はなこせんせいの日記
教育の現場の様子と気付いたことを折々の出来事に載せて綴ります。

2012年09月25日(火) 語らいって

 遠くて近いアメリカ。
三沢米軍基地の中のレストランへ
ママ磨きバスツアーしてきました。

 2学期、本当に忙しくて
目の回る勢いですが
お母さんたちのサポートにより
無事、行われました。
とくに、入場にご尽力いただきましたママ。
心から感謝します。
ありがとうございました。

 ベースでアメリカ文化を楽しんだことで
お母さんたちもリフレッシュ。
何より私も、たくさん語らうことができて
本当にうれしかったです。

 私はよく「父母会の担任です」ということがありますが
まさに、その通り。
担任が、園児を大切に思うのと同じように
ママたちを愛しているんだな〜おまけに
大きな愛で、数々の私の失態も
許してもらって、今があるんだな〜と
本当に感謝なのです。

 とても楽しい時間を過ごすことができました。

ママ磨きも、あと1回?です。
次回も一緒に磨きましょうね。
ここに集ったご縁も
大切に磨かせてください。
よろしくお願いします。

 日曜日には、マーチング大会がありました。
年長、年中さん
本当によく頑張ってくれました。
成長するって、こういう瞬間だと
目頭が熱くなります。

 保護者の方からも、たくさんの感動のメッセージをいただきました。
ありがとうございました。

 本物で学ばせる。
それが百石幼稚園のこだわりでもあります。
本物のマーチングを体験するために
子供たちは、たくさんの練習をしました。
立つ、並ぶ、歩く。もちろん演奏する。
一つずつの練習で、マーチングの技術よりも
より大きな、心の成長をしていく子供たち。

 「子供たちをよく指導して・・・」と言われますが
指導して、というよりも
子供たちと一緒に、山を登っていく感じ。
先生だけ登ってもダメ、
子供たちが
自分の足で登ってこその
頂上の達成感です。
一緒に苦労したから見える
最高の景色を
日曜日の大会会場で
見ることができました。

 これから、作品展大詰めです。
縦割り保育で、何やら楽しく作っていましたよ。
これもまた、学びの時間。
それぞれの年齢で
自分たちの役割を
自分たちで分担して
考え
協力し
作り上げていました。

楽しみにしていてください。
楽しんで、準備しています。

 幼児期の学びは
机に向かうこと以上に
動き、触れ、感じ取る
本質の学びをしています。
その一端が
マーチングや
作品展に
現れてきます。

 人として、本当に大切なことを
人生で一番素直な
幼児期に
真実の目を持つ
幼児期に
 先に生まれたものとして
どう伝えていけるか。

 教育って、奥深くて
崇高な営みです。

 明日は、遊びのNPOアフタフバーバンさんが来て
劇遊びをしてくれます。
とっても楽しくなりますよ。

毎日が充実しています。

副園長 松橋でした。



2012年09月18日(火) 天使の声

 百石祭り、お疲れ様でした。
どうして今年の青森はこんなに暑いのでしょう!

 秋祭りに、あんなに暑い日があったのは初めてではないでしょうか?
ともかく、無事に終われたことが何よりです。

 いつも、思うのですが今回も、
陰ながら支えてくださったご父兄がいます。
ありがとうございます。

 山車の運行の手伝いを快くしてくださった方。
スタッフの一員として、動いてくださいました。
本当に助かりました。

 お祭りの先頭で交通安全母の会のパレードに参加してから
急いで戻って山車に参加してくれたお母さん。
 嫌な顔一つしないで、時間を工面してくださって本当に感謝しています。
その上、年長さんのお茶出しまで。
 あの時、「ありがとうございます!」って言えてたかな?
言ってなかったかも。後でそればかり考えていました。

 ありがとうございました。

 さまざまなご事情の中でも
力を貸してくださる。本当に助かっています。

 昨今の教育では、教育はサービスか?
サービスじゃないのか?
サービスしないと人は集まらないのか?
 保育は「保育サービス」と言ったりするし
自分の、園のあり方を
日々考える毎日です。

 そんな時、私にとってはまさに
「天使の声」が舞い降りました。

 未就園児の教室で、あるお母さんとお話ししていたとき
「初めてこの幼稚園に来て、「これが幼稚園だ!」って思ったんです。
とても感動したんです。」

 迷っていた私の心に、光がさした瞬間でした。
涙でそうでした。ちょっと出たかも。
 教育は目には見えないといわれるけれども
私たちが大切にしている何かが
きっと伝わったんだ。キャッチしてくださったんだ。
間違っていないんだ。

 迷っていることも、きっと大切な気持ちで
子供の心、保護者の心に寄り添えば
常に試行錯誤の繰り返し。
でも、「こども第一」の気持ちはしっかりと揺るがずに
子供のより良い成長を考えて教育していけばいいんだと
背中を後押ししてくれるものでした。

 教育の基本は家庭にあり。
それを支えるのは、園。
一緒に悩みながら、迷いながら
子育て期を過ごしていく。
 家庭と園は、一つのチームです。

 認定こども園百石幼稚園は
素晴らしいチームメイトに恵まれて
今日もまた、子供たちの未来のために
今日一日を積み上げています。

 もうすぐママ磨きですが
楽しいこともたくさんしましょう。
だって、チームですから
一緒に笑って、一緒に泣いて
かけがえのない「子育て期」を
思い出深いものにしましょう。

 感謝、感謝、感謝の

副園長 松橋でした。
 



2012年09月11日(火) パニック?

 大変お久しぶりでございます。
暑い日が続いている青森。

 2学期はたくさんの行事がありますが
いまいち、子供も大人も
暑さに押され気味です。

 そうは言っても、もう9月の半ばを迎えます。
なんとかしなきゃ!そう思ってはいるのですが・・・・

 日々仕事をしながら
「あれ?今コレしていいんだっけ?」と
軽いパニックになってしまう。
大丈夫か、自分!と気合を入れながら
この2学期を乗り切るのです。

 年長さんも、よくやっています。
本当、忙しいです。
でも、この忙しさの中から
多くのことを学んでいる姿が
しっかりとみられます。

 一日ごとに、たくましく頼もしくなっていく子供たち。
平和で何事もない毎日だからこそ
行事を通じて、しっかりするチャンスを得ているのだと思います。
 当然、「楽ちんなほうがいい!」と
投げ出したくなったり、嫌になる子もいるかも。

 でも、今が頑張りどきと
家庭では癒していただけるといいな。

 最後には「やればできる」という
達成感を残してあげたい。
そこまでもう一歩です。

 職員も、毎日毎日
必死で子供たちに向かっています。
だからこそ、終わった後には涙もでます。

 大人も子供も 人生道場・・・・!

 自分が親になって、心から
「親だけでは育てられない部分があるな」と痛感しています。
そこんとこ、先生達どうぞよろしく、というわけで。
 
 わが子も先生たちに磨いていただき
毎日ほんの少しですが
成長していることを感じます。

 家庭と幼稚園
どっちにもそれぞれの役割があります。

 互いに感謝しながら子供のために力を合わせていきましょう。

 家に帰って連絡帳を読みながら
親の気持ちになっています。
 本当に、ありがたいと思います。

 園に来ては、父母会活動に参加し
当園の保護者の
何とも真剣で、真面目で前向きな姿に
頭の下がるばかりです。
 保護者の皆様、いつもご協力ご理解
心から感謝いたします。
 皆様のおかげで、いい教育ができます。

 さあ、パニックになっている場合じゃないな。
エンジン全開
進むぞ〜

やる気でました。
副園長 松橋でした。

 


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