

そんな彼の文句をゴウが言う。

私は基本的に愚痴聞きはスキじゃないから適当に聞き流してると

「そんなにアイツがいいなら、アイツと付き合えばいいだろう!」

・・・どうしてそうなる。





私は段々疲れてきた。

彼のいない事務所でリュウや他の人達と喋れる時が楽しかった。

でも、そんな場面を見られてしまうと後からネチネチと文句を言われる。



結局、ゴウと話をすると、そんな話。

もしくは会社の愚痴。

そう、とにかく会社の愚痴は多かった。

「あの会社は本当にどうしようもないな。」

「オレが辞める時に労働基準局に密告してやろうかな。」

「なぁ、事務員のオバサン、追い出さない?手を組めばやれるよ。」



彼の仕事が終わって、帰る道すがら、必ず電話をしていたけれど

こんな話ばかりで正直ウザったかった。




↑最低だけど、正直な気持ち。
コメント変わるよ。



そして、気持ちは薄れゆく。



2004年04月11日(日)     ++RIDDLE++ 大人


ゴウはとにかく優しかった。

いや、優しいというよりは私を大事にしてくれてた。


私が「お腹が痛い」と言えば、薬を買って持って来てくれる。

私が「会いたい」と言えば、会社から反対方向の自分の家へ向っていても

Uターンして会いにきてくれる。


その代わり、彼が家に帰ったら一切の連絡は経っていた。


久しぶりの大事にしてくれる相手。

だけど、私は何か不に落ちないものを感じていた。




私のことは大事にしてくれている。

だけど、彼の根本的性格はもっと違うもので・・・。


それは彼の言動に現れてきていた。



「オレって優しいだろ?」

「オレ、いい男だと思わない?」

本当に優しい人がこんな事言うんだろうか?

本当にいい男がこんな事言うんだろうか?



そして、彼がよく言う言葉

「オレは大人だから・・・」




ある日、こんな事があった。






私の仕事は10時出勤。

その日、彼は内勤で、8:30には仕事をしていた。

それが、私が会社へ向う途中に、彼から電話がかかってきた。

「あれ?外に出たのかな?」

そんな風に思いながら電話に出ると

「オレ、もう帰るからッ。あのババァ絶対に許せん。」

何事かと思って話を聞けば、彼と特に仲の悪い事務員Sとケンカをしたらしい。


彼は冷凍庫内の作業をしていたんだけど、別のオバサンに

文句があって、事務所内に入って行って文句を言った。


ところが、Sが横から口を挟んできたからそのままケンカに発展。

怒り狂った彼は、仕事をほっぽり出して帰ると言ってる。



私から見れば、関係ないのに横から口を挟むSさんは精神的ヲバサン。

だからって怒って帰る彼は精神的ガキ。

結局彼は仕事を辞めると言い出したが、最終的には思いとどまった。



「Sに謝った方がいいかな?」

そんな相談をされたので、

「自分が悪いと思うんだったら謝れば?そうじゃないならほっとけ」

そんな適当なアドバイスをしておいた。


翌日、彼はなんだか意気揚揚と私にこんな事を言い放った。

「Sに謝ったぞ。『お互い人間だから感情はどうしてもあるものだけど、

 昨日のことは謝るわ。』って言っておいた。

 Sに大人な所を見せてやったぜ。」



私は呆れて物も言えなかった。

仕事をほっぽって帰るような人が謝ったからって大人?

大人な所をみせてやった?

その前に充分過ぎるほど子供な所を見せたのを忘れた?

彼の神経を疑い始めた事件だった。


「オレは大人だから・・・」

年齢だけ大人でもどうしようもないよ。





**************************************

余談

そういえばこんな事があった。

ある日、会社に財布を忘れた私。

中身は3000円程度だったから、翌日までほっとこうかと思ったけど

彼に話して、仕事帰りに届けてもらった。



↑彼が唯一私に対して高みに立つトコ
コメント変わるよ。




愛人なんだな。って思ったわ(笑)

2004年04月10日(土)     ++RIDDLE++ 土産


ゴウが海外に行く日が近付いてきていた。

行き先は韓国、お土産はピアス。

そして、彼の提案で、おそろのキーケースを買ってもらう事になった。


「キーケース、3個買わなきゃ。」

無神経な彼の発言にちょっとイラッとした。

私と彼とそして、奥さんの分。


「そんなのいらない。」

私がそう言って、ようやく彼は察知したのか、

「ごめん。二個だけ買ってくるな。」

と言った。




彼が帰国の日、私は空港まで彼を迎えに行った。

私へのお土産を家に持って帰るわけにはいかないから。

お昼に迎えに行って、ごはんを食べて。

そしてホテルに行った。


ホテルで愛し合った後、彼からのお土産をもらった。

ポーチ、ストラップ、食べ物。

ヴィトンのキーケース、そしてピアス。


ピアス。。。

彼のシュミを信じて託したけど。。。

彼が買ってきてくれたピアスは、私の誕生石、アメジストの紫色の

大きい石がドーンと付いたホワイトゴールドのピアスだった。



↑心の叫び
コメント変わるよ。



彼とは何かと合わないと思った贈り物だった。

2004年04月09日(金)     ++RIDDLE++ ごめんね


私にはやらなければいけない事がある。


それはリュウとの約束、ドンキデートを断ること。

私はゴウと付き合い始めてからも、

どうしてもリュウと遊びに行きたかった。


何とか行く事はできないものかと考えたけど・・・。

結局私はリュウにメールした。



「3年ぶりにようやく彼氏ができました。

 だからドンキも行けなくなっちゃった。ごめんね。

 またフリーになったら遊んでね。ってフリーになりたくないけど。」



「彼氏できたんか。それは残念。メールも控えるわな。」


ドンキに行く約束は、ゴウのために断った。

だけど、私はこのままリュウと疎遠になりたくなかった。

「メールも控えるわな。」

そのひと言もちょっと寂しくて。




結局それ以来、私とリュウは仲のいい会社の同僚という感じの付き合いになった。


同じノリを持つ彼との会話は楽しかった。

ゴウの喋り方は結構特徴的で、話の強弱がない。

話を聞いてるとイライラする事もあるくらい。

私は素の自分で話ができるリュウとの会話が本当にスキだった。

約束のキャンセルは私としても辛かった。




↑ポチッとしてね。
コメント変わるよ。



最低な考えをしてたと今でも思う。

2004年04月08日(木)     ++RIDDLE++ メール


付き合い始めた私たちはまさに獣。

ケダモノ?


少しでも時間があれば会ってイチャイチャしてた。


子供がいる私と、家庭のある彼。

土日休みの私と、平日休みの彼。

時間を作るのは難しかった。



彼が休みの平日。

私が仕事関係で外出した時に会って一緒に行動したり、

彼が土日の配送でルートを回ってる時に会いに行ったり。


少しでも会っていろんな話をしてきた。

そしてお互いを求める時は、夜中に家を抜け出して

そして、愛し合ったりしてた。




しばらくは、仲良くやってたけど、ある日ついに来た。



私は基本的に携帯を携帯しないタイプだった。

それが、彼やリュウとメールをするようになってから

ようやく携帯を携帯するようになってきて。




彼が休みの日。

その日は奥さんも休みで、彼から連絡が来る事はない。

だから私は携帯を置きっぱなしにしてた。




夜になって、フと気付くと着歴とメール着信があって。

それは彼からのものだった。


「一時間だけ外で待ってる。」


「オレと会話したくない?」



最初の二個のメール。




↑調子にのってランキング
コメント変わるよ。





慌てて電話した。


「オレと話たくないんだろうッッ」


勝手な感情をぶつけてくる彼。

意味が分からなかった。

自分の思う通りにならないと、別れ話に持っていく。

私の一番嫌いな事をされた瞬間だった。

2004年04月07日(水)     ++RIDDLE++ ピアス


「オレ、家庭壊す気ないから。

 それでもいいならずっと一緒にいてあげる。」

「私も壊す気ないから。」

「オマエがもし、他にいい男ができたらオレの事気にせずに

 そっち行っていいからな。でもそれまではオレの彼女。

 ただし、会社のヤツとかはやめてくれよ。」



理解ある言葉を言う彼に、私は安心と共に、ちょっと複雑。

オマエが他の男のとこに行っても全然大丈夫。

そんな事を言われた気がして。。。


「そういえば、オレ今度海外行くんだよ。何かほしい物ある?」

そう聞かれて私は

「ピアスほしいな・・・。」

そう答えた。

「オソロで指輪とかほしいけど・・・。」

声にはならなかった。





結局、家に帰った頃には朝の5時を過ぎていた。

数時間後には仕事にでかける。


そういえば、昨日リュウからメールが来てたっけ。

「バーベキューの土産に全然関係ないもの買ってきたから。

 オマエの荷物置き場に置いておくからな。」


私は会社に着いてすぐ、荷物置き場を見た。


そこにはリュウ愛用のタバコが置いてあって・・・。

その箱とフィルムの間にシルバーのピアスが挟まれていた。



シルバーのドリームキャッチャーのピアス。

すごく可愛くてセンスのいい物で・・・。

そして私がほしかったピアス。

リュウにはピアスがほしいってのは言ってないのに・・・。

嬉しかった。



だけど、ゴウとそういう関係になった以上着ける事はできない。



とりあえず、お礼のメールをしておいた。


「ありがと〜。本当可愛い。」





↑調子にのってランキング
コメント変わるよ。






私はリュウに対して後ろめたい気持ちがしてならなかった。

2004年04月06日(火)     ++RIDDLE++ 天秤


それからの私は今考えても最低な女でした。


話をしてて楽しいのはリュウ。

私を気分よくさせてくれるのはゴウ。


ゴウはちょっと強引で押しが強くて・・・。

本来私はそういうのに弱くて・・・。


付き合って幸せになれるのはリュウだろうな。

でも、ゴウに惹かれる気持ちは止められなくて。



どっちも彼女やら奥さんがいる。

だけど、ふたりとも私に気があるようにしか見えない。



まさに天秤にかけていた。



「ドンキいつ行こうかー」

リュウとそんな話をしては

「オレ、夜の方がいいから夜デートしようよ。」

あからさまに誘ってるゴウの言葉に気分よくなる。



三年近く男の人との駆け引きをしていなかった私には

人の気持ちを大切にするというより、恋愛の駆け引きが

楽しくて・・・。といった感じだった。






そして、運命の分かれ道はとある日曜日だった。

「今度の日曜日にドンキ行かない?」

私はリュウを誘った。が、リュウは

「ごめん。今度の日曜日はバーベキュー行かなかんねん」


結局また約束は果たされなかった。


そしてリュウがバーベキューへ行ってるまさにその日曜日。

仕事が終わったゴウから電話がかかってきた。


「今からちょっと会って話しようか?」

時間は夜中の0時近く。

ココで行けばきっとそうなるだろう。



分かっていて、私はゴウに会いにでかけた。

「今日は嫁さん、泊まりに行ってて帰ってこないんだ。」

あからさまな誘い、気分よくさせてくれる軽いヤキモチ。

中身のない、たわいのない話。

時間はあっという間にすぎて明け方4時も近くなっていた。



「眠いんじゃない?」

ゴウが聞いた。

「いや、別に。」

私が答えた。



その時

「いいじゃん、一緒に寝ようよ。」

そう言うとゴウは私を抱き寄せて


そしてキスをした。

そして私はゴウに抱かれた。




↑調子にのってランキング
コメント変わるよ。


My追加


2004年04月05日(月)     ++RIDDLE++ 男


ある日、みぃすけが仕事から帰ろうとした時。

みぃすけの車の前にトラックが止まっていて車が出せなくて

ちょっと困っていた時、サッと来てくれた人がいる。



その人はゴウ。

彼は他の事務員から結構嫌われてる存在だった。

私はまだ内情は良く分からないけど、ゴウは私が入社したての頃

初めて話し掛けてくれた人で、ゴッツイ彼は見た目もタイプで。



で、てっきりトラックを動かしてくれるものだと思ったら

ゴウはそのまま話だした。



「悩みなさそうでいいねー。」

いきなり言われたし(笑)

「えぇッ悩みくらいありますよー。」

「例えば?」

「彼氏がほしいとかー。」

「男なんていらんだろう?どうせ結婚して安定したいだけじゃないの?」


ちょっとムッとしたから

「別に結婚できない相手でも頼れる存在がほしいんです。」



そう返した。

なぜかこの時、ゴウの顔つきが変わった気がした。

ゴウは妻子持ち。結婚できない相手。

何か勘違いしただろうか。ちょっと思ったら案の条だった。



「じゃ、いいじゃん。

 彼氏なんて作らなくてもオレが遊んであげるし。」



結局そのまましばらくゴウと話し込んでいた。

そしてちょっとショックな事をゴウから聞いた。



「この会社、結婚してるヤツの方が少ないぞ。」

「でも、みんな彼女とかいるんじゃないです?」

「さぁ。オレあんまりそういう事話さないから知らんなー。

 でも、リュウとかはおるよな。」



って。。。。

彼は彼女がいた。あぁ〜。って感じだった。

そういえば、リュウの子供の話を聞いた時に

「バツイチです?」とは聞いたけど

「彼女います?」とは聞いてなかったけ。



結局そのまま私はゴウとも遊ぶ約束をして、

トラックを動かしてもらって家に帰った。



心は揺れ出した。

2004年04月04日(日)     ++RIDDLE++ 約束


彼の名前はリュウ(仮名な。

私が話し掛けて以来、少しずつ彼と話せるようになってきた。

しばらくの間は名古屋に初オープンのドンキホーテの話題だった。

「もぅ行った?」

「まだだよー」

そんな話題でも私にとっては彼と話せるのが嬉しかった。




そして、ある日、ドンキに一緒に行く約束にたどりついた。

私は平静を装いながら心の中では嬉しくて仕方なかった。


「今日、電話するよ。」

帰り際に彼に言われた言葉。

「じゃぁ、電話番号おしえるよ・・・。」

とその時、他の人が出てきてしまったので、「また今度」

そう言って私は家に帰った。


その日の晩だった、こんな事をやらかしてしまったのは・・・。

2003年9月2日の日記参照(ココクリックしてね)



恥ずかしかった。

でも、猫被ってた私にしては、素をさらけ出した瞬間だった。


結局「いつ行こうかー。」そんな話をしたけど、

アイスの会社にとってはまだまだ忙しい時期。

なかなか休みが合わずに約束は実行されずにいた。



そんな中だった。

私の過ちが再び繰り返される事となるキッカケが訪れた。

2004年04月03日(土)     ++RIDDLE++ 始まり


運命の出会いの失恋から数年。

私はある意味運命の出会いをし、

「この人と一生いる事は絶対ない」

と思いながらその人の子供を授かり

そして未婚の母となり、今に至る。

ま、それは連載中なので伏せときますが。



またしても、ヒドい恋愛をした私はスッカリ面倒になっていて

三年ご無沙汰なんて事態になっていた。

彼氏がほしい〜。なんて言いながら、別にそれほどでもなく。

しばらくはママ友達を作る方が楽しかった。


仕事も牛乳配達で人と関わることはなく、時間は過ぎていった。




子供が二歳になった春、私は牛乳配達をしていた会社で

事務として働く事になり、新たな道を歩み始めた。


この会社は本来アイスの会社でコンビニやスーパーに

アイスを納品する男の人がたくさんいて・・・。


だけど、私の仕事は牛乳のため、男の人達と関わることなく

数ヶ月がすぎた。


恋愛はしていた。

前の日記の時に書いていたけど、会社の上司の人。


だけど、真剣な恋愛というより、恋愛している自分が

楽しいというような恋愛で。

ちなみに、その人とは今でも楽しいタバコ吸い仲間。

カッコよくて、面白い彼と喋ってるといろいろ忘れれる。

そんな存在になってます。




そして、ようやく他の男の人達と話せる機会がやってきたのは

6月の飲み会の時だった。


まだ顔と名前が一致しない男の人達の名前がようやく一致して。

私はそれから、いろいろチェックするようになってきた。


「あー。この人は彼女いるのかー。」

「この人こんなに年下なのかー。」

「この人は元々問題外」

「この人、性格ワルッ」

「この人、どういう金銭感覚なんだろう。」


ほっとけ。と言いたくなるようなチェック(笑)

そんな中、「あー。この人いいな〜。」

っていう人がいた。


5歳ほど年上で、バツイチだと聞いていた人の名前。

他にもいろいろ名前でウワサは聞いていたけど、

落ち着きがあって、優しそうで、いい感じ。


カラオケの時隣に座って少しだけ話したけど。。。

翌日からは会社で会っても別に話し掛けてこようともしない。


そんなトコが余計気になって、彼に興味を持ち始めた。

そして、何かのキッカケを探して私は彼に話し掛けた。


少しでも仲良くなりたくて・・・。


2004年04月02日(金)     ++RIDDLE++ 序章


これから書く事は現在のみぃすけの事で。
GUCCIみたいに、過去として出来上がった話ではなく
今現在みぃすけを悩ませる恋愛事情。

洗いざらい全部ぶちまけるつもりです。
多分気分を悪くする人もいるかもしれない。
だけど、自分への戒めとしてココに書き残します。



*************************************


序章


序章として書きたいのは私の過去。

私は18の時に運命の出会いを果たした。

自分ではそう思ってた。


とにかく私はその人に夢中で。

彼の大学が終わって、バイトへ行く。

その移動を一緒にするためにわざわざ電車に乗ってでかける。

会わない日は一日もなかった。

毎日毎日会っていた。


「あー。この人と一生一緒にいるんだ」

そう信じて疑わなかったし、

「サヨナラする時は、死ぬ時だね。」

真剣にそんな事を言ってた。


ところがある日、突然彼の態度がおかしくなって。

今まであれだけ優しかったのが、急に冷たくなって…。

ワガママ絶頂期だったみぃすけはそんな彼の態度に


「もぅいいよ、知らない。別れればッ」

と言って彼の元を走り去った。

いつもなら追いかけてきてくれるはずの彼は、

そのままどこかへ行ってしまった。



そしてその日、彼から電話がかかってきて

「別れよう」

そう言われた。



ふたりの老後までハッキリ見ていた私にとって

彼の言葉はあまりにも衝撃的だった。

衝撃と言うには言葉が足りないくらいの衝撃。

私はその言葉を聞いてあまりのショックに息ができなくなった。


息を吸おうとしても気管支が空気を通してくれない。

物凄い勢いで感情があふれだし、気管支をつまらせたかのように。



私はその後、しばらく彼を取り戻すべくいろいろとあがいた。

夜、彼に電話しても出ない時はいてもたってもいられず、

結構な距離を原付ぶっ飛ばして彼の家まで行った。

電話も一日何回もかけて・・・。

半分ストーカーが入った行為だった。


今でも忘れられない曲がある。

松田聖子の「あなたに会いたくて」

「どんなに愛しても叶う事ない愛もある事など
 気付きもしない程あなただけ愛してた見つめてた
 私のすべてをかけて」


まさにそんな感じで。

でも、結局私の想いは叶えられる事はなかった。

彼への気持ちを振り切るのに三ヶ月はかかった。

付き合っていたのはたった10ヶ月だったのに・・・。






この一生忘れられない失恋をして以来私は恋愛に対して

一歩引くようになっていた。

誰かと付き合っていても「フラれた時用」に心の余裕を作っておいた。

そして、彼以来、「一生この人といる」と思う人には出会っていない。

むしろ「この人と一生一緒にいる事なんてないな。」

そう思いながらその場だけの恋愛を楽しんでいた。


そんな私の心構えのせいなのか。


私は自他共に認める男運の悪い女になった。




そして、今回もまた、同じ過ちが繰り返される。





2004年04月01日(木)     重大発表


えと、いきなりですが、ダーと別れました。



理由はあのボードに行った日の彼の言動が
どうしても許せなかったから。


そして、他に好きな人ができたから。


ダーと付き合う前からいい感じだった人。
ずっと友達してたんだけど、いつしか恋愛に発展。



そしてダーと別れて数週間後。
その人と付き合い始めました。

日記は途中からダーリン入れ替わってたのよね。


そして、先日。
付き合って20日くらいなのに・・・。






フラれました(涙





ワタシ、今とっても鬱です。










はい。今日はエイプリルフール。
この中にウソがあります♪

さて、ウソはどれでしょう♪


下の応募専用メールアイコンクリックして
メール送ってね〜。


正解者の中から、今年も
「ウソ?しょーもなッ」って物を
「ウソ?忘れてたッ、今ごろ届くか?」
って時期にプレゼントしちゃいます♪

応募期間は4/1いっぱい。






正解発表は・・・。

これからちょっとみぃすけの現在の恋愛事情について
ココで連載したいと思うので、それが終了次第発表です。


それまで待ちきれないわ♪ってせっかちなアナタ。
メールフォームに「返事いる」「いらない」を選択する所が
あるので、そこで、「返事いる」にして下さい♪


では、たくさんの応募お待ちしてま〜す。


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